バイオハザードまとめサイト分室(資料置き場)

TRPGスレ(キャラクター分担型の合作小説スレ)のバイオハザード関連のフログ。あらすじ、状況等の情報があります。

クリーチャー資料あれこれ

2006-06-08 20:52:21 | 設定資料集
ヒヨケムシ
http://www.city.sapporo.jp/zoo/siiku/2004musi/worm26.htm

よく分からなかったので検索してみました。
コウガイビル・・・地味に厄介そうですね。

コウガイビル関係
http://home.n02.itscom.net/wad/u/uta2.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%AB

クリーチャー関係の資料

CG版バイオハザードの部屋(希望さんお勧め)
http://csx.jp/~hachiro/gcbiotop.htm

(黒井さんお勧め)
http://www.ash-bhre.com/files.html

直リンはしていないので、興味をもたれた方は各自貼り付けてご使用くださいませ。

大宮部隊

2006-06-05 00:12:39 | 参加者テンプレ集(九武村編)
テンプレ無い事に今更ながら気付きました!!!

(分校組)
大宮外吉大佐/猟銃、軍刀/九武村の秘密にも精通しているらしい。 
橋本良治中尉/猟銃、懐中電灯 話し出すと止まらないらしい
金田昭平兵長/猟銃、背嚢  声が大きく、一昔前の軍人さん風

(水源地組)
水野治夫軍曹/三八式歩兵銃、水筒、背嚢/寡黙
飯田忠雄少佐/九九式短小銃、背嚢/温和で子供にも優しい  

全員かなりの高齢。
大戦中は南方の防疫給水部に所属。兵長と少佐は支那から移動
いまだに戦争を引きずっているようだが、村の秘密と何か関係がありそう。

古い日記帳(名主の館座敷牢にて発見。桂木所持)

2006-06-02 23:38:10 | ファイル関係
130 :古びた日記帳 :2006/01/04(水) 20:33:43
4月17日
今日から晴れて隠居の身である。
長年、妻と子供たちには仕事で随分と迷惑を掛けてきた。
しかし、妻もこの土地が気に入ったようだ。
都会育ちの妻には、広々とした山に囲まれた田舎が気に入ったらしい。
最初に引っ越してきた時には、何も無い田舎だったが随分と発展してきたと思う。
今日はのんびりと妻の掃除を手伝い、畑の手入れを行なう予定。

4月19日
書斎の片付けも済み、いよいよ目的の郷土史研究を行なう。
元々、この村を建設予定地にした理由もこの目的と重なる。
人里離れ、感染が広がらないエリアとなると此処位しかなかった。
何よりも興味深いのは江戸時代の旅の僧侶、三上上人(みかみしょうにん)がこの地に住んだという事実だ。
流浪の果てに何故この土地を選んだのか。
現役時代は仕事に追われ趣味の時間も無かったが、これからはたっぷりと時間がある。
まずは分校の図書館にて資料集めから始める。

4月24日
おかしな事実に突き当たり街まで下る。
目的地は図書館である。街の駅前には傘社資本のビルが建設中だった。
此処暫く下りていなかった間に世の中も随分と様変わりしたものだと言うと妻に笑われた。
「こんな笑顔を浮かべるのか」と非常に驚いた。
もう少し妻と共に時間を過ごすべきだったと後悔する。
なんであれ、パートナーがいるのは素晴らしい事だ。
ついでに息子たちにも会う。
研究者として働く息子たちに会うのはとても辛い。
私が人の道を外れた研究を行なってきたからだろう。
明日は外の資料と村の資料を比較する予定。

5月1日
やはり予想した通りだった。
村の資料からは抜けている部分が多い。
そういえば最近、村人の様子がおかしい。
腫れ物にでも触るような態度だ。
明日は予定通り沙羅笊寺(さらざるでら)へと向かうおう。
この村の疫病を治療して回ったという三上上人縁りの寺だ。

5月2日
興奮しながらこの手記を書いている。
寺の地下から謎の手記を見つけた。
これは大発見では無かろうか?
知人に年代鑑定を依頼するもやはり時代は当時と一致する。
村からすっぽり資料が抜けている時期のものだと良いのだが。

5月8日
田植えも終わり、涼しげな風が水田から吹いてくる。
しかし私の心は重い。
この事実をどうするべきか。
藩主、取場 常時(とれば つねとき)の切腹の理由とお家取り潰し。
そして名主の家系の謎。
事によっては私は墓泥棒のような行為をしなければならない。


131 :古びた日記帳 :2006/01/04(水) 20:36:18
5月12日
年代鑑定は事実だった。
さらに気が重くなる。取場家のお抱えの医師となった名主の家系にまつわる噂は事実だろうか?
土地を守るために近親婚を続けた名主の噂・・・
兎に角、胸騒ぎがする。

5月14日
疫病を治療したのは名主だった。
当時、流浪の身であった一族の初代の男は疫病の流行る村に来ると村人達に黒い丸薬を飲ませて回ったという。
治療を受けた村人達は全快し、取場 常時が褒美に名主としたのだ。
しかし、その後一月と経たずに切腹とお家取り潰しとなる。
この部分の資料が村の中には無かったのだ。

5月16日
お家取り潰しの理由、それは徳川幕府に対する謀反だった。
切腹の時期と三上上人が村に来た時期は完全に一致する。
そして寺から見つかった謎の手記。
これによると丸薬を呑んだ村人達の様子がおかしくなったと記されている。
目は炎のように赤く輝き、肌は死人のように青ざめたという。
死者の体からは、何者かが中身を抜き取ったかのように空っぽだったという。
この症状は天草士郎時貞の信者たちの死体と一致するという。

5月17
三上上人が行なったのは水源にある物を撒く事だった。
そして蟲を駆逐したのだ。
蟲とは天草四郎の信者たちの体に救ったある寄生虫だ。
・・・これで確かめねばならない事が増えた。
確かガレージにスコップがあったはずだ。コンパスと地図も。
時間を掛けて移動すれば名主の屋敷の裏に出られる。
急がなければならない。

5月20日
食料、水、そしてキャンプ用品をリュックサックに押し込むと移動を開始する事にした。
妻には急いで村から出るように告げ、見送った。
護身用の拳銃も一つ持って行く事にする。
研究所から支給されたもので草臥れたリボルバーだ。
触るのが恐ろしくて私物入れの底に押し込んでそのまま持ってきてしまった。
火薬がまだ湿っていなければ良いのだが。


132 :古びた日記帳 :2006/01/04(水) 20:40:23
5月23日
地蔵の下に埋まっていたものを見て愕然とする。
畸形の骨だった。
しかも、明らかに人の姿をしておらず、いや、人の特徴を持ち、しかし・・・
落ち着いてから書き直すとする。

5月26日(だと思う。)
名主の召使に連れられ、この座敷牢へと閉じ込められた。
寝込みを襲われ、銃を奪われ閉じ込められてしまった。
名主と小さな子供がこちらを見ている。
それなりに整った顔の少年に対し、名主の顔は魚のような特徴を備えている。
養子なのだろうか。

5月31日(だと思う。)
思えば贖罪の為にここまできたのだろう。
だとしたら非道な研究を告発するべきだったのだ。
しかし、今は非道な研究に身を投じてきた事が憎い。
お陰で正気すら失う事すら叶わない。
名主が嬉しそうに見せたの腹が異様に膨らんだ妻の姿だった。
これで耐性をつけるのだ、と名主が嬉しそうに笑う。
思うに蟲は宿主が病の時にその病気に対する治療法を学習するのでは無いだろうか?
・・・拳銃があったらと思う。
あれば妻を撃ち、名主を撃ち、自分自身の頭を撃っただろう。

6月3日(だと思う。)
とうとう、孵化した。
醜い化物だ。名主の子供が泣いている。
もしこの手記を見つけたなら沙羅笊寺を目指せ。
屋根裏にある物を探すのだ。
そして私と妻の復讐を遂げて欲しい。

6月4日
この日記に書くのも最後になるだろう。
丸薬の正体は恐らく、ある種の寄生虫では無いだろうか。
天草士郎が異常なまでのカリスマを持っていた事、そして不可解な能力を持っていたとすれば
それなりの整合性すら存在する。
多くの人間は笑って否定するだろう。
それでも構わないと思う。
今はただ、屍となって生きる苦痛から開放される事を祈るのみだ。