もう…何から書こう。
一つはっきり言えるのは、遊郭編。サウンドトラック。絶対欲しい← とにかくこれ。今回の第十話でまず思った。それほど、今回の戦闘シーンのサウンド、心が震えた。耳に届くピアノの繊細な旋律と高音が、激しい戦闘シーンと重低音に折り重なって、天元さんが一層際立って見えた。本当に、映像から音楽から声優さん達から、一つの作品を生み出したこの完璧さ。セミファイナルにふさわしい、遊郭編ラストバトルだった。
鳥肌立ったし、心が震えた。
あかざ戦も凄いと思ったけど、今回は上回ってる。
後半十五分だけ、再生して旦那ともう一回見たけど、同じ感想だった。
「これ…歴代のアニメの中で、戦闘シーン一番じゃね?」
って。うん。煉獄さんもそれはもう、凄かったんだけどね…。音の呼吸をどうやって描くのかとても楽しみにしていただけに、この炎と音の対照的な描写がもう。「譜面が完成した!」ってな譜面のシーンについては、もう、ぶわってなった。鳥肌。
炭治郎くんも遊郭編で大きく成長したね…
何より、夏樹くんの声の作り方。善逸も伊之助もそうなんだけど、…特に今回の血反吐を吐きながらラスト叫び飛び上がった伊之助の、喘ぐような声。堕姫ちゃんの悲鳴。もう…!
何より、ぎゅうちゃんの逢坂さん。本当に、お疲れ様でした…! 嗚呼ヤバい、また涙出そう。凄いです、声優陣。こんなに声だけで感動することってないよ…アニメのクオリティだけじゃない、こっちの魂揺さぶられる。
無限列車編が異常な盛り上がりと興行収入だっただけに、小西さんのプレッシャーも相当だったと思うし、やりきった遊郭編。誰も何も、文句ないと思う。
改めて、声優さんって凄いなって思ったし、アニメって、ここまで作り込めるんだって、勉強させられた。
ファン達の祈りや願いをちゃんと聞き届けてくれて、ここまでのクオリティで駆け抜けた…後一話で駆け抜ける遊郭編。拍手しかない。嗚呼もう。また泣けてきた。
今回、炭治郎くんには日の呼吸の痣が発現。原作通りではあるんだけど、アニメで表現すると、より、縁壱さんに近くなるね。思わず、叫んじゃったw
「炭治郎、炭治郎、炭治郎…!」
って。力んじゃったよ。ああ、斬れ! 斬って! ってな。心の底から思った。ぎゅうちゃん達、大好きだけど。
そして。
激しい「動(戦闘シーン)」が終わった後の、静寂。エンドロールの「静」。
第十話は、最初から最後まで、完璧だった。
何一つ欠けることなく、全てが天元さんの譜面の通りに調和したかのような、作画、声、音、そして、ファン達の熱量。
それを静かに受け止めて流れたエンディング。きっと全国リアルタイムで観ていた誰もが、吐息を漏らしたんじゃなかろうか。あの一瞬。そんな、場面転換だった。完璧だった。
Twitterではufoさんが「ありがとうございました」ってツイートされていたけど、いやいやいやいや。
「こちらこそ。ありがとうございました!」
って思った。
次回はとうとう最終回…。
テレビの前に鎮座坐して、放映を待ちます。
ここまで、お疲れ様でした! ありがとうございました!