今回 旅の一番の目的地、友ヶ島は 淡路島と和歌山の間にある4島の総称。 此の中の 「 沖ノ島 」 を訪れます。
アクセスは 和歌山側の加太港からしかないため わざわざ海を渡ってきました。
私、ここだけ行ければ 満足です。
昨日の悲劇に負けず、2度目の挑戦です。
テレビで警報も解除されたとあり 予定より早い始発便の船に乗ろうとホテルを出ました。 早い便なら大阪方面からの観光客が押し寄せる前に乗船できると踏んだのです。
しかし、1時間前に港に到着するものの もう長い行列が・・・ 人数からして どうにか乗れそうです。 アナウンスでは 本日は観光客が多いので時刻も30分早めて出航するとのこと。
通常の1時間間隔を 50分間隔に縮めて運行すると流れています。 あとの発着時刻がどうなるのか よくわかりません。 切符を買った人から順に乗り込んでいきます。
窓に波飛沫を浴びながらの20分の航海。 やっと着いたぞ! おお、これが あの話題の ラピュタの島か・・・・。 港近くでは 早くもミンミン蝉が鳴いていて 夏の雰囲気です。
あらかじめ調べておいた 2時間コースで廻ります。 西方面にしばらく歩くと第2砲台跡です。 台風によるものか?すっかり崩れています。 あと何年かすると完全崩壊しているかも。
日本で8番目にできた洋風建築の灯台です。現在も稼働中です。
このそばにあるはずの第一砲台跡はよくわかりませんでした。 横にありながら どうも見逃したようです。 振り返り 残念至極でした!
島内の見学ポイントは 各人が自分のスケジュールにあわせて チョイスして廻ります。従って その人によって 廻るコースも変わります。
全部廻ると とてつもなく時間がかかるし、体力的にも無理。
アップダウンが多く 結構しんどい。なかなかハードな島です。
幸助末海岸のあと、展望台へと また上りの行軍です。 島の周辺が一望の絶景です。 ぜいぜい・・・・
すぐ横に 「 第3砲台跡 」 はあります。
友ヶ島と言えば この場所。 ネットや雑誌などでも もっとも多く紹介されている有名なスポットです。
中に入ると 数々の弾薬庫などが蟻の巣のようにつながっていて どんどん奥に行くにつれ まったく窓のない弾薬庫もあり 完全に真っ暗。 自分の手すら見えない。
こんな現地の状況を知らない私、懐中電灯は残念ながら持参してませんでしたが スマホの照明程度では まったく歯が立たないことがわかりました。まさに一寸先が暗闇の世界で おそるおそる手探りで歩く状態。
中にいた他人の懐中電灯の照明に助けられながら 移動しました。 とほほ・・・ですわ。 明るく大き目の懐中電灯が必需品です。
「 もう、いやだ~ 」 と泣き叫ぶ女のお子さん。 迎えにきたぞと言う お父さんは 娘さんから総スカンを食らっていました。 父親の権威をつぶさないためにも 行く時には 必ず懐中電灯を お忘れなく。
この島は 好きな人はのめり込むし、きらいな人には嫌われる、個性の強い場所のようです。 私は 大好きですけど・・・
友ヶ島へ早く出発した分、早く加太港へ帰還することが出来ましたので 他の最寄の観光スポットを廻ることにしました。
途中で 「 本場 和歌山ラーメン 」 を頂きます。
全国的には 和歌山ラーメンといえば豚骨醤油系を示すことが多いようですが 地元和歌山では3タイプの味わいがあると言います。
① 全国区となるきっかけになった豚骨醤油系 ② 中華そばの主流の醤油系 ③ 枠にあてはまらないラーメン
サイドメニューの早寿し(サバの押し寿司)と ゆで卵は 伝票がないので 自由に取って ”正しく自己申告”がルールなんだそうです。
そして追加に選んだ観光スポットは 養翠園 と 紀三井寺。
養翠園は 池にはめずらしい海水を引き込んだ国指定名勝 元紀州徳川家庭園です。
紀三井寺は 西国観音霊場第2番札所で桜の名所ですが 天空まで届くような石段に圧倒されました。
友ヶ島でくたびれた脚に とどめの一発です。 あ~、しんど。
帰りの南海フェリーは 早めの切符購入で準備万端。 多少ゆれるものの無事徳島港に上陸できました。
帰路、高速道路の引田付近で15Kmの渋滞中との情報がでています。
渋滞のメッカである大阪峠かと 「 この時間で? うそ~ ? 」 と思いつつ、あれよあれよと言う間に なすすべもなく高速に入ってしまった。 もう出れない。
途中で立ち寄ったパーキングアリアの点検で巡回中のおじさんに聞くと 「 こっち方面には12Kmの渋滞だけど 高松へは行けるよ。まったく12Kmもの渋滞はいやになるよ 」 と愚痴の連発でした。
結局、上り方面は 多少の渋滞発生していたものの 高松方面はまったく渋滞なしの状態でした。 ええ加減な情報を流すんでない!
しかし、まあ これも ラッキー? と考えましょう。
今回は いろいろとアクシデント発生しましたが 臨機応変に行き先を入れ替えたりして うまく予定以上の成果を携えて 帰宅できました。
連休中の交通事故のニュースを見るにつけ、事故もなく無事帰ってこれて まずは よかった。
( 完 )
-------------------------------------------------------
高松市内の賃貸物件をお探しなら是非当社へ!
高松の不動産・賃貸のことなら 東洋総合開発
TEL:087-866-1040
HP:
http://www.toyosogo.co.jp/
-------------------------------------------------------