■RICOH GX100
この写真を撮っていたら、
昔飼っていたうちの黒猫のことを思い出しました。
その猫は自分が生まれる前から親が飼っていた猫で、
シャム猫の血が混じっていたため、
顔が細く鼻も高いスラッとした猫でした。
本当に孝行猫で、それはそれは長生きしてくれ、
23才と大往生でした。
子供の頃からずっと一緒にいた存在のため、
老衰でだんだん歩けなくなっていく姿を見たときは、
信じられない…見たくはないという光景でしたが、
幼心に身近な存在の死に向かいあえたことは
貴重な体験でもあり、この猫に命の尊さというものを
教わった気がします。
ペットの死と向かい合うのは大変辛いものはありますが、
一緒に過ごした日々は、かけがえのない思い出になり、
その人の心の中で生き続けるでしょう。