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いつも腹ペコ いつもびっくり

日本一長い鶴の舞橋から長勝寺三門へ


青森県鶴田町へ向かい、JR東日本のCM「知らなかったのに、ずっと見たかった景色」 で有名な「鶴の舞橋」を訪れた。長さ300メートル、県産「ひば」1等材を使った日本一の木造三連太鼓橋だ。完成は平成6年(1994)で、かつて鶴が数多く飛来していたという地名から、一般公募で決まった名前が「鶴の舞橋」だという。

古記によると、このため池「廻堰大溜池」は岩木山を水源とする白狐沢からの自然流水による貯水池であったものを、万治3年(1660)に四代藩主津軽信政公が、用水補給のため堤防を築き用水池にしたと記録があるそうだ。周囲11キロメートルのうち堤長は4,178メートルあり、堤長に関しても日本一とのこと。ため池に映る岩木山の姿から「津軽富士見湖」の愛称で親しまれているという。なるほど、津軽富士には鶴の舞橋がよく似合う。


湖畔を散策していると、林の中にひっそりと佇む喫茶店「泰山庭」を見つけ、小休止した。案内によれば、この喫茶店は自然庭園 泰山庭の一画をなし、広い庭内でボート、テニス、バーベキューなどもできるようだ。


鶴田町から車で40分ほどのところにある長勝寺に立ち寄った。長勝寺は、津軽家の菩提寺で、享禄元年(1528)に創建され、弘前城築城時に現在地に移転されたそうだ。この三門は寛永6年(1629)二代藩主津軽信枚による建立されたもので、銅鐘、本堂・庫裏とともに国指定の重要文化財とあった。長勝寺は弘前市の禅林街(曹洞宗の33寺が連なる並木通り)の西端に位置していて、三門から外を覘くと、禅林街を一望することができた。
2020年5月


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