
津軽半島の右側の突端にある高野崎を訪れた。崎の上から津軽海峡を覘くと柱状節理の岩肌がはっきりと見て取れた。右上には高野崎灯台も見える。


高野崎灯台の先には岩場を結ぶ潮騒橋と渚橋がある。潮が満ちてこないかと恐る恐る先端まで行ってみた。

今別町には青函トンネル入口広場があり、鉄道ファンが集まっていた。待つことしばし、青函トンネルを抜けてきた北海道新幹線に思わずシャッターを切った。

国道280号を北西に進むと、三厩の厩石前に源義経渡道之地の標識があった。源義経がここから北海道へ渡ったという伝説の地だ。



さらに国道339号を北上し、ようやく竜飛崎にたどり着いた。青函トンネル竜飛斜坑鉄道の体験坑道に入ると、トンネル開通までの艱難辛苦が直に伝わってきた。坑道を出ると、早や夕日が日本海へ沈む時間になっていた。
2019年8月