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どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

正統派馬券?邪道派馬券?

2007-01-25 | 東海公営の話
25日(木)、笠松競馬場にて「第31回 ゴールドジュニア(SPⅢ)」3歳別定(ダ1600m右)が行なわれました。
このレースは、その年の最初の3歳戦で、JRA「皐月賞トライアル」の代表選定競走でもあります。
地元笠松期待の”マルヨフェニックス”号は、単勝1.2倍と断然の人気を集めましたが惜しくも2着。
優勝は、金沢から参戦の”マツノショウマ”号で、これで自身重賞2勝目。
こちらも今後の活躍が大いに期待されます。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


笠松「第31回 ゴールドジュニア(SPⅢ)」(3歳別定)
                       ダ1600m右

<結果>

1着 5-5番 マツノショウマ  (桑野等)1:48.4
2着 7-8番 マルヨフェニックス(尾島徹)クビ差
3着 3-3番 ワイティタッチ  (竹下太)1/2



<払戻し>
単勝  5       1720円
複勝  5        190円
     8        100円
     3        250円
馬連  5-8      660円
馬単  5-8     3140円
三複  3-5-8   1500円
三単  5-8-3  16180円

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



このレースは、地元期待の8番マルヨフェニックスに人気が被(かぶ)って、単勝オッズは1.2倍。(1番人気)
2番人気の6番トミノハマチャンが6.0倍で、それ以下は全て10倍以上のオッズを示していました。

ですので、馬連(5-8)が6.6倍なのに対して、馬単(5→8)は31.4倍もつきました。
でも、もしこれで1着2着が逆であったなら、馬単(8→5)は6.1倍と馬連の配当を下回る結果となるところでした。
名古屋や笠松ではよくあることですが、それにしても面白いですね。



そういえば、前開催の名古屋の水曜日のメインレース「ガーネットオープン」も、6頭立てのレースでウイニングウインドに1本被り。
オッズも同様の傾向の数字を示していました。
なにせ6頭立て。
馬単馬券のウイニングウインド1着軸固定のオッズは、途中まで2番人気、3番人気の2頭に対して”1.2~1.4倍”。
馬単のオッズですよ!
裏の目(ウイが2着の馬券)すら買えば損をしてしまう状況に、ますます人気が被ってしまう結果となりました。

あれがせめて途中まで、馬単のオッズがもう少しウイニングウインド1着軸に被っていなかったら、逆に裏目(ウイ2着)で”狙う”ファンも出てきたでしょうから、もう少し最終的なオッズは逆の動きをしていたでしょう。

まさにオッズの数字は生き物。。。
人間の欲望が見え隠れしていますね。(笑)



やはりそれは、オッズを見て馬券を買う人がそれだけ多いということでしょう。
オッズだけで買うかは別として、少なくともオッズに買い目が影響されてしまうのは決して私だけではないですよね?
でも、それってやっぱり邪道
欲望に身を任せて何か大事なことを見失っているような。。。
馬券検討って、本来”的中させること”が目的ですよね。
そのために強い馬を探すのが王道ってもんでしょう。
何か毎日私は間違った馬券検討をしているような気が・・・・・。(汗)



今の時代、スピード指数やらナントカ係数やら、雑誌やTV番組でやっていますが、地方競馬でそんなことやっている人はまさか。。。いないでしょ(笑)
地方競馬って、毎日の配当を見てもわかるように、遠回りなこと考えなくてもそんなに難しいものではないです。
少し慣れてくれば、新聞記事やパドックだけで何頭かに絞れるように(だからこそ超大穴もあるのですが・・・)なってきます。
(それでも南関東は別格かな?特に大井は。)
ただそこからいかに儲けようと考えるところが欲望との戦い。(笑)
自分との、ね。(爆)

馬連なんかだと、よほどの的中率ななければ回収率も上がりませんし、たとえ的中率は低くても馬単や3連単で大きく狙うかどうかが勝負の分かれ道。
私のやり方は賭式を決めません。
そのレースの出走馬などを見比べて、レースの特徴をまず把握します。
よほど1着馬や2着馬が堅いと思えば3連単で勝負ですし、混戦ならば馬連馬券にします。
もちろんレースによっては、馬単、3連複など、その中間もあるでしょう。
あくまで名古屋競馬での、私のやり方ですが。
でも実際、馬を判断する時に迷ってしまい。。。いつも買い目が拡がってしまいます。
だからいつも、私はハナ差逃げ切りくらいの回収率しかありませんね。。。(泣)

それよりも、他の人ってどうやって馬券検討しているのかなぁ~?

ここで少し馬券検討の方法について考えてみようと思います。
細かくやっていたらキリがないですので、あくまで大まかな組分けなんかでしかありませんが。



まずは超正統派から。
これは、自分で馬を見て、そして調教を見て、関係者の話を聞き、またパドックを見て、馬の実力や馬の調子を自分で判断して比較し、強い馬を探してその馬を買うこと。
これが本来の馬券検討の王道でしょう。
でも悲しいかな、これはトラックマンくらいにしかできず、一般のファンには叶わないことです。
ですから、新聞を参考にし、パドックや返し馬を見て、強い馬を探すこと。
私達ファンには、これが正統派馬券師のやり方といえるでしょう。

次に”超”はつきませんが、正統派と言えるのは、過去のデータから強い馬を探すやり方。
今や新聞だけに限らず、ネットや各種ソフトなどにも情報は溢れています。
それらから、各馬の能力の数値化したりした馬券検討の方法は今の流行でもあるようです。
いかにも数値化されて確実性が高いように思われますが、レースは生き物。
ここでの結果は、あくまで”比較的高い確率”の信頼性であるとしか言えないものであります。

しかしながらこのように、穴党、本命党に限らず、どちらにせよ、自分の信じたt強い馬を探すのが、正統派のやり方と言えるでしょう。


正統派とも言えないですが、邪道でもありえないのが、展開予想で馬券を買うやり方。
強力な逃げ馬がいる、比較的逃げ馬が多い、追い込み馬が多いなどのペースや馬群の序列を予想して展開的に有利な馬を探すやり方。
これは、正統派の馬の強さの比較とミックスして考えられれば”鬼に金棒”でしょうが、残念ながら展開予想が完璧に当たることはまずありえません。。。
穴党の方が穴馬を探す時によく使うやり方と言えるでしょう。


さて、ここから少しずつ”邪道”。。。の域に入ります。(笑)
邪道とはいえ、バカにしてはいけません。
こちらの方が、実際高い回収率を収められるかも知れませんし。
まず、騎手で買う買い方。
これは比較的軽度な邪道ですね。
だって馬はドッグレースの犬のように単独で走っているわけではなく、騎手を乗せて走っているわけですから。
見方によっては、本来正統派と呼んでも良いのかも知れませんね。
実際に、連対率40%以上の騎手がどの競馬場にも存在するわけですから、当然その騎手に良い馬が集まることは多いでしょうし、確率的には良いのかも知れません。

でもやたらめったらにトップジョッキーばかりを狙って買うようになってしまったら、アナタは邪道です。。。(爆)

やはり馬の力関係とミックスして考えられればベストなのでしょう。



さあ次から、本格的な邪道です。(爆)
さっきも述べましたが邪道とはいえ、それが回収率が悪いやり方というわけではありませんので。。。
それはオッズで買う買い方です。
もちろん、馬券収支を考えればオッズは必要不可欠な要素ではあるのですが、ただ馬のことを何も考えず、ただオッズだけを見て馬券を買うようになったら相当重症です。
”常に2番人気の1点買い”なんて言うのはまだ軽症。
賭式にはこだわらず、常に倍率5~6倍のところに”ベット”感覚で投票するファンもいるようです。
最近私も、これが一番回収率は良いのかも、、、なんて思い始めてますが。(笑)

それでもこれでは競馬を楽しむことができませんし、やはり邪道は邪道です。
やはりオッズは、馬券検討の”最後の仕上げ”程度に考えたいものです。
だって全てのファンが邪道(オッズ買い)になったら、それこそオッズは意味を無くしてしまいます。
ちゃんとした正統派がいればこそ!の邪道であると言えるでしょう。
オッズ買いは、ある意味”処世術”みたいなものの一種なのかも知れません。



邪道の極み。。。と言えるのが統計学的な買い方。
何度も言いますが、邪道だから間違っている。。。というわけではありませんよ。
これは競馬の本質的な楽しみ方から逸脱しているだけであって、的中率、回収率なんかは良いのかも知れません。

いまや”ゲートバイアス”などという考え方もあるようで、コースによって有利な枠などがあることが統計学的にみて証明されているようです。
でも、地方競馬にはちょっと・・・・・。
毎週同じところを同じような馬が走っているわけだし。。。(笑)
今週のコースのこの辺が軽い・・・とかいう話なら別ですけど。
それはゲートバイアスとは別の話(予備知識)であると言えるでしょう。

あと”出目”とかで予想するやり方も、たとえ当たるとしても邪道に違いはないでしょう。
あくまで予備知識として・・・・・程度にしておきたいものです。

だってコレら統計学的な予想の仕方って、その日そのレースの出走馬のことなんて何も考えられてないでしょ???
それは競馬ではなく、宝くじですよね。



思うに、正統派でも邪道でも、そんなことはどちらでもいいのです!
それぞれ複雑に絡み合ったこの競馬という難解なパズルが解け、その推理が見事的中したときの喜びというのは、何事にも変えられません。

正統派の馬券検討、邪道の馬券検討、そのすべての要素が完璧に頭の脳細胞にインプットされたとしても、多分それでも馬券は全て当たることはないでしょう。

ただ、少しでも多くのことが考えられたら、その分レースも面白く見れると思って考えています。


でもやはり、最終的に儲からなければ意味がないので、
やっぱりオッズは見ちゃうでしょうね。

私は邪道だ~~~~。(笑)



それでは、また。




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