今年から、名古屋から福山に場所を移して行われた馴染みの深い地方交流重賞「マイル争覇」。
愛知のキングスゾーン、福山レコード勝ち。
まだサラ系レースの歴史があまりなく、中央馬との交流競走がない福山競馬場での記録とはいえ、確かに輝かしいひとつの足跡を残したといえよう。
思えばキングスゾーンも、もはや8歳。
早いものだ。
ちょうど自分が名古屋に帰ってきたのと時を同じくして、2005年の秋に中央から未勝利馬として名古屋競馬場に転厩してきたキングスゾーン。
同時期に名古屋でデビューした山本茜騎手と同じく、自分にとっては縁を感じる馬だ。
このブログを始めたのも、キングスゾーンや山本茜騎手に一番魅力を感じていた頃であったように思う。
折りしもちょうどその時期に、川崎でのGⅠ競走「JBCマイル」に山本茜騎手騎乗でキングスゾーンが出走するということになり、心が躍ったものだった。
まだ未知の魅力に溢れていたキングスゾーンに、積極果敢なレース運びをした山本茜騎手が印象的だった。
歳を重ね、さすがに一時の勢いはなくなった気はするものの、それでも地方交流競走ではいまだ南関東のオープンでも十分に通用する力を見せてくれている。
いまだ「名古屋の顔」としての存在感は健在だ。
ただ最近、交流重賞に現れてくれないのが少々寂しい。
実際にこの馬にとって実を獲る時期の年齢であるには違いないのだが、ファンとしては馬券的魅力があまりなくなってしまっているのが物足りないのである。
ファンとは、本当に勝手なものだ。
それでも、このキングスゾーンのように地方の競馬場を代表するような馬が中央馬抜きで集結し、地方の覇をかけて争うようなレースがもっと盛り上がるならば、そんな嬉しいことはない。
今回の「マイル争覇」も、キングスゾーンにとって当面のライバルであろう兵庫のベストタイザンとの再戦は個人的に興味があった。
前回の対決では負けていたから、「馬券」よりも”勝って欲しい”という気持ちが先にたつ。
こんな風に、もっと地方競馬ファンが興味をもって盛り上がれるレースが増えれば、本当は一番いいのであろう。
ただ、実際には・・・なかなかそうはうまくいってはくれない。
やはり中央のスターホース、中央のファンが参入してこその売上げであることは認めざるをえないし、賞金が下がった地方競馬場にファンが魅力を感じるほどの素質のあるライバル関係の馬が揃うかといえば、なかなか難しいのではないかと思う。
やはり、まだ「打倒、中央馬!」が、地方競馬ファンを盛り上げる合言葉でよいのではなかろうか。
年々、馬のレベルの差が広がっていくばかりの地方の現場関係者の方々のことを考えれば難しい面もある。
ただキングスゾーンには、まだまだやれる力はあると思うだけに、「挑戦」も一つの可能性として残しておいてもらいたいと思うのである。
まったくもって、ファンとは本当に勝手なものである。
今回は見事にベストタイザンに雪辱を果たしたキングスゾーンではあるが、実際、最近は兵庫所属馬のレベルが進境著しいように感じる。
東海地区に遠征し、重賞を勝っていく馬も増えた。
それというのも、やはり賞金面だろうか。
今現在、南関東を除いて一番賞金が恵まれているのは兵庫競馬ではないかと思う。
競走馬は、経済的動物である。
このままでいけば、いずれ名古屋や笠松よりも、兵庫から高いレベルの馬が多く出てくるようになるのではなかろうか。
地元である程度稼げるから、一か八かのチャレンジ精神も旺盛だ。
まだまだ、名古屋も負けてはいられない。
キングスゾーンを倒すようなライバル馬が、早く同じ地元の名古屋から出現してもらいたいものだ。
早くちゃんちゃんにーあぁぁあ!!!!!!!!
って福井出身の子に言われて「?」って感じだったんだが
早くマ●コに入れてって意味だったんだなw
やっぱ方言セックヌはオモロイし燃えるし最高すぎだよな(≧▽≦)