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第二回目。真心ブラザーズの復活後初のライブツアー「''LIVES!'' TOUR」。2005年11月11日のSHIBUYA-AXを皮切りに全国8ケ所を回ったツアー。今回はその「''LIVES!'' TOUR」のSHIBUYA-AX2日目、11月12日(土)の模様をレポートする。
最始動後、シングル「Dear Summer Friend」発売→「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005」「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2005」「MONSTER baSH 2005」などの夏フェスに出演→シングル「I'm in Love」発売 と精力的に活動を開始した真心ブラザーズ。「''LIVES!'' TOUR」のSHIBUYA-AX 2DAYは、あっという間にSOLDOUT。客層は、20代~30代中心。AX2日目は、オープニングアクトがあり、ソニーミュージックの後輩「シュノーケル」が3曲を演奏。
軽快なオープニングSEが鳴り、メンバーがぞろぞろと登場。1曲目は、MB'sフルメンバーによる「新しい夜明け」でスタート。MB'sは、須貝直人(Drums)、上野一郎(Bass)、小川文明(Keyboard)、うつみようこ(Chorus)、首藤晃志(A.Sax)、宇田川寅蔵(T.Sax)、上石統(trum-pet)、西岡ヒデロー(trum-pet)の8人(敬称略)。そこに真心ブラザーズの桜井秀俊(Guitar)とYO-KING(Vocal&Guitar)加わった総勢10人の大所帯。このビッグバンドでつづけて「BABY BABY BABY」「空にまいあがれ」を演奏。
そして、YO-KING「こにゃにゃちは、ペンギン村からやって来ました真心ブラザーズです」とご機嫌MC。いつものように1回喋りだすと5分ぐらい続くMC。桜井さんが出演しているSAPPORO生搾りのCMについて、「桜井の顔がよく見えるのはCGのおかげだから」などと桜井さんをいじるYO-KING。
続いて「この愛は始まってもいない」。これは2DAY用日替わりメニューらしく、前日は「流れ星」を披露。どちらも泣ける名曲。「流れ星」は自分の中でベスト3にはいるYO-KINGソング。ちょっと残念。
6曲目「素晴らしきこの世界」から8曲目「スピード」までは、YO-KING、桜井秀俊、須貝直人、上野一郎の4人バンド編成。「素晴らしきこの世界」を歌うYO-KINGカッコよかった。
9曲目「スイート・フォーク・ミュージック」は、桜井さんヴォーカル曲。なんとYO-KINGがドラムを担当。そしてドラムのビバさんこと須貝さんは、ギターを担当。悪くない。
10曲目からは、再びMB'sフルメンバーでヒットパレード的に名曲を披露。演奏もパフォーマンスもベテランの貫禄ステージ。スタンディングにはもってこいの「EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG」のコールアンドレスポンス、そしてクライマックスは「拝啓、ジョン・レノン」で本編終了。
アンコールはひそかな名曲「FLYING BABY」。そしてフィナーレにふさわしい「RELAX~OPEN~ENJOY」で終焉。
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再始動した真心ブラザーズのヒット曲満載ライブ。年齢的にもキャリア的にも脂ののった貫禄ライブだった。真心ファンもそうでない人も是非味わってもらいたいな。
次回は、2005年12月28日に東京・中野サンプラザで行われた追加公演でツアーファイナルとなる「Re-LIVES」の模様を掲載予定。
---------------セットリスト---------------
真心ブラザーズ ''LIVES!'' TOUR
2005年11月12日(土) SHIBUYA-AX
OPENING ACT : シュノーケル
01 新しい夜明け
02 BABY BABY BABY
03 空にまいあがれ
MC
04 この愛は始まってもいない
05 I'm in Love
MC
06 素晴らしきこの世界 (4人バンド編成Ver)
07 STONE (4人バンド編成Ver)
08 スピード (4人バンド編成Ver)
MC
09 スイート・フォーク・ミュージック (Vocal.桜井 / Drums.YO-KING)
10 JUMP
11 Dear, Summer Friend
12 ENDLESS SUMMER NUDE
13 EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG
14 愛
15 拝啓、ジョン・レノン
(ENCORE)
16 FLYING BABY
17 RELAX~OPEN~ENJOY
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