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T.Shimada's Diary

日々の話題、過去の話題から。

ロンドン滞在記(10) - 大英博物館(1)

2008年12月07日 20時37分34秒 | 出張・旅行
 ウェストミンスターでの変事があっての午後、昨日と同じ店で昼食・夕食用のサンドイッチを購入し、ホテルにこもった。このまま明日まで居ようかと。

 しかし、高い渡航費用をかけてまで来たからには、少しでも多くの物事に触れておきたい、と貧乏人の血が騒ぎ(?)、急遽、大英博物館へ行くことにした。

 急遽とはいえ、ロイヤルナショナルホテルと大英博物館は非常に近くにあり、道程も至極簡単である。ホテルを出て、ラッセルスクエア・ガーデン(Russell Square Garden)を南西に横切り、あとは西側にある道路を南へ西へ道伝いに行けば、博物館の正面に着く。



 大英博物館(The British Museum)は世界最大級の博物館として知られている。展示資料数は約5万点もあるということである。イギリス国内の収蔵品はもとより、エジプトや、中国などアジア諸国、といった海外の展示品も数多くある。

 大英博物館の入場料は無料(特別展は有料)であり、入り口には寄付金箱がある。ロンドンには他にも入場料無料の博物館・美術館などがあり、別に寄付金を募って運営資金にまわしているようである。


 古代ギリシャの神殿のような正面の建物に入ると、大きく羽を広げた天使の像(Case for an Angel I (Antony Gormley,1989))。


 大英博物館の名所、グレートコート(Great Court)。正面の建物を抜けたところにある、中庭である。周囲は正面と同じくギリシャ様式の建物であるが、真ん中に円形の建物があり、ガラスの屋根が全体を覆っている。なによりも、周囲の建物と高いガラス天井で造られるホールの大きさには、圧巻される。


 グレートコート正面には、エジプト・西アジアを思わせる石像。この時期はバビロン遺跡に関する特別展示をしていたので、それにまつわる物であろうか。


 天使の像があるホールに戻り、そこから西側の階段を上った。階段周囲にも、古代ギリシャを思わせる石像がある。


 2階に上った先にあるロビーは、あいにく改装工事中であり、展示品が置かれていなかった。一応、奥の通路から別の展示室に行くと、展示品があるようであった。そこに向かう前に、ロビーの一角にある窓をふと見ると、先ほどのグレートコートが。この2階正面ロビーからは、グレートコートを上から望むことが出来る。


 規模の大きさに圧倒されながらも、時間の許す限り、数多くの展示品を見るため、足早に2階の他の展示室へ移動した。


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