
♪ その一瞬のときめきで、あなたを選んでしまった・・・・・。
最近、車の中でかかっている曲。
なつかしいミュージックテープを引っ張り出してきたものだ。
来生たかお氏のベストアルバム。
一曲目の「浅い夢」から、懐かしさと歌詞のロマンスストーリーに惹き込まれてしまう。
よく考えてみれば、このアルバムに収録されている曲はみな、メガヒットばかり。
アイドルに提供された曲から、映画のテーマソングまで幅広く有名な曲ばかりである。
2曲目の「夢の途中」は、薬師丸ひろ子主演の映画「セーラー服と機関銃」で、薬師丸にタイトル違いで提供された曲であるし、「セカンドラブ」は中森明菜、その他CMソング諸々、同年代ならば一度は聴いたことのあるメロディであろう。

13曲目の「ORACION~祈り」は、斉藤由貴主演の映画のテーマソングで、競馬の競走馬の話だったように思う。
小さな牧場で生まれオラシオンと名付けられた競走馬が、さまざまな人間模様が描かれるなか日本ダービーに出走するストーリー。
この時に使われたレース映像が、公開前年にメリーナイスが勝った日本ダービーであることは有名な話。
調べると、その日本ダービーで1番人気だったのがマティリアル。
同世代には、サクラロータリー、サクラスターオー、タマモクロスなど、同じ時代を生きたファンにとってはたまらない名前が続く。
この頃の重賞勝ち馬は、特徴のある逃げ馬、追い込み馬、大器晩成の馬からクセを抱えた馬など、役者ぞろいだったように感じるのは自分だけだろうか。
メディアの伝え方も巧かったのだろうが、この頃の馬の馬名を聞くとなぜか自然と胸が高鳴る。
最近のオルフェーブルなど名前を聞いても、世界に通用する名馬と認識はしても、胸が高鳴ることはない。
まあ、競馬を始めた頃の馬というのは、どの世代にとっても心に深く刻まれるものなのかも知れないが。。。
この頃から、やがてオグリキャップ、個人的に大好きだったトウカイテイオーなどが出現し爆発的な競馬ブームへと続くこととなる。
随分、話が逸れてしまった。
とにかく、静かな曲が聴きたい今日この頃。
1時間以上の通勤時間、特に帰りの道では重宝するテープである。
不思議と眠くならないネ。
明日も早い。
Goodbye Day・・・・・。
♪ 語り継ぐためにみんな産まれた、言い尽くされた言葉でもいいさ。