

サクセスブロッケン、レコードV。
ここにきて世代交代レースですか・・・。
トホホ。
買った買わないに係わらず、このブログでは東京大賞典も、川崎記念も、世代交代の期待値を込めてサクセスブロッケンを推していたのに・・・。
思えば前2走のあの引っかかり方、内田博幸騎手の控える競馬教育を考えれば、この東京1600m戦は軸にしてしかるべきだったかも。。。
能力を信じて前2走を買っていたからこそ、ここは買うべきだったかも・・・と相変わらずのあと祭り。
それよりもヴァーミリアンを軸にしたところで、もう負けていたのですがね。
1600はこの馬にしては短いとわかっていながら買ったのだから、それはもう仕方ない結果でしょう。
それにしても相変わらず「武豊」騎手とは相性が悪いなぁ。。。
私が武豊騎手を買うときは来ないし、買わないと来る。
昔から・・・・・。
考えたのですが、それは私が武豊騎手の騎乗馬が世間一般で大本命のときに馬券を嫌っているだけのことなのかも知れません。
今回みたいな少し危うい匂いがする時に買いたくなる。
まるでオッズに吸い寄せられるように。
そういった穴馬のときに、彼の腕を買いたくなるのです。
でも走るのはやっぱり馬。
ジョッキーの腕でどうにかなるのは、ほんのわずかでしかないということなのでしょう。
ましてや意地とか根性とか、そういう類のモノは・・・特に武豊という”天才”には無縁なものなのかも知れません。
・・・とは言っても、今回はオッズ的にもそんなに魅力はなかったのではありますが。。。
今回は、心底彼に頑張って欲しかった。。。
そんな気がしたのです。
それにしても、現在のダート界は役者が揃ってきましたね。
コース、距離、馬場状態・・・ひとつの違いで勝ち馬が替わってしまいそうなほど超一流馬も力は接近しています。
本来、GⅠレースはこうでなくちゃ・・・ね。
上限ギリギリを感じる戦いが、またファンを熱くするように思います。
ただ見事に世代交代叶ったこのレースではありますが、見方によっては”ダート最強”を語るにはまだまだのように思います。
東京ダート1600mというのは、どちらかといえば特殊な部類のコース。
やはりダート界最強を語るには、「大井ダート2000m」でしょう!
これには賛否両論あるかも知れません。
中央のファンの方には、東京ダート2100mや阪神ダート2000mという方もいて当然。
でもやはり「最強ダート王」の称号は、「大井ダート2000m」を勝ってからだと勝手に思い込んでいる地方競馬フリークの私です。(笑)
ドバイも確かに興味はありますが、それよりも今年の帝王賞が早くも楽しみになってきました。
でもよくよく考えてみれば、大井の交流重賞って、今回の上位6頭全部は出れませんよね。。。
中央の出走枠は確か5頭。
このメンバーの他にもスマートファルコン等、まだまだ有力なダート馬もいますよね。
そのどれかが必ず除外になるということ。
残念な気もするし、はたまた地方馬の門戸が狭くなっては地方馬の未来ヘの期待は小さくなってしまうことになるし・・・。
ただただ目の前の売上だけに囚われることも、地方の主催者自らの首を絞めかねませんから、難しいところです。
今後、地方競馬から物凄く強い馬が数多く現れてくる可能性も必ずしもゼロではないでしょう。
もし名古屋などから2頭の夢見る馬が出てきても、中央場所ならまだしも、地方競馬のレースにも出れないとなれば、中央移籍は普通に考えられる選択肢になってきます。
そうなると、ますます地方競馬に強い馬はいなくなることになってしまいます。
そんなことになっていいわけはありません。
目先の売上げ、今後のビジョン・・・さまざまな要素が複雑に絡み合っていますが、まあどの馬もルールの中で、ルールに則ったハードルをクリアして、出走権をもぎ取ればいいだけのことです。
それよりも、これだけの実力差が出てきてしまった原因の方が問題の根本。
賞金差・・・・・。
これだけはどうしようもない現実問題。
歪んだ実情に合わせてルールも変えてしまったら、ますます歪んだ地方競馬の未来になってしまいます。
ここは我慢のしどころ。
でも、明日をも知れないところも数多く存在する地方競馬。
百歩譲って、今の実力差ならば、中央馬が半分くらいで・・・・・ちょうどいいんじゃないですかね?
こんなの関係者の方が聞いたら、怒るでしょうか?
最後にヴァーミリアン。
こんなレースの後にこそ、ドバイへ行って欲しいですね。
去年は激走の反動って、やはりあったように思います。
彼にとって1600mのレースは、あれで良いのかも・・・なんて思っています。
今年こそ、ドバイのヴァーミリアンは面白いと思うけどなぁ。。。

タイトル写真、上写真 「たいようのマキバオー」(第7巻)
講談社 (著:つの丸)