なぜ円安が加速するのか！？

こんにちは。
篠原継之助です。

日々、ニュースで目にする為替レート、今年は円安への動きがあり、話題となりましたね。
「円安だから外貨を獲得しよう」と言った言葉もよく聞くかと思います。

友人と飲んでいる時も、円安の話題になることも多く、興味ある方も多いのではと思い、今回「円安」について3回に分けて記事にすることにしました。

今回は、「円安とは何か？」についてまとめています。
次の記事では、法人への影響やメリット・デメリット、3記事目では個人への影響やメリット・デメリットについて書いていきますので、興味ある方はぜひ読んでいただけたらと思います。

１．円安とは

まず、円安についておさらいしていきます。
円安とは、他の通貨に対して日本円の価値が相対的に下がった状態を指します。

例えば、1ドル＝100円だったところから1ドル＝150円になると円安です。
数字の話が苦手な方は、「1ドル」を購入するために必要な金額が100円から150円に上がることをイメージしてみてください。
100円出せば買えた「1ドル」が150円出さないと買えなくなりました。
つまり、円の価値が下がった状態になります。 これが円安です。

反対に円高は、円の価値が上がることを指します。
先ほどと同じく、例を出すと1ドル＝100円から1ドル＝50円になる状態です。
円安の逆で、「1ドル」を購入するための費用が100円から50円で買えるようになりました。
100円出せば2ドルも買えます。
このように、円の価値が上がる状態が円高です。

２．円安になる原因は？

円安になる大きな要因は、日本とアメリカの金利差と言えます。
というのも、通貨の価値は投資家がどれだけ投資をするかによって左右されるからです。

現在、アメリカはインフレを抑えるために利上げを行っています。
日本はというと国内の経済を活発にするために、金利をゼロ近くにする金融政策を打ち出しています。

ここで、金利の乖離が生まれます。
投資家の目線で考えると、金利が高い国へ投資を行う方がメリットか大きいので、円よりドルを購入する動きがとられます。
ドルを買いたい、という人が増えたことにより、その反動で円が売られていきます。

その結果円安となります。

３．さいごに

今回は円安のことをまとめてみました。
次回は法人への栄希やメリット・デメリットについてまとめますので、ぜひ読んでみてください。