momonga-linux の wikiにチルトホイールの付いたマウスで横スクロールの設定方法について載っている。
必要なパッケージは
xorg-x11-drv-evdev
xbindkeys
自分はKensingyon の Expert Mouse PROを使っている。(生産終了したのか?)
別にチルトホイールが付いているわけでもなければ、横スクロールがしたいわけでもない。
ただ、ハード的にはホイルを併せて全部で13ボタンあるのに、6個Linuxでは何も割り振ることもなく余らせていた。普通に使うには不便もないのでいいんだけど、せっかくあるんだし設定してみようと思って探してたら、これといった解決策がきちんとまとまった形での情報が掴めなくて、半ば諦めつつも2ちゃんねるで聞いてみたら、evdevというドライバで動くんじゃないかと指摘してもらって、以外とあっけなく全部のボタンを活用できるようになったので、メモ書き。
$ cat /proc/bus/input/devices
〜略〜
I: Bus=0003 Vendor=047d Product=1002 Version=0400
N: Name="Kensington USB/PS2 Wheel Mouse "
P: Phys=usb-0000:00:10.3-2/input0
S: Sysfs=/class/input/input2
H: Handlers=mouse0 event1
B: EV=7
B: KEY=7ff0000 0 0 0 0 0 0 0 0
B: REL=103
〜略〜
トラックボールの
Handlers=mouse0 event1
がxorg.confを編集時に必要になる。
編集したのはこれだけ。
Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "evdev"
Option "Device" "/dev/input/event1"
EndSection
Xを再起動すると
$ xmodmap -pp
There are 13 pointer buttons defined.
Physical Button
Button Code
1 1
2 2
3 7
4 4
5 5
6 6
7 3
8 8
9 9
10 10
11 11
12 12
13 13
ってな感じで全てのボタン認識したのを確認できた。
7と3は右クリック野位置を右上にするために入れ替えてある。
xmodmap -e "pointer = 1 2 7 4 5 6 3 8 9 10 11 12 13"
ボタンが認識すれば、適当にコマンドを割り振るだけなんで
$HOME/.xbindkeysrc 作って、ランチャボタンとして使用してる。
"Terminal"
b:8
"QDevelop"
b:9
"jd"
b:10
"opera"
b:11
"TVsw"
b:12
"Thunar"
b:13
もっとこの辺のボタンは有効に使えるはずなんで、またその都度考えよう。
使わなくても別に不便は感じなかったんだけど、いざ設定して使いはじめると、ちょっと便利だ。
設定方法が分かってから調べ直すと、結構簡単に見付かる見たい。タブレットのひとが設定をメモってたりするらしい。