
一年始めの日。
何かを心に決意するというのなら、今年は何も言わないということか。
それが、良いことか悪いことかではなく。
声にしなければ、何も変わらないということは分かっている。
また、言ったもの勝ちの世の中であることも理解している。
はたまた経験上、自分は溜め込むといつかどこかで爆発するという性分であることも承知の上である。
それでこれまで幾度となく失敗を繰り返してきた。
何も言わないということは、それらすべてを相手の思うがまま受け入れるということだ。
利用しやすいバカだと思われることを受け入れるということだ。
それは、たぶん簡単ではない。
ただ、何もかも為されるままに搾取され続けるというつもりは毛頭ない。
別のやり方で、やってみるということだ。
今年はすべてを飲み込んでしまおう。
見せつけてやりたいという気持ちと、自分がどこまでできるか試してみたいという気持ちと。
ゴルフに関しては、原点回帰。
“飛ばす。”
去年は新たにスイングを学び、さまざまな試行錯誤をした。
スコアは別として、少しは進歩したという自負はある。
曲がらない球を打つには、しっかりと振り切ること。
しっかりと振るには、力まないこと。
力まないためには、何も考えずに振れるようになることである。
単純に飛ばすということを考えた方が、今では力まないようになっている。
ある種の自信と、ある意味挑戦。
いま、飛ばす勇気が持てなければ、もうゴルフはやめた方がいいような気がするのだ。
2014年、元旦。
一年後の自分へ。

