『継国さん。』第壱話:白詰草
最終話&後書き UPしました。
色々平行してUPしていたので、日々が駆け抜けていきました。疲労度結構蓄積しています。はふはふ。
最終話ではありますが、粗筋やら何やら。ちゃんと明記しておきましょう! かね♪
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『継国さん。』
※注意※
こちらの作品は、継国兄弟を中心に独自設定で進みます。
全章通して、キャラ達の心情を読み解くのに原作一読推奨していますが、双子救済色強め(章が進むにつれ割と甘々)な、双子にとって優しい世界です。
何より、柱達の設定がフリーダム。
鬼殺隊至上主義の皆様、双子愛妄想が苦手な皆様には大変申し訳なく。ブラウザバックを推奨いたします。
本作品では、どちらかというと鬼愛が強いです。
※粗筋全体・第壱話※
継国神社の神主である縁壱は、神社にお詣りに来た者の「死相」を視ることができ、『浄化』することもできた。
人の死は操作するものではない――――。
そう思えばこそ、当人からの相談がなければ能動的になることはないのだが、こと、巫女を務めている胡蝶姉妹が絡むと、何かと事件に巻き込まれてしまう。
一方、継国神社がある継国山の麓、桜町の外れでは、巌勝が古書堂を営んでいた。
彼もまた縁壱と同じく、幽世と現世を行き来する者の一人だ。
巌勝は、幽体と心を通わせ、遺志を継ぐことができた。
それは幽体を『依頼主』とし、依頼を完遂することで成仏する一助を担うという、『退魔』の力の一つであった。
今日も。
二人の元には『依頼主』たちが現れる――――。
『継国さん 継国さん
陽の見櫓の神楽舞 お困りでしたらおいでませ
南の躑躅の山奥に 鬼の屍踏み越えて
継国さん 継国さん
月の見櫓の剣舞唄 泡沫の夢に紡ぎます
北の椿の山奥に ぽとりと首を落としませ
継国さん 継国さん…』
日付も変わろうかという夜半、一人の男性が継国神社を訪れた。
神主である縁壱は寝支度を進めていたところだったが、夜更けにここを訪れる理由は一つと決まっている――。
縁壱は、彼を側へ招き、そっと話に耳を傾けた。
翌朝、古書堂の店主、巌勝の元には、一人の女性が現れた。
己の力を知る者が、何処かで手引きをしている――。
それは全くもって不快極まりないものではあったが、内容を聞く限り放っておく訳にもいかない。
『依頼主』より依頼を受けることにした巌勝は、早速解明に尽力するが…。
※呟き※
戦国時代が一段落着いて余裕が出てきたので、二人の噛み合いそうで噛み合わないw、だけどやっぱり双子なんだね。と言う、すったもんだが描きたくなりました。
罪を許され生まれ変わった巌勝さんと、兄上がやっぱり大好きな縁壱さんとのあり得ない日常。
不思議なお話に絡めて紡いでいけたらと思います。
二人の性格が性格なので、毎回、ドタバタするほど騒ぐには至らないようですが、日を追う毎に、二人の関係にも変化が訪れて…。
次第に、あの頃とは違った未来を紡ぎ始めます。
やがて二人は、大きな渦に巻き込まれ…。
一体どんな結末を、選び取るのか。
どうぞ長い目で、見守ってやって下さい。