徒然草-旅人のつぶやき

Let's live for today! tomorrow may never come。。。

回帰不可 故 我割切 仕事為

2018-04-24 09:43:42 | 出稼ぎ(各種イベント)

相変わらず。イベント会場をウロウロしているといろんな方から問い合わせや相談が。
ボクは運営関係者じゃないのですが… 確かに上層部の方々とは好意にしているけど。

今回は特に「大量生産の商品」をどうとらえればいいのかって事だったな。
あまり深く考えもしていなかったが、良い機会なので出展規約やメールなどを読み返してみた。


で、まずは「●●●フェスタの趣旨」というやつ。

※●●●フェスタは「オシャレにかわいくエコを実践しよう」とはじまったイベントです。
※身体や心に優しいことは地球にも優しいこと。そんな想いから始まった●●●フェスタ。

うん。まぁ、基本的にはそういう事になるかな。チョットだけ違う部分もあるけど。
エコやロハスという趣旨は… 実は創設時にはそんなに強くは無かったんだと思う。
環境省や大阪府、吹田市などの後援を得るためには大義名分は必要だからね。
余談だけれど、究極のエコは「何もしない事」。腹も減らないしエネルギーも使わないww

というわけで、忘備録的に立ち上げの頃からのヒストリーを書き綴ってみる。。。


ボクは第3回からエントリー。雨で中止、第4回の東の広場で移動販売車でデビュー。
でも、第1回目から出店されてる方々とも親身なので立ち上がりのエピソードも知ってる。

初回は「100ブースのフリーマーケット」と「30ブースのハンドメイド」だったらしい。
その30ブースを集めた中心人物とも好意にしているが… 名前は伏せておこう。

で。ボクが出た第4回目。フリマは無く、ハンドメイドだけじゃ無くて雑貨屋さんもたくさん。
ただ、どのお店も「こだわり」は有ったな。値段も、今みたいに安売りの店は無かった。
2008年だから… 10年も経ったのか。そりゃぁそうだ。ポケマルももうすぐ10年を迎える。
異端児?カイジン?変人?「●ンヨン」が関わることになり。出店者も来場者も増加の一途に。

いつごろだっけ?2010年ぐらい?企業ブースが入りだしたの。一気に雰囲気が悪くなった。
テントが統一されたのもその頃かな?大規模なお祭りみたいになったよなって話してた。
まぁ、運営費を稼ぐため、安全を確保するためには仕方がないんだろうと思ったけど。
それでも、会場を闊歩しマイクで元気に挨拶し、必死に会場を回る●ンヨンを支持してきた。

2012年12月18日の1通のメール。●ンヨンが退社。 思いえばここまでが「第一幕」だな。
奇しくもマルシェブーム絶頂期。出店者は莫大になり、会場はお客さんで溢れかえる。
第二幕は「万博春祭り」へと。動物園や遊具やら… まぁ、大多数のお客さんは喜ぶだろう。

この頃から初期から出ていた出店者さんが減っていった。キッチンカーは誰も残ってない。
もちろん、出店者の高齢化も原因の一つだがww 体力的にも厳しい状況に変わったね。
搬入搬出も大変だが駐車スペースから延々と歩かなきゃならない。50歳を超えるとキツイ…
もっとも、移動販売車両は非常に楽をさせてもらってるから。皆さんに申し訳ないほどに。

「レジ袋の廃止」なんてのも有ったね。使い捨てのビニール袋は環境に悪いと。
実際は、イベント終了後にレジ袋がたくさん落ちていたことに起因するわけで。
「ライフサイクルアセスメント」の観点では、ナフサから作るPPやPEは環境負荷が低い。
逆に紙袋などは製造工程で大量のエネルギーを必要とする。どちらがエコか?まぁ… いいか。

おっと、かなり話がそれたな… まぁ、その頃からは規模が拡大したぐらいで現在に至る。


いやいや… 出店者のレベルの低さは急激に高まってるか。はみ出し、呼び込み、安売りなど。
段ボール紙に「全品1000円!」とか「半額セール」とかも多数。チープ感、モリモリ!
ディズニーにスヌーピー、LeeやCoca-Colaなどの著作権、商標権の違反もアチコチに。
商品に誇りを持っている出店者は嫌気がさしただろう。出店料も高額になり、期間も長くなる。

出店者には「安売り禁止」だが企業ブースは何でも有り。一般出店者は更に売り上げは下がる。
ハッピを着てメガホンで大声。挙句は移動販売車のブース内位にまで入り込んでチラシ配り!
なるほど。これが「オシャレでかわいいエコ」な訳ですか… そうなんだ。理想なんだ。

結果として出店者が減るわけで、それを埋めるために審査の基準は更に低くなる。
チャレンジブースの設定に始まり今回からはテーブル出店。誰でもお気軽に出店できるように。
トランク1つ、電車で出店できるからね。ま、アクセサリーなんかはそれぐらいが良いのかも。


「それだけ嫌気がさしてるなら出なければいいだろう」という声も聞こえてきそうですね~ww
なぜボクが出ているのか。まずは「仕事だから」です。商売する場所としては貴重なんです。
お客さんの購買欲は低下しているが、来場者の絶対量は全国一である事は間違いないわけで。
商品、ディスプレイ、接客などで買っていただける方法は有る。ファンも付いてるしね。

だから東京や広島は行かない。完全に「経費倒れ」になる。花苗なんて補充できないしね。
淡路は… 今回は出ます。出していただけるのならばですが… ロケーションは好きだし。
もっとも、東京だけでは無く富山なんかも行かなくなった。このご時世、赤字は出せない。

で、他の理由は「イベント仲間との交流」と、初期から出てる「意地」みたいなものかな。
あと、移動販売車だから他の皆さんよりは労力が半分ぐらいだって事。テントなら出てない。


昨日、ロハス立ち上げ時からの大御所さんと長電話をした。1時間半… スマホが発熱したww
「あの頃のロハスに戻らんかねぇ?どうにかしてよ!」 いや… ボクに言われても…
そう願うけどね。「絶対に無理です。諦めましょう」と伝えました。いや、方法は有るけどね。

どうすれば?出店者数を200店舗程度に減らし、2日間の開催にし、企業ブースを撤廃する。
ただそれだけ。「あの頃の状況」にすればいい訳。ホントに楽しかった頃を再現すればOK。
スタッフ数も減らせ低コストになる。出店者の管理も行き届く。出店者を選ぶことができる。
まぁ… それは出来ないでしょう。ここまで大きくなったものをブチ壊すことは有り得ない。


だからポケマルは「天」を決めてます。けいはんなは96ブースをMAXとしているわけです。
「●ギトリ」のお洒落感、「●●●」の賑わい、「●ルァーム」のフレンドリーな雰囲気。
それがポケマルの原点で、それを維持できなくなれば開催する意味は無いと思ったから。

この程度までならば車両の誘導は2~3人。出店者の管理はボク1人でできる。
次女1人で本部を回し、無線マイクで「モバイル本部」なんての、ウチぐらいだろうね~
効率を考えればこれが最良の方法だと。深北緑地なんて、全てをボク一人でやってるしww
舞洲、GyuU★ポケに至っては何の誘導も無し!これが最強の効率化!ある意味で完璧。。。

もっとも、ポケマルも昔みたいじゃなくなった。音楽隊やパフォーマーはけいはんなだけに。
長女や長男が家庭を持ち本部が維持できなくなったしね。そういう意味では舞洲がファイナル?
音楽隊やパフォーマーに経費をかけるのであれば、その分を広告費に回すようにした。

イベントの主催。何を優先するか。これは「個人」と「企業」だは全く異なってくるのだろう。
企業、いわゆる企画会社としては会場の管理者が最優先。そして自社の運営、お客さんの満足。

でも個人ならば「出店者の満足」を最優先しなければならない。出店者が集まらなければ…
運営費が出ず広告ができない→お客さんが減る→売れない→出店者がさらに減るという悪循環。
最終的にはファイナルを迎えるわけです。出店者さんも生活が懸かってる方もいるのでね。


で。冒頭の「大量生産」というやつ。これが本題だったんだどな…

2013年以降、結果としては「何でも有り」になっているのが現状。違反者もたくさん。
うん… 「大量生産品」の販売を全面禁止したら出店者は半分ぐらいになるかな?
で、違反者を徹底的に排除したら200店舗ぐらいに? おぉ!これぞ理想ではないか!ww

さあて、どうするのでしょう?ボクはもう、意見は言わない事にした。質問はするけれどね。

なぜって?ボクが主催しているわけじゃない。そして… 仕事だから。。。


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