
道営ホッカイドウ競馬は、2年後の2009年度より旭川開催を取り止め、本格的な経営改善への歩を進める方針のようです。
あえて2年後というのは、直接そこで働く方々の生活の保障を少しでも考えてのことでしょうか?
とはいえ、これは一般社会で言えば、会社が生き残るためのリストラのようなものなのでしょう。
我々一般サラリーマンがここ十年数年、これまで経験してきた血を見るような苦しい思いを、とうとう夢を与えるはずの競馬社会にも起こりえようとは悲しいことです。
経費節減、構造改革、そしてリストラへという流れは、一般の企業の経営再建の流れそのままです。
いくら経済優先の社会とはいえ、経営者により会社という虚像の存続が最優先され、本来それを支えるべき、いやそれまで支えてきた末尾の従業員だけにその火の粉が降りかかってくるのは、これまで同様見るに耐えません。
しかしながら、ひとつ会社が倒産してしまえば、まわりの社会に与える経済的な悪影響の連鎖が計り知れないことを考えれば、それも致し方ないことなのでしょう。
いつでも弱きものは、涙を呑むしかありません。
ついついそういった視点から物事を考えてしまう私は、そういう意味ではすでにブルジョアジーからプロレタリアート的な人間に成りきってしまっているのかも知れません。
道営競馬は10年度までに収支均衡が達成されなければ、翌年度は全廃となるそうです。
旭川開催を取り止めることによって見込める経費節減額は、約2億円。
その金額であとの2年間、門別、札幌で何ができるかがホッカイドウ競馬の未来を決めることとなるのでしょう。
ここ数年に起こった私の周りの出来事をひとつひとつ振り返って考えてみれば、経済優先のこの社会でこのままただ何もしなければ、ホッカイドウ競馬が消え行く運命にあることは確実なことであるように感じています。
それが経済社会の自然な流れ。
それが社会の正義というもの?
ホッカイドウ競馬といえば、馬産地に一番近い地方競馬。
その他の地方競馬場に与える影響も計り知れないものがあるはずです。
連鎖倒産。。。
そんな言葉が頭をよぎりました。
他、地方競馬場とて苦しい状況には変わりありません。
このまま何もしなければ、たぶん、ひとつ、またひとつと地方競馬上が消え行くことは間違いないように思います。
文化、歴史。。。
思えば、これまでの廃止された競馬場のことを振り返ってみれば、もはや何を訴えるかは存廃の争点ではないようです。
実際に地方競馬がこの経済的状況を打破しなければ、そのための方策を打っていかなければ、悲しいかな、社会は地方競馬の存続を許してはくれないでしょう。
とことん経費を切り詰め、ただ延命させるようなことも今となっては必要でしょう。
ただしかし、その結果得られるものは、廃止が1年後になるのか、3年後になるのか、はたまた10年後か、それだけの違いのようにも思います。
思えば思うほど、考えれば考えるほど、地方競馬のたどる道は、あるひとつの方向にしかないように思えてしまうのです。
今現在、ギャンブルという切り口で考えてみれば、比較的競艇界が元気なようです。
でも十数年前、競艇と地方競馬ってこんなに人気に差があったのでしょうか?
競艇界は、この10年間、何をしてきたのか?
先手先手で新しい試みを試行錯誤し続け、少しずつファンを獲得してきたのではないでしょうか?
地方競馬界はいつも後手後手。
まあ各地方競馬場のバラバラの主催者が行っている地方競馬でありますから一概に比較はできないのでしょうが、それでも各地方競馬場が何もしなかったと言われてもそれは間違いではないでしょう。
しかしながら、もはや時すでに遅し。
末期患者に施せるのは、もはや延命治療しかないのかも知れません。
延命治療がもたらすのは、それは生きる苦しみのみ?
悲しいかな、それも事実なのです。
そういった意味において、このホッカイドウ競馬の2年間は地方競馬の未来を決める重要なものであるように思えます。
少ないながら、まだその他の地方競馬場に比べれば、選択肢は残されています。
それは民営化なのかも知れません、また新しい枠組みの再編なのかも知れません、はたまたさらなるイメージアップ戦略なのかも知れません。
そこに情熱のある人間がいる限り、決して可能性が消えてなくなることはありません。
北海道は馬産地に近い。
馬に関係して生活している人々も多い。
そこには、まだまだ関係者の方々の情熱が十分に残っているように思えます。
きっとチャンスはまだあるはずです。
極論を言えばですよ・・・、
例えば・・・ですよ、
もし仮に・・・ですよ(笑)
茜ちゃんが世界的に著名なGⅠレースを勝ったりしちゃって、
彼女が国民的ヒロインになるようなことにでもなったとすれば?
イチローや荒川静香みたいに、
総理大臣から何か貰えるようなことにでもなったとすれば?
そうなればいくら名古屋競馬に赤字が何百億円あろうとも、名古屋競馬はすぐには潰せないでしょ?(笑)
世論が許しませんよ、そうなったら。 ~\(゜O゜)/
私たちの世界って、そんなものです。
あくまで、ものすごい極論の話なのですが。。。
とにもかくにも、これからのホッカイドウ競馬に注目です。
私も、たまにはホッカイドウ競馬を買ってみるかな・・・・・?
微力ながら、私も地方競馬を愛する一人として。 v(^_^)
(写真は園田競馬場内)
あえて2年後というのは、直接そこで働く方々の生活の保障を少しでも考えてのことでしょうか?
とはいえ、これは一般社会で言えば、会社が生き残るためのリストラのようなものなのでしょう。
我々一般サラリーマンがここ十年数年、これまで経験してきた血を見るような苦しい思いを、とうとう夢を与えるはずの競馬社会にも起こりえようとは悲しいことです。
経費節減、構造改革、そしてリストラへという流れは、一般の企業の経営再建の流れそのままです。
いくら経済優先の社会とはいえ、経営者により会社という虚像の存続が最優先され、本来それを支えるべき、いやそれまで支えてきた末尾の従業員だけにその火の粉が降りかかってくるのは、これまで同様見るに耐えません。
しかしながら、ひとつ会社が倒産してしまえば、まわりの社会に与える経済的な悪影響の連鎖が計り知れないことを考えれば、それも致し方ないことなのでしょう。
いつでも弱きものは、涙を呑むしかありません。
ついついそういった視点から物事を考えてしまう私は、そういう意味ではすでにブルジョアジーからプロレタリアート的な人間に成りきってしまっているのかも知れません。
道営競馬は10年度までに収支均衡が達成されなければ、翌年度は全廃となるそうです。
旭川開催を取り止めることによって見込める経費節減額は、約2億円。
その金額であとの2年間、門別、札幌で何ができるかがホッカイドウ競馬の未来を決めることとなるのでしょう。
ここ数年に起こった私の周りの出来事をひとつひとつ振り返って考えてみれば、経済優先のこの社会でこのままただ何もしなければ、ホッカイドウ競馬が消え行く運命にあることは確実なことであるように感じています。
それが経済社会の自然な流れ。
それが社会の正義というもの?
ホッカイドウ競馬といえば、馬産地に一番近い地方競馬。
その他の地方競馬場に与える影響も計り知れないものがあるはずです。
連鎖倒産。。。
そんな言葉が頭をよぎりました。
他、地方競馬場とて苦しい状況には変わりありません。
このまま何もしなければ、たぶん、ひとつ、またひとつと地方競馬上が消え行くことは間違いないように思います。
文化、歴史。。。
思えば、これまでの廃止された競馬場のことを振り返ってみれば、もはや何を訴えるかは存廃の争点ではないようです。
実際に地方競馬がこの経済的状況を打破しなければ、そのための方策を打っていかなければ、悲しいかな、社会は地方競馬の存続を許してはくれないでしょう。
とことん経費を切り詰め、ただ延命させるようなことも今となっては必要でしょう。
ただしかし、その結果得られるものは、廃止が1年後になるのか、3年後になるのか、はたまた10年後か、それだけの違いのようにも思います。
思えば思うほど、考えれば考えるほど、地方競馬のたどる道は、あるひとつの方向にしかないように思えてしまうのです。
今現在、ギャンブルという切り口で考えてみれば、比較的競艇界が元気なようです。
でも十数年前、競艇と地方競馬ってこんなに人気に差があったのでしょうか?
競艇界は、この10年間、何をしてきたのか?
先手先手で新しい試みを試行錯誤し続け、少しずつファンを獲得してきたのではないでしょうか?
地方競馬界はいつも後手後手。
まあ各地方競馬場のバラバラの主催者が行っている地方競馬でありますから一概に比較はできないのでしょうが、それでも各地方競馬場が何もしなかったと言われてもそれは間違いではないでしょう。
しかしながら、もはや時すでに遅し。
末期患者に施せるのは、もはや延命治療しかないのかも知れません。
延命治療がもたらすのは、それは生きる苦しみのみ?
悲しいかな、それも事実なのです。
そういった意味において、このホッカイドウ競馬の2年間は地方競馬の未来を決める重要なものであるように思えます。
少ないながら、まだその他の地方競馬場に比べれば、選択肢は残されています。
それは民営化なのかも知れません、また新しい枠組みの再編なのかも知れません、はたまたさらなるイメージアップ戦略なのかも知れません。
そこに情熱のある人間がいる限り、決して可能性が消えてなくなることはありません。
北海道は馬産地に近い。
馬に関係して生活している人々も多い。
そこには、まだまだ関係者の方々の情熱が十分に残っているように思えます。
きっとチャンスはまだあるはずです。
極論を言えばですよ・・・、
例えば・・・ですよ、
もし仮に・・・ですよ(笑)
茜ちゃんが世界的に著名なGⅠレースを勝ったりしちゃって、
彼女が国民的ヒロインになるようなことにでもなったとすれば?
イチローや荒川静香みたいに、
総理大臣から何か貰えるようなことにでもなったとすれば?
そうなればいくら名古屋競馬に赤字が何百億円あろうとも、名古屋競馬はすぐには潰せないでしょ?(笑)
世論が許しませんよ、そうなったら。 ~\(゜O゜)/
私たちの世界って、そんなものです。
あくまで、ものすごい極論の話なのですが。。。
とにもかくにも、これからのホッカイドウ競馬に注目です。
私も、たまにはホッカイドウ競馬を買ってみるかな・・・・・?
微力ながら、私も地方競馬を愛する一人として。 v(^_^)
(写真は園田競馬場内)