先日、中間13人で東北の旅をした。目的は被災地の視察と少しでは有るが被災地でお金を使う事しか出来ない年寄りたちです。(私だけかもしれません)
地震より津波の被害の大きさに目を見張るものが有ります。私が一番心配している原発汚染水です。安倍首相が切った見えを忘れないでほしい。
そんな時、新聞に下記の記事が有りました。
東京電力福島第一原発の放射能汚染水が海に流出し続けている問題で、原子力規制委員会は2日、初めての検討作業部会を開いた。しかし、抜本的な対策は示されず、
東電が進めている対策では海への流出が止められない。事故から2年半たった今も八方ふさがりで、汚染の拡大を防げない危機的な状態が続いている。
このままの状態がけば、廃炉計画は破綻しかねない。(朝日新聞)
何をいまさら。最初から云っているだろう。福島第一原発1号機~3号機は、その3基ともにチェルノブイリ4号炉同様の象の足状態なのだ。炉心溶融で溶け落ちたコリウ
ムは、圧力容器を貫通し、格納容器底部を損傷、一部は配管を経由してサプレッションプールに流入。
1号機~3号機ともに格納容器底部から強い放射線が測定されていて、かつ、事故時に白い煙が上がっているのは、いわゆるコリウムとコンクリートが反応するコアコンク
リート反応であると認識している。3基ともに溶融燃料は格納容器底部に落下、同時に格納容器を損傷し、そこに地下水が流入し、日々海洋に流出していると見ている。
3基ともに格納容器内は数シーベルト~数十シーベルトの放射線量で、人間が近寄れる状況にない。また格納容器を収容する原子炉建屋の底部には、地下水が流入し、
果たして誰がその底部の工事を行うのか。東電の社長か。チェルノブイリ4号炉は、石棺をつくり、事故原子炉自体を隔離する方法となった。
現在の福島第一原発を四十年で廃炉にすると東電は云っているが、全くの世迷いごとと云わざるを得ない。むしろ構造物が錆びたりして、時間とともに崩壊し、堆積物化
した燃料の流出が周辺に広がるばかりだろう。
放射能を除去するALPSが稼動しているが、トリチウムを除去することはできない。また既に漏出してしまった膨大な放射性物質は回収できない。
今後、海洋のストロンチウムやセシウム、超ウラン元素の海洋汚染濃度は確実に高まる。しかもチェルノブイ
リ4号炉が1基なのに対し、福島第一は3基もあり、ウラン装荷量は各100トン規模である。それらが供給源って漏出が続くことになる。
チェルノブイリもそうなっている。
ひとたび事故が起きれば、広域に放射能汚染が広がり、しかも事故は収拾できない莫大な賠償金が必要になり、世界で保険を引き受ける会社もない。
もし再稼動するなら、本件の事故賠償金含め全国9社の電力会社で連帯保証してもらいたい。安全ならできるはずだ。活断層も自信がおありになるのだろう。
ぜひ1枚の紙にハンコを押してもらいたい。