
先日発表された「レディースジョッキーズシリーズ」。
去年まで荒尾競馬場で行われていた「全日本レディース招待」を継承し、高知、名古屋と3競馬場に規模を広げての開催という形となったと考えてよいでしょう。
荒尾には美少女(ちょっと失礼かな?)騎手の岩永千明がいて、高知には18歳の最速50勝の別府真衣、名古屋には歴代最多勝の宮下瞳、初GⅠ出走を成し遂げた山本茜がいます。
どの競馬場も、競馬場として応援したい女性騎手がいることが共通しています。
なにやら優勝騎手当てのプレゼント企画のあるようで、これがけっこうレア物であるらしい。
少なからず私のような全国の色物ファン(ちょっと違う?)他の諸君には、うれしい企画であることでしょう。



かつて日本全国には、約150もの数の競馬場が存在していたらしい。
必ずしも同時期に150場存在していたのかは定かではないですが、それでもその数の多さを聞くと”驚き”と同時に、一体どんな場所で行われていたのかだとか、開催形態はどうだったのだとか、観客や収入はどれくらいあったのだとか、余計なことが気になりもします。
ほとんどが戦前から戦後にかけて盛隆し、そして消えていったとのことですが、そう考えれば今現存して残っている競馬場は、少なくとも戦後の厳しい経済競争に勝ち、近年の価値観の変化や経済状況の変化に対応し生き残ってきた、かつては優秀な競馬場であったのではないかと考えられます。
そんな競馬場の数もいまや”ばんえい競馬”を含めても20場余り。
そのほとんどが存廃問題に揺れているのが現状です。
純粋な?ギャンブルマニア、真摯な?馬券師、はたまた競馬のロマン派・・・諸々の方々には申し訳ないですが、この「レディースジョッキーズシリーズ」の企画は、地方競馬の話題性や新たなファン層の拡大に非常に有意義なものであると思います。
そういえば、十数年前に海外の女性騎手を招待してのレースなどもあったような気もしますが、あの頃よりも地方競馬に関しては女性騎手の数も増え、活躍もし、またインターネットの普及などファンの情報網も比べ物にならないほど拡大しています。
中央の女性騎手の話題も乏しくなってしまった昨今、大いに注目を集める企画なのではないでしょうか?



かつて(1995年~)千葉に住んでいた頃、私は、まだ弱小チームであった千葉ロッテマリーンズの試合を毎年20~30試合も観戦する熱狂的なファンでした。
外野スタンドの一部を除いてはスタンドはいつもガラガラで、いつも同じような顔ぶれのコアなファンがいるのがわかる位の数の観客でした。
そして時代は変わり、いまや千葉ロッテは強くなり、スタジアム内の施設もアミューズメントパークに近いものと変わって、特にここ2~3年のマリンスタジアムは週末はいつも満員御礼状態になるようになりました。
そこでずっと長い間マリーンズを応援してきたコアなファンの一人としては大変嬉しいことの反面、これまでの居場所が窮屈になってしまって困った!?、という感想も正直なところですが・・・。(笑)
そこでコアなファンの一人と自負する私が、今のマリーンズファンを考えるのですが、まだまだヒヨっ子に見えてしまう?(笑)くらいの初心者ファンが非常に多かったということです。
いわゆる一見さん・・・、みたいなファンです。


チームの選手の話をしてもまるで通じない・・・(悲)、雑誌やテレビなどの話題やブームにのってくるだけの”週末レジャー志向”のファン層です。
初めは私も彼らを半分邪魔者のように感じていた(無名タレントファンにありがちな?)こともありました。
野球も知らず、選手の名前すら知らないような彼らが、いつまで球場に足を運んでくれるのかわかったものではないだろう・・・、なんて思っていました。
しかし、どうでしょう。
いまやマリンスタジアムは毎試合、コアな(私にはかないませんが(爆))マリーンズサポーターで超満員です。
一見さんだった彼らが、そこから雑誌を見て、新聞やテレビの話題に興味を持ち、自ら新たに衛星放送やインタネットサイトと契約し、そしてそこに新たな仲間を見つけ、そしてその輪はどんどん膨らんでいったのです。
たぶん、今年の北海道のファイターズファンも熱狂振りも同じようなことでしょう。

そういった、たとえ最初は少しそれ自体の本質から外れるような企画やファンの獲得であったとしても、本当に面白ければそこからファンは自ら情報を集め、二乗式に話題は広がってくるような時代でもあります。
逆に言えば今の時代、どんなプロスポーツもあるいはヒット商品などにしても、大きく発展~成功させるには、固定的な”コアなファン”を増やすことよりも、常に流動的なファン層を飽きさせずに常に獲得し続けていくことが必要なのかも知れません。
その中の何割かがコアなファンとして残り、そしてまた人気は静かな下降線をたどっていく。
実際、本当の勝負はそこからなのでしょうが・・・・・。



そういった意味でも、今回のこの「レディースジョッキーズシリーズ」は意義あるものだと思います。
間違えばその3競馬場のみの盛り上がりで終わってしまうようなレースだけの話題だけでなく、ポイント制にして総合順位を決める、またそれを全国のファンに当ててもらうプレゼント企画は素晴らしい。
そんな私のような”色物ファン”を笑うことなかれ!・・・です。
たまたま、先日のJCBマイルでの山本茜騎手の騎乗振りが少なからず話題になってまだ久しくありません。
どこまで興味を持って見ていたかはわかりませんが、少なくとも当日にそのレースを見ていたJRAの競馬ファンは、まだそれを覚えているはず。
願わくば、JRAの騎手二人も(荒尾ラウンドだけではありますが)参戦するのですから、もっとJRAも宣伝に力を入れてもらいたいものです。
地方競馬の活性化は、下降線をたどっている中央競馬にしてもきっと有意なはずです。
なにかプロ野球で、来期セリーグのチームがパリーグとの交流戦を減らしてしまったことを思い出します。
セリーグ球団としては、ドル箱だった巨人戦を増やしたほうが、観客も入り、広告料、TV放映料などの収入を見込めると考えてのことなのでしょうが、それこそ時代錯誤です。
ファンはそんな見慣れたセリーグ同士の試合よりも、レアな試合を求めています。
いまやファン離れが問題となっている巨人にそれでもまだおんぶにだっこなのでしょうか。
また全国的な注目度といったら、いまや北海道から九州まで球場を満員にできるチームのあるパリーグの試合をひとつでも多くしたほうが意味があります。
ただ目先の利益は自分の首を絞めていることだけなことになぜ気付かないのでしょうか?
まだそれならパリーグとの試合では、北海道物産展をやるとか、九州うまいもの展をやるとか、話題性を呼ぶような企画を考えられないのでしょうか。
各企業の管理職の面々も、そんな大きな心で仕事ができる環境ではないのでしょうね。
悲しいことです・・・・・。
当然NARに関しても同じようなことが言えるのでしょうが・・・。
どうにせよ、少しでもこの「レディースジョッキーズシリーズ」が、盛り上がることを期待しています。
もちろん、茜ちゃんには是非優勝を。。。。、あっ、ホンネが・・・。(爆)
それでは、また。

去年まで荒尾競馬場で行われていた「全日本レディース招待」を継承し、高知、名古屋と3競馬場に規模を広げての開催という形となったと考えてよいでしょう。
荒尾には美少女(ちょっと失礼かな?)騎手の岩永千明がいて、高知には18歳の最速50勝の別府真衣、名古屋には歴代最多勝の宮下瞳、初GⅠ出走を成し遂げた山本茜がいます。
どの競馬場も、競馬場として応援したい女性騎手がいることが共通しています。
なにやら優勝騎手当てのプレゼント企画のあるようで、これがけっこうレア物であるらしい。

少なからず私のような全国の色物ファン(ちょっと違う?)他の諸君には、うれしい企画であることでしょう。




かつて日本全国には、約150もの数の競馬場が存在していたらしい。
必ずしも同時期に150場存在していたのかは定かではないですが、それでもその数の多さを聞くと”驚き”と同時に、一体どんな場所で行われていたのかだとか、開催形態はどうだったのだとか、観客や収入はどれくらいあったのだとか、余計なことが気になりもします。
ほとんどが戦前から戦後にかけて盛隆し、そして消えていったとのことですが、そう考えれば今現存して残っている競馬場は、少なくとも戦後の厳しい経済競争に勝ち、近年の価値観の変化や経済状況の変化に対応し生き残ってきた、かつては優秀な競馬場であったのではないかと考えられます。
そんな競馬場の数もいまや”ばんえい競馬”を含めても20場余り。
そのほとんどが存廃問題に揺れているのが現状です。
純粋な?ギャンブルマニア、真摯な?馬券師、はたまた競馬のロマン派・・・諸々の方々には申し訳ないですが、この「レディースジョッキーズシリーズ」の企画は、地方競馬の話題性や新たなファン層の拡大に非常に有意義なものであると思います。

そういえば、十数年前に海外の女性騎手を招待してのレースなどもあったような気もしますが、あの頃よりも地方競馬に関しては女性騎手の数も増え、活躍もし、またインターネットの普及などファンの情報網も比べ物にならないほど拡大しています。
中央の女性騎手の話題も乏しくなってしまった昨今、大いに注目を集める企画なのではないでしょうか?




かつて(1995年~)千葉に住んでいた頃、私は、まだ弱小チームであった千葉ロッテマリーンズの試合を毎年20~30試合も観戦する熱狂的なファンでした。
外野スタンドの一部を除いてはスタンドはいつもガラガラで、いつも同じような顔ぶれのコアなファンがいるのがわかる位の数の観客でした。

そして時代は変わり、いまや千葉ロッテは強くなり、スタジアム内の施設もアミューズメントパークに近いものと変わって、特にここ2~3年のマリンスタジアムは週末はいつも満員御礼状態になるようになりました。

そこでずっと長い間マリーンズを応援してきたコアなファンの一人としては大変嬉しいことの反面、これまでの居場所が窮屈になってしまって困った!?、という感想も正直なところですが・・・。(笑)
そこでコアなファンの一人と自負する私が、今のマリーンズファンを考えるのですが、まだまだヒヨっ子に見えてしまう?(笑)くらいの初心者ファンが非常に多かったということです。
いわゆる一見さん・・・、みたいなファンです。



チームの選手の話をしてもまるで通じない・・・(悲)、雑誌やテレビなどの話題やブームにのってくるだけの”週末レジャー志向”のファン層です。
初めは私も彼らを半分邪魔者のように感じていた(無名タレントファンにありがちな?)こともありました。
野球も知らず、選手の名前すら知らないような彼らが、いつまで球場に足を運んでくれるのかわかったものではないだろう・・・、なんて思っていました。

しかし、どうでしょう。

いまやマリンスタジアムは毎試合、コアな(私にはかないませんが(爆))マリーンズサポーターで超満員です。
一見さんだった彼らが、そこから雑誌を見て、新聞やテレビの話題に興味を持ち、自ら新たに衛星放送やインタネットサイトと契約し、そしてそこに新たな仲間を見つけ、そしてその輪はどんどん膨らんでいったのです。

たぶん、今年の北海道のファイターズファンも熱狂振りも同じようなことでしょう。

そういった、たとえ最初は少しそれ自体の本質から外れるような企画やファンの獲得であったとしても、本当に面白ければそこからファンは自ら情報を集め、二乗式に話題は広がってくるような時代でもあります。



その中の何割かがコアなファンとして残り、そしてまた人気は静かな下降線をたどっていく。
実際、本当の勝負はそこからなのでしょうが・・・・・。



そういった意味でも、今回のこの「レディースジョッキーズシリーズ」は意義あるものだと思います。
間違えばその3競馬場のみの盛り上がりで終わってしまうようなレースだけの話題だけでなく、ポイント制にして総合順位を決める、またそれを全国のファンに当ててもらうプレゼント企画は素晴らしい。

そんな私のような”色物ファン”を笑うことなかれ!・・・です。

たまたま、先日のJCBマイルでの山本茜騎手の騎乗振りが少なからず話題になってまだ久しくありません。
どこまで興味を持って見ていたかはわかりませんが、少なくとも当日にそのレースを見ていたJRAの競馬ファンは、まだそれを覚えているはず。
願わくば、JRAの騎手二人も(荒尾ラウンドだけではありますが)参戦するのですから、もっとJRAも宣伝に力を入れてもらいたいものです。

地方競馬の活性化は、下降線をたどっている中央競馬にしてもきっと有意なはずです。

セリーグ球団としては、ドル箱だった巨人戦を増やしたほうが、観客も入り、広告料、TV放映料などの収入を見込めると考えてのことなのでしょうが、それこそ時代錯誤です。
ファンはそんな見慣れたセリーグ同士の試合よりも、レアな試合を求めています。
いまやファン離れが問題となっている巨人にそれでもまだおんぶにだっこなのでしょうか。
また全国的な注目度といったら、いまや北海道から九州まで球場を満員にできるチームのあるパリーグの試合をひとつでも多くしたほうが意味があります。
ただ目先の利益は自分の首を絞めていることだけなことになぜ気付かないのでしょうか?

まだそれならパリーグとの試合では、北海道物産展をやるとか、九州うまいもの展をやるとか、話題性を呼ぶような企画を考えられないのでしょうか。
各企業の管理職の面々も、そんな大きな心で仕事ができる環境ではないのでしょうね。
悲しいことです・・・・・。

当然NARに関しても同じようなことが言えるのでしょうが・・・。
どうにせよ、少しでもこの「レディースジョッキーズシリーズ」が、盛り上がることを期待しています。
もちろん、茜ちゃんには是非優勝を。。。。、あっ、ホンネが・・・。(爆)

それでは、また。
