

先日浦和競馬場で行われた「プラチナカップ」で3着だった”ロッキーアピール”号が、とうとう引退の運びとなるとか。
川崎所属のロッキーアピールは、名古屋の「かきつばた記念(GⅢ)を制すなど重賞3勝を挙げた実績馬。
年を重ね、川崎に移籍してからグングン力を発揮し、特に短い距離のレースでは南関東でも指折りの韋駄天でありました。
私的には、ロッキーアピールといえば、山崎誠士騎手。
山崎騎手は、千葉に住んでいた頃に南関東で私の好きだったジョッキーの一人です。
名古屋の山本茜騎手同様、偶然にデビューセレモニーの日~当日に現場(川崎競馬場)に居合わせたという縁みたいなものも感じています。
今年も何人かデビューした騎手の初勝利の話題などがチラホラ聞かれるようになりましたが、この山崎騎手はデビューから初勝利、また川崎で頭角を現すまでそんなに時間にかからなかったように記憶しています。
二世騎手、光るセンス、思い切った騎乗。。。
真っ赤な勝負服は、すぐさま穴党の私のお気に入りの騎手となりました。
そんな山崎誠士騎手に初重賞制覇をもたらしたのがこのロッキーアピール号。
私の地元、名古屋のかきつばた記念でというところがまた印象深い理由のひとつでしょう。
最後の最後まで”勝てそうで勝てない”、力はあるのになかなかそれを発揮しきれない、という私の心をくすぐるような馬でした。
(名古屋の誰かさんと同じ???)(笑)
そんなロッキーAも、すでに9歳。
十分にファンの心に刻まれるような活躍を繰り返し、このたびとうとう引退ということなのです。
私はなぜか好きな騎手、好きな馬には惹かれてしまうようで、名古屋の山本茜騎手やウイニングウインド号と同様、たまたま一年で何度かの週末休みでJRAの競馬に出かけて偶然バッタリ!・・・ということもこの馬にはありました。
それも京都で!?
そこで私は、収支を無視してやはり応援馬券を買ってしまうことになったのであります。。。(笑)
さまざまな場所、いろいろな出来事など数多くの巡り合いは、思い入れを深くします。
私の記憶の中では十分、”忘れじの馬”となる資格のある馬。
アリガトさんです。
あの頃の楽しかった私の記憶と共に。
お疲れ様、忘れじのロッキーA。
いつまでも元気で。

一方、木曜笠松の「サラクイーン賞」。
名古屋の注目馬”シンメイジョアー”が、期待通りの走りを見せてくれました。
前走4コーナーで逸走しながらも圧勝して力を示した”マルヨスーパーラブ”を最後の直線、まるで相手にせず子供扱いでしたね。
やはりこの距離では、とことん強い。
まだモマれた経験が少ないのは気がかりですが、それでも今後に向けて十分に夢を見させてくれる結果だったのではないでしょうか?
3歳。。。
シンメイジョアーには、まだまだ未来があります。
今後私にどんな素晴らしいエキサイティングな瞬間を見させてくれるのか、考えただけでもワクワクします。
同じ時間を生き、同じ素晴らしい時間を共有し、そして同じ喜びを味わいたい。
そう思わせてくれる馬が、また新たに一頭出てきた感じで嬉しい限りです。
丸野騎手の騎乗もグレート!
今回はジョアーの気持ちとシンクロした見事なランデヴーでした。
頑張れ、夢見る乙女ジョアー!
彼女のシンデレラストーリーは、
・・・・・・・・・・まだ始まったばかり。。。

それでは、また。
