東洋はり医学会 大阪支部

(一社)東洋はり医学会は60年、大阪支部も50年以上、経絡治療はり専門臨床家の学術を支えてきた勉強会・講習会の団体です。

4月16日支部会の感想 東洋はり医学会大阪支部

2017年05月01日 21時37分47秒 | インポート
4月のメニュー


基礎講義 わかりやすい経絡治療.11 第10章「病因論」
治験研究発表 「膝痛」
 午後より  
実技 指導講座「奇経治療」
2017年支部年間研究テーマ
「刺鍼と脉状変化の検証 其の3」切経の速度と軽重
基礎班「基本刺鍼1」「証立て1」・研修班「取穴・基本刺鍼」


基礎講義は病因論、「内傷なければ外邪入らず」と云う東洋医学の病理原則について言及されました。
心身一如を特色とする東洋医学の病理観は、西洋医学と比して情動をも重視し、
数千年にも及ぶ、この経験医学は、とても奥深 く、興味深いものだと思いました。
治験研究発表は「膝痛」、治療を重ねるごとに膝の腫れと痛みが改善されていくのが伺え、
その手法や他の先生方のアドバイスなども聞く事ができ、とても参考になりました。

午後からの実技はそれぞれの班とも、基礎的な内容から入っていきます。
繰り返し、繰り返しの基礎的な修練は日々の臨床で主観的になりがちな思考や感覚を
ニュートラルな位置に戻してくれます。
同じ内容の繰り返しでも、毎回新しい課題や発見があります。



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