東洋はり医学会 大阪支部

(一社)東洋はり医学会は60年、大阪支部も50年以上、経絡治療はり専門臨床家の学術を支えてきた勉強会・講習会の団体です。

2月25日 東洋はり医学会大阪支部会 感想

2024年03月12日 10時02分38秒 | 支部会感想
2月25日 東洋はり医学会大阪支部会 感想

東洋はり医学会は60年以上、大阪支部も58年、経絡治療はり専門臨床家の学術を支えてきた勉強会・講習会の団体です。

大阪支部例会、2024年・令和6年2月の第4日曜日の
2月25日 午前9時05分~午後3時に開催しました。

感想
午前は、座学・脈診の2回目の後、基本刺鍼の補法の実技。
日頃の努力の必要性を感じます。


午後からは、内熱、上気、逆気の座学及び実技でした。
皮膚の下の熱など、触った時のいろいろな違いを比べながら診ていきました。
今回も諸々の深さが出ました。
上下も出ました。
いつも立体的に診ていくやり方に面白さを感じます。
次回は何でしょうか。

感想2
子供が日曜日に熱が出て上がったり下がったりで検査だけ行かせたところインフルエンザBでした。
ただ経絡治療を学ばせていただいているおかげか、少し時間はかかりましたが薬は飲まないで金曜日に良くなりました。
熱の診方、捉え方、咳嗽の項目ともにとてもタイムリーで参考になりました!
また次月もよろしくお願いいたします。

支部会開催においては、東洋はり医学会東京本部「本会のコロナウイルス感染対策について」を そして「講習会開催時の注意事項」を基準として開催しました。

■場所:会場  エルおおさか・(6階)603号室
http://www.l-osaka.or.jp/
大阪市中央区北浜東3-14 大阪府立労働センター内
地図・交通アクセス

http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html

大阪支部のホームページを閲覧してくださってる鍼灸師の皆さん、私達と一緒に経絡治療を学びませんか。
聴講、実技お試し大歓迎‼
今なら経絡治療を一から手取り足取り学べる大チャンスです‼


■お問い合わせ
随時、聴講・入会受け付けております。
学生1500円、有資格者3000円となっています。
聴講等の際は、事前に御連絡下さい。


お問い合わせやご質問は、メールにて 
toyohari_osaka@yahoo.co.jp

または、お電話にて、
  0721-52-5999   阿部はりきゅう院
までご連絡下さい。


次回、大阪支部会は、令和6年・2024年
 3月
17日 第3日曜日 エルおおさか (6階)608号室
座学 わかりやすい経絡治療 第十四章 証決定

基本技術講座、臨床・応用技術講座、初学者技術講座

今後の予定
日程・開催場所等が変更になる場合が有ります、最新の情報をご確認ください。 
令和6年・2024年
 4月14日 第2日曜日 エルおおさか (6階)603号室
 5月19日 第3日曜日 エルおおさか (7階)707号室
 6月 9日 第2日曜日 エルおおさか (6階)603号室
 7月21日 第3日曜日 エルおおさか (6階)研修室4
 8月11日 第2日曜日 エルおおさか (6階)603号室

 9月15日 第3日曜日 エルおおさか (6階)608号室
10月20日 第3日曜日 エルおおさか (6階)608号室


東洋はり医学会 趣意書

 文化の進展は瞬時の猶予をも許さず、今や鍼灸術も世界の医学界に登場するところとなった。
 翻って国内においては、これが科学化の掛け声と共に種々な研究が進められてはいるが、その大勢は鍼灸の臨床における諸現象を現代医学によって解明せんとするものの如くである。即ち、経穴を刺激の部位となし経絡はほとんど顧りみない状態であるが、かくては数千年の伝統を誇る東洋医学の真髄を学ぶことは全く至難となる。
 病体を気血の変動とし、その病変を経絡の虚実として統一的に把握し経穴を診断と治療の場として補瀉調整する経絡治療こそ鍼灸術本来の正道である。しかして、この学理と術技を体得せしめて、真に病苦除去の実力ある鍼灸人を育成することこそ、その科学化に優先すべき必須要件であるが、不幸にしてこれを誤る時は、その鍼灸術、すなわち我が祖先の偉大な文化遺産を後世に伝承することは全く不可能となる。
 ここにおいて、我々志を同じうする者、相図って東洋はり医学会を結成し別紙綱領の完遂を期す。
 以上の主旨を諒とせられる同志は、来って本会に投ぜられんことを広く業界の諸君に訴える次第である。

綱  領
1.我々は臨床を通して古典を再検討し、病体を通じて経絡経穴を把握し、以て伝統的な鍼灸術の本道を体得せんことを期す。

1.我々は正しい経絡治療の学理と術技を修得することによって、鍼灸人としての人格と実力を涵養し、以て鍼灸家の社会的地位を確立せんことを期す。

1.我々は古典による経絡理論を正しく理解実践し、経絡経穴の普及啓蒙に努め、以て偉大な祖先の文化遺産を伝承せんことを期す。

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