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どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

堂々と。

2008-06-26 | 全国地方競馬の話
        頑張ったマルヨフェニックス (帝王賞パドックにて)




今日は健康診断の再検査の日。
ここ数年芳しくない結果が続いていたので、覚悟はしていたものの。。。
高血圧、尿蛋白、尿潜血etc...
やはり腎臓らしい。
元々腎臓自体が弱く?、学生の頃ホッケーの試合のハーフタイム中に血尿が出て驚いたのはもう二十年近く前のこと。
血圧の影響で腎臓が・・・とか何とか、今回の先生の話。
あまり覚えていない。
とにかく早急に近くの病院で定期的な検診が必要だとか。
生活も不規則、睡眠不足、ここのところ男手の食事でバランス良く食事を摂れているとは御世辞にも言えない状態ではこの結果も仕方なしか。
当然この結果は会社にも行くのだろうなぁ。。。
それが一番、憂鬱。
まあ、体あっての仕事ではあるのだし、自覚症状がないのが怖いところでもある病気と言われてはやはり少しは怖気づく。
”サイレントキラー”
先生からその言葉を聞いた時、背筋が少し凍るような感覚がした。
若い頃は途方もなくただ無限に続くように感じられた人生の時間が、何か一瞬で先から後ろまで見えてしまったようなそんな感覚。
この歳にもなれば薄々と気付いてはいても、それを真っ向から目の前に突きつけられた気分。
だからこそわかること、できる生き方や考え方もあるのだろうけれど。
とにかくこうして私も、本日より不健康な人間の仲間入りと相成ったのであります。












そんな気分でクリニックを出て、向かったのは東京。
大井競馬場へ日帰り競馬を敢行しました。
もちろん帝王賞目当て。
やはりあの華やかな雰囲気には心を誘われてしまいます。
日頃のストレス発散もしなければ、気持ちの方も滅入ってしまいますし。(逆効果かも?)(笑)
笠松のマルヨフェニックス、園田のチャンストウライの応援の意味も少しはありました。
あの興奮、緊張感・・・。
やはり競馬はライヴが一番ですよね。



競馬で馬券収支は当然気になるところではありますが、それよりもJpnⅠという最高峰のレースを生で体感したいという気持ちは、競馬ファンならば理解して頂けるところでしょう。
そして・・・マルヨフェニックスとチャンストウライの再戦は?という興味もありました。
普段地元ではあまり感じ得ないような大舞台での緊張感。
尾島騎手がどう乗るのか?
下原騎手がどうのるのか?
それが今回の一番の興味でしたね。



マルヨフェニックスの心配はパドックでした。
去年のジャパンダートダービー、今年生で観ていた笠松のレースなど、とてもレースに力が出せるとは思えないほどパドックで入れ込みを見せることのあるこの馬。
それでも勝ってしまう地元のレース、去年の黒潮盃(SⅢ)など、能力が高いことは周知の通り。
心配は精神的な成長だと思っていました。
それがどうでしょう?
今回のパドックでは見違えるほどの程良い気合乗り。
きっとこの日のレースは、この馬らしいレースができるであろうと確信しました。
あとは能力。相手関係。
なにせ古馬のJpnⅠレースですからね。
そうそうは楽なレースにはならないという気持ちもありました。
それでもリアルタイムの単勝オッズで「11番人気」と知った時には、少々ムカっときましたね。
本当なら嬉しいはずなんですがね。
私が純粋なギャンブラーならば。。。
”いくらなんでも、そりゃないでしょ?”
なぜかその時の私は、どうにかして見返して欲しい・・・そんな気分でした。


堂々の貫禄勝ちしたフリオーソ号

結果は知っての通り、マルヨフェニクスは堂々の4着、チャンストウライも6着という大健闘でした。
もちろん狙うは優勝であることは間違いないとはいえ、それでもJpnⅠという舞台で堂々の掲示板。
それも最後の直線ではあわや!?の場面も見せてくれました。
勝ったフリオーソ号の戸崎騎手の絶妙の先行ペースにうまく引っ張られたとはいえ、5着以下の後続には差をつけての見事な4着でした。
大舞台に怖気づかず落ち着いて馬の能力を発揮した尾島騎手の好騎乗もアッパレです。
3~4コーナーでは外目を馬なりで捲ってきたことも含め、やはり能力は相当なものがありますね。この馬は。



でもでも!やはり・・・・・。
ファンからしてみたら、3着に入ってくれなければ!
関係者の方は「掲示板→賞金」で万々歳なのでしょうけれど、あそこまでいったら馬券に絡んでくれなければねぇ~。
なにかイヤな予感がするんですよ。
4着・・・・といえば。。。
キングスゾーンも南部杯で確か4着がありましたよねぇ。
これ、私がハマるパターン(笑)。
これからはJpnⅡやⅢではある程度売れてしまうでしょうし、配当的にはどんどん妙味は無くなってしまうでしょう。
だからこの今回のようなJpnⅠという大舞台で!・・・馬券に絡んで欲しいのですけどねぇ。
次も買いますよ、たぶん私は。
たぶんその次も、そのまた次も。。。
そして延々と・・・。
なにかそんな、イヤな予感がするのですよ。
惚れたオ○○の弱み・・・というところでしょうかね。(笑)



一方のチャンストウライの方は、いかんせん展開に恵まれませんでした。
逃げた馬が勝ってしまうようなレースでは、よほど飛びぬけた実力がなければ今日のような展開は厳しいでしょう。
とはいえ、そんな中の6着入線。
力のあるところは十分に見せてくれたと思います。
フェニックス4着、トウライ6着。
これでようやく、マルヨフェニックスもチャンストウライのライバルとして認められるようになったと言えるのではないでしょうか?
これからも地方競馬を盛り上げ、そしてまた地方代表としてお互いに意識し合えるような存在になって欲しいと思います。
そりゃやっぱり、ライバルがいなけりゃ競馬も面白くないでしょ?
こういったメジャーな舞台だけにとどまらず、笠松や名古屋で、そして園田でも胸躍らせるような戦いをこれからも見せてくれることを期待したいですね。
この二頭の勝負は、まだ終わってはいないと思います。









それでは、また。













             (大井競馬場    2008年6月25日)









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