
高知競馬所属の花本正三騎手が、11月4日付けで笠松へ移籍したようです。
花本騎手といえば、今はなき益田競馬デビューの29年目のベテラン、そのスマートな騎乗が魅力のいぶし銀ジョッキーです。
今年4月からの笠松での短期騎乗では、その確かな腕を笠松のオールドファンに十分に見せつけて、笠松を中心にわずか半年で32勝もの勝ち星を挙げました。
あの有名なミスターピンクこと内田利雄騎手が、帰る場所を持たない”さすらい”ジョッキーならば、この花本騎手は、ホームを転々と替えて地方競馬を渡り歩く”渡り鳥”ジョッキーと言えるのではないでしょうか。
彼はその風貌、雰囲気なども、まさに”渡り鳥”という言葉の表現がそのままぴったり当てはまるような魅力的なオジサマです。(笑)
29年目、44歳にしての新たなる挑戦。
笠松競馬といえば、今や益田や高知と同様に明日をも知れない存廃に揺れる苦しい現状ではあるものの、いまだ中央交流競走の数も豊富で遠征にも意欲的、時に全国でも通用するような有力馬が出現する可能性も秘めた競馬場です。
時に人の人生を左右するものはただお金ばかりではなく、高いところに挑戦しようとするその意欲そのものなのかも知れません。
彼の選択が、正解であらんことを祈ります。
益田、高知と決して華やかでなく、また必ずしも恵まれていたとは言えないその環境の中、コツコツと長年に亘り培ってきたそのキャリアを生かし、彼が新たな笠松の地で活躍してくれることを期待しています。
いまや笠松では、アンカツ、アンミツ、川原、柴山など多くの競馬界の宝と呼べるような一流ジョッキーを失い、その輝かしき伝統すらも喪失しかけています。
現笠松のジョッキーがどうのこうの・・・という話ではありません。
積み上げられた輝かしい歴史や素晴らしい技術は、本来、人によって伝えられるべきもの。
その伝えるべきはずの優れた人材を大きく失ってしまっている現状なのですから、現在の笠松の若き職人達にはかえって不幸な時代と言えるのかも知れません。
そんな中での花本騎手の移籍。。。
彼の笠松競馬における存在は、意外と重要な意味を持ってくるのかも知れません。
たとえ”勝てる”ジョッキーでなくとも、ベテランが伝えられるものはそんなことばかりではないでしょう。
持っている経験値はたぶん、現在の若いジョッキーとは比べ物にならないほど多いことは間違いないのでしょうから。
これからの笠松競馬は、堂々の現リーディングジョッキー東川騎手、馬を追ったら右に出るものはいない濱崎騎手、センス抜群の若きエース尾島騎手などと共に、花本騎手がいぶし銀のテクニシャンとして大いにレースを盛り上げてくれることでしょう。
これまでさほど目立った大きなタイトルがなかった花本騎手が、もし今後笠松のリーディングジョッキー争いに食い込み、交流重賞でも獲ってしまうようなら、それはそれでひとつのドラマのようではありませんか!?
ただ現笠松のジョッキーの方々には、”そうは甘くはないゾ!”ってところも見せて欲しい気もします。。。
それでは、また。
<花本正三騎手>
地方通算成績
15037戦 2003勝-1946-1959
(勝 率 13.3%)
(連対率 26.3%)
花本騎手といえば、今はなき益田競馬デビューの29年目のベテラン、そのスマートな騎乗が魅力のいぶし銀ジョッキーです。
今年4月からの笠松での短期騎乗では、その確かな腕を笠松のオールドファンに十分に見せつけて、笠松を中心にわずか半年で32勝もの勝ち星を挙げました。
あの有名なミスターピンクこと内田利雄騎手が、帰る場所を持たない”さすらい”ジョッキーならば、この花本騎手は、ホームを転々と替えて地方競馬を渡り歩く”渡り鳥”ジョッキーと言えるのではないでしょうか。
彼はその風貌、雰囲気なども、まさに”渡り鳥”という言葉の表現がそのままぴったり当てはまるような魅力的なオジサマです。(笑)
29年目、44歳にしての新たなる挑戦。
笠松競馬といえば、今や益田や高知と同様に明日をも知れない存廃に揺れる苦しい現状ではあるものの、いまだ中央交流競走の数も豊富で遠征にも意欲的、時に全国でも通用するような有力馬が出現する可能性も秘めた競馬場です。
時に人の人生を左右するものはただお金ばかりではなく、高いところに挑戦しようとするその意欲そのものなのかも知れません。
彼の選択が、正解であらんことを祈ります。
益田、高知と決して華やかでなく、また必ずしも恵まれていたとは言えないその環境の中、コツコツと長年に亘り培ってきたそのキャリアを生かし、彼が新たな笠松の地で活躍してくれることを期待しています。
いまや笠松では、アンカツ、アンミツ、川原、柴山など多くの競馬界の宝と呼べるような一流ジョッキーを失い、その輝かしき伝統すらも喪失しかけています。
現笠松のジョッキーがどうのこうの・・・という話ではありません。
積み上げられた輝かしい歴史や素晴らしい技術は、本来、人によって伝えられるべきもの。
その伝えるべきはずの優れた人材を大きく失ってしまっている現状なのですから、現在の笠松の若き職人達にはかえって不幸な時代と言えるのかも知れません。
そんな中での花本騎手の移籍。。。
彼の笠松競馬における存在は、意外と重要な意味を持ってくるのかも知れません。
たとえ”勝てる”ジョッキーでなくとも、ベテランが伝えられるものはそんなことばかりではないでしょう。
持っている経験値はたぶん、現在の若いジョッキーとは比べ物にならないほど多いことは間違いないのでしょうから。
これからの笠松競馬は、堂々の現リーディングジョッキー東川騎手、馬を追ったら右に出るものはいない濱崎騎手、センス抜群の若きエース尾島騎手などと共に、花本騎手がいぶし銀のテクニシャンとして大いにレースを盛り上げてくれることでしょう。
これまでさほど目立った大きなタイトルがなかった花本騎手が、もし今後笠松のリーディングジョッキー争いに食い込み、交流重賞でも獲ってしまうようなら、それはそれでひとつのドラマのようではありませんか!?
ただ現笠松のジョッキーの方々には、”そうは甘くはないゾ!”ってところも見せて欲しい気もします。。。
それでは、また。
<花本正三騎手>
地方通算成績
15037戦 2003勝-1946-1959
(勝 率 13.3%)
(連対率 26.3%)
レスが遅くなりまして申し訳ありません。
当方、ほとんどコメント投稿がないもので、見過ごしてしまいました。。。(汗)
ところで花本騎手なのですが、もう十分にこちらのファンの方々には馴染んでいるようですよ。
突然パッとやってきて32勝もしちゃうんですから、当然ですよね。
その腕前は、もう十分に承知致しております。
あだ名は、花ちゃん・・・ですか?
なんか憎めないニックネームですね。。。(笑)
勝てるジョッキーならば、きっとすぐに常連さんにはそう呼ばれるようになると思いますよ。
私も、花本騎手が高知にいた時以上に活躍されることを応援します。
それでは、また。
いつでもお越しください。