[写真] 途中出場ながらも、左中間にタイムリー3塁打を放った伊藤
2013年 8月31日(土) 09:54~12:47 晴れ 微風 東大和創価グラウンド
秋季東京都高校野球大会 一次予選 1回戦
都立板橋 (東東京・板橋区) 0 0 0 1 0 0 1 3 0 = 5
創価 (西東京・小平市) 0 0 0 2 0 1 0 0 0 = 3
[ 投 手 ] 大久保(5)‐晝間(2.1/3)‐網野(2/3)‐山田(1)
[ 本塁打 ]
[ 三塁打 ] 伊藤(6回/左中間)
[ 二塁打 ]
1番 (中) 村松
2番 (右) 井上
3番 (左) 飯沼
4番 (三) 窪田
5番 (一) 古澤 → (7表/一)深谷
6番 (二) 川口
7番 (捕) 上田 → (6表/捕)伊藤
8番 (投) 大久保 → (6表/投)晝間 → (8表/投)網野 → (9表/投)山田
9番 (遊) 相田
夏の盛りは、とうに過ぎたとはいえ・・・ 葉月の晦日に降り注ぐ日射しは、まだまだ厳しい。
これからが秋は本番だというのに、残念で堪らないが創価の秋は、早々と終わってしまった。
常に勝つことを期待されている創価にとっては、選手も関係者もご父兄も・・・ そして応援団も
正直言って、この結果を素直に受け止められないのだが、試合を振り返ってみれば完敗だっただけに、
都立板橋の強気な采配と、見事なバッティングにナイスゲームと拍手を送りたい。
東京では一握りの私立と都立が戦うと、同じ高校生であるにも拘わらず、
私立が勝って当たり前のような雰囲気があり、ネットでも偏重気味のコメントが多い。
練習環境だけを捉えてみれば、確かにそうなのだが・・・ 公式戦には、それなりの難しさがある。
勝って当たり前と言われて戦うプレッシャーと、負けて元々と言われて戦える気楽さは不思議なもので、
序盤で大方の勝負付けが終わらない限り、中盤に入った時点で前評判の差は一気に詰まり
縺れれば縺れるほど「同じ高校生じゃないか。」という雰囲気が漂ってくる。
そして、その雰囲気を後押しするのは・・・ 選手が発する声ではなかろうか。
あくまでも都立板橋との比較でなんだが、声の大きさだけは都立板橋に分があったように思われる。
所謂それがプレッシャーと言うものだということは分かっちゃいるが・・・ 戦いは元気な方が勝つ。
けっして、創価ナインの声が出てないとは言わない。
だが、しかし・・・ 今日の創価は総じておとなしく、元気の面でも残念ながら優位に立ってはいなかった。
試合内容を振り返る前から、敗因を上げるのも変な話だが・・・ そこに触れておかなければ、
この試合のポイントが分からなくなってしまうので、あえて先に触れておきたい。
この試合の敗因のポイントは三つ、
一つは打線の弱さ、総じてスイングに精彩を欠いていたことだろう。
巧くミートした打球は数本あったが、強いスイング捉えた打球はファールを含めて僅かだったことが
この試合で苦杯を喫した最大の敗因だったと思われる。
二つ目は外野陣の守備だろう。
記録的にはエラーとして残らないが、微妙にずれた返球の遅れや、走塁を見ないで投げた返球ミスが、
要らぬ進塁を許し、次の打者での守備位置にズレが生じてしまい失点へと繋がっている。
最後の三つ目は、リリーフに出て来た投手の制球が安定してなかったことだろう。
制球が定まってないのに、キャッチャーのサインに首を振る機会が多く、
結果的にストライクが入らないでは、あまりにも守備時間が長すぎて、攻撃のリズムにが作れない。
逆転を許した後の8回と9回の攻撃が、ともに三者凡退だったことにも微妙に影響しているのではなかろうか。
[写真左] 先発した大久保投手(背番号18)、制球に苦戦するも無四球で5回を1点で凌ぐ。
[写真右] 2番手で6回から登板した晝間投手(背番号10)、気迫の投球で粘るが8回途中で無念の降板
さて、前置きはこれくらいにして・・・ そろそろ試合を振り返ろう。
9時54分、定刻の6分前に試合は始まった。
後攻めの創価のマウンドには、18番を付けた2年生の大久保が上がる。
慎重な立ち上がりだった。本当に慎重な立ち上がりだった。
先頭バッターは、ツーボールからツーボールツーストライクの並行カウントに戻してセンターフライ
2番には粘られてフルカウントになったが、7球目を引っ掛けさせてサードゴロ
3番は初球を打たせてショートフライ
三者凡退に打ち取ったのだから、立ち上がりは良かったということなんだろうが
何となく、投球内容にイマイチ迫力というか、力強さが感じられない。
慎重にコースを狙ってはいるが、気持ちよく腕が振れてなく、コースに置きに行ってる感が否めない。
その裏の創価打線は、1番村松がショートゴロに倒れると、2番井上の当りは相手投手を強襲するものの
跳ね返った打球がショートの前にイージーバウンドで転がるゴロとなりツーアウト
3番飯沼はスリーボールワンストライクから、低いストレートと外のストレートを続けて空振りして三振
見逃せば完全なボールだっただけに、あれを続けて振って三振では相手投手を調子付かせてしまう。
2回表、ワンボールから相手4番に投じた変化球が抜けて真ん中の高めに入った。
振り抜いた打球は、けっして強くはなかったが、三遊間のまん真ん中を割るレフト前ヒット
続く打者は5番、バントで来ると思っていたが・・・ なんと強硬策
結果的にはセカンド川口へのゴロとなって併殺に打ち取ったのだが、
強硬策の裏に、この4番と5番のバットに並々ならぬ信頼があったということを知っておくべきだった。
その裏の創価も、4番の窪田が巧くミートして三遊間を割るレフト前ヒットで出ると
こちらは5番古澤が手堅く送って一死2塁、
続く6番川口は、外のストレートをおっつけてミートし、ライナーでファーストの右を襲う。
ミットをはじいた打球はファールグラウンドに転がったが・・・ 惜しくもファールとの判定
相手ファーストが定位置で横っ跳びしてミットはじかれていただけに、微妙だったが・・・
まぁ、判定だから仕方がない。
結局川口は、外に抜かれたボールを引っ掛けてレフトフライに倒れると
7番上田は、低めのボール気味のストレートに手を出して空振り三振に倒れ無得点
相手投手にしてみたら、間違いなくナイスピッチングなんだろうが
ボールに手を出して、空振りや凡打に打ち取られていては得点を上げるのは難しい。
打順が一巡するまでは・・・ この緊張は解けないのだろう。
[写真左] 3番手で8回途中からマウンドに上がった網野投手(背番号1)、剛球で挑むがアンラッキーな当りで逆転を許す。
[写真右] 9回無死1塁ツーボールから急遽登板した山田投手(背番号11)、気迫のピッチングでピンチを凌ぐ。
3回は、互いに二死から安打が出るが、ここも攻めきれない。
そして迎えた4回、試合が一気に動き出した。
都立板橋の攻撃は打者一巡して2番から、大久保の外一杯の厳しいボールを打つと
打球はフラフラっと1塁ベンチ前に上がった。
とても間に合わないと思っていたら、ファーストの古澤がダイビングキャッチを見せる。
ナイスプレーだ。ファールフライの処理だが、このようなプレーから流れは変わる・・・ そう思っていたら
3番をセカンドゴロに打ち取って二死とした後、4番への初球があまかった。
抜け気味の変化球が、すぅ~と真ん中高めに入ったところを一閃すると、打球はレフトの頭上を襲う。
ホームランだと思われた打球は、幸いにもレフトフェンスを直撃して跳ね返って来た。
レフトのカバーも早かったし、打者走者も2塁で止りかけていた。
ところが、ほんの一瞬だがクッションボールの処理に手間取ったのを打者走者は見逃さなかった。
打者走者が3塁へ走る。レフト飯沼がサードへ返球する。
ところが振り向きざまだったために、レフトからサードへ強いボールが行かない。
それでも3塁ベースはクロスプレーだっただけに・・・ 返す返すも一瞬のもたつきが惜しまれる。
二死3塁、打者は前の打席で併殺打に倒れた5番が入る。
二死だから・・・ そう思っていたのだが、
5番の打球は、セカンド川口がさし出すグラブの先を抜けて、渋くライト前に転がっていた。
ファーストファールフライでのナイスプレーから、ここまで3人の打者に僅か5~6球しか投げてない。
前の打席でヒットを打たれた4番への初球が、あまく入ったことも残念だが、
キャッチャーのリードはストレート偏重だし制球もあまく、外のボールを右に狙い打ちされてしまった。
もう少しで良い。もう少し粘ってピッチングすることができなかっただろうか。
立ち上がりを慎重すぎるほど慎重に入ったにも拘わらず、この回だけはあまりに投げ急いだ感がある。
試合が動き出すと、その裏の創価にもチャンスが巡って来た。
先頭の3番飯沼がショートゴロエラーで出ると、4番窪田が手堅く送って一死2塁
5番古澤はユニフォームをかする痛くない死球を貰って一死12塁、
6番川口はセンターフライに倒れ二死となるが、7番上田が三遊間を渋く割った。
相手レフトが果敢に突っ込んで来たために、サードコーチは2塁走者を3塁で止めたが・・・
今度は相手レフトがこれをファンブル、再び走り出した3塁走者に続いて2塁走者も返ってきた。
タイムリーヒットではないが・・・ 兎にも角にも取りあえず逆転だけはした。
なおも二死2塁とチャンスが続いていたが、8番の大久保は初球を簡単に打って出てセカンドゴロ
好球必打は悪くない。初球から打ってでても悪くない。でも・・・ 狙い珠だったのだろうか?
大久保は前の打席も初球を打ち、引っ掛けてサードゴロ、今度はさし込まれてセカンドゴロ
三振を喫するような早いボールではないだけに、もう少し相手投手にプレッシャーをかけてほしかった。
流れは、いったいどっちにあるのだろうか。
記録に残らないミスと、記録に残るミスが、お互いのレフトに1本ずつ出て試合は中盤に入って行った。
6回表、創価のベンチが動いた。
ここまで無四球だが、球数の多かった大久保に代えて、背番号10を付けた晝間(ひるま)をマウンドに送り、
キャッチャーも背番号12を付けた上田から、背番号2の伊藤に代わった。
先頭の9番は三振に打ち取るが、1番の打球にハッスルプレーが裏目に出る。
打球はセンター前へのクリーンヒットだった。
タイミングは微妙だったがセンター村松は捕れると判断し、飛び込むが間に合わず後逸してしまう。
ライト井上が素早くカバーして2塁へ送球する。
2塁へ向かった打者走者とのタイミングは、ベースの上で刺し出したグラブに向かって走って来たので
応援席からは完全にアウトに見えたのが、判定は残念ながらセーフ
えっ、なんで・・・ ? そう思ったが、判定だから仕方ないと思う。
判定に文句を言わないのが、高校野球の良いところだから・・・
おそらく、さし出したグラブを交わしていたのだろう。
それでも危険なプレーを避けるためにも、タイミングアウトならアウトで良いと思うのだが・・・ 残念
しかし、晝間は動揺しなかった。
一死2塁から2番を三振の打ち取ると、3番はセカンドフライ、当ってる4番の前で打線を切ったのは見事だ。
ピンチを凌ぐと、その裏の創価にチャンスが訪れる。
4番窪田と5番古澤が倒れた二死から、6番川口は変化球がスパイクに当る痛くない死球をもらう。
川口はすかさず2塁へ走って二死2塁とすると、6回表からキャッチャーの守備に就いた7番伊藤が向かう。
伊藤は粘りながら、真ん中高めのストレートを左中間に持って行き三塁打を放つ。
やっと、タイムリーが出た。
さぁ、もう一本続け!と思っていたが、8番の晝間は簡単に打って出てファーストへのファールフライ
うぅ・・・ ん、もう一つ攻めきれない。
勝負所というか、二度続けて決めどころの場面で打順が投手に回って来る巡り合わせ、それもあるが
問題は、次の回のマウンドに向かう晝間が、打てなかったことを引きずってないだろうか。
それが気にかかる。
[写真左] 4番サードの窪田、打線の要でホットコーナーを守るキャプテン
[写真右] 1番の村松が、果敢な走塁で2塁への盗塁を決める。
7回表、マウンドに立った晝間に・・・ 残念ながら、6回裏に思った悪い予感が当ってしまう。
都立板橋の攻撃は、今日当りに当っている4番から、
けっして、気を抜いたボールじゃないことは分かる。
でも・・・ 当ってる打者には、魅入られたように打ちやすいボールが行くものなのだ。
またもや高めに抜けた変化球だった。
今度はレフトフェンスの上のネットを直撃、ここでまたクッションボールの処理に手間取る。
2塁へ向かいながらボール処理を見ていた打者走者は、躊躇なく2塁を回って3塁へ走る。
またしても3塁は際どかったが、今度は完全にセーフだった。
しかし・・・ 長打は見事だが、けっして足の速い打者走者ではない。
レフトが素早く処理して、素早く中継に戻していれば・・・ 前の打席も含めて二塁打どまりである。
記録の上ではエラーにはならないが、またしてもこれが失点につながるのだから、応援する側も辛い。
続く5番には、勝負を避けるつもりはなかったのだろうがストライクが入らず四球を与えて無死13塁
6番には痛烈に弾き返されたがレフトが猛然と前進して来てナイスキャッチ、タッチアップも許さない。
しかし・・・ 7番の時に1塁走者が走るヒットエンドラン、打者はセオリー通り打者の後ろへゴロを転がす。
2塁ベースのカバーに入りかけたセカンド川口の、逆を突かれて打球はライト前に転がり1点が入る。
走ってなければセカンド正面で併殺コースだが・・・ 相手の積極策を褒めるしかないのだろう。
ただ問題があるとすれば、ヒットエンドランは決められたが、
ライトが捕った位置と、走った走者の位置をみれば、3塁アウトのタイミングだったが返球が逸れている。
1点差となって、なおも一死13塁とピンチが続く。
しかし、ここから晝間が粘った。
8番の時に盗塁を決められ一死23塁から、8番に四球を与えて一死満塁とされるが、9番と1番を連続三振
特に9番の時は、粘られてスリーボールツーストライクとなるが渾身のストレートで空振り三振
見逃せばおそらくボールだったと思われるが、気持ちで振らせた魂の一球だった。
ベンチに戻る晝間の目が潤んでいたように見えた。
気持ちは十分に分かるのだが、厳しい言い方をさせてもらうと、まだ勝負は終わっていない。
やっとのことで、ひと山を越えただけである。
涙は・・・ 早すぎる。(気持ちは分かるが・・・)
僅か1失点なんだが・・・ 7回の守備には20分ぐらい就いてた。
なんとか打線の奮起に期待したい創価打線は、この回先頭の9番相田がピッチャー強襲ライト前ヒットで出るが
1番戻った打線は相手投手を捉えきれず、ファーストゴロ、サードフライ、センターフライで繋がらない。
そして、試合は勝負を決めた8回へ入る。
この回の都立板橋の攻撃は2番から、ここで晝間はストライクが入らなくなった。
2番を四球で歩かすと、3番がこの試合初めての犠打を決めて一死2塁、
バッターは、ここまで長打2本を含む3安打の4番を迎える。
ここで創価ベンチは4番との勝負を避け、キャッチャーは立ってないものの敬遠気味で歩かせ一死12塁
続くバッターは先制打を放った5番、ここで都立板橋は再びギャンブルを仕掛ける。
12塁の走者を走らせて打たせるという、ヒットエンドランで攻めて来た。
打球はセンターの前にフラフラと上がりポトリと落ちる。
打球が落ちた時、2塁走者は既に3塁ベースを回りかけていた。
もう本塁は間に合わない。
だが・・・ センター村松はバックホーム
間に合わないホームに投げとことも大きいミスだが、内野にカットマンがいなかったことがもっと大きい。
同点にされた上に、1塁走者を3塁に行かせているのだ。
カットマンが入っていれば、間違いなく2塁から3塁へ走る走者が見えてるし、
3塁へ向かう走者は、楽々アウトに捕れていた状況だった。
ここで創価ベンチは、晝間に代えて網野(背番号1)を送る。
ウォーミングアップを見守っていると、ストレートは速いが・・・ 変化球はストライクが入らない。
一死13塁からバッターは6番、ここから1塁走者に走られて一死23塁から
6番の当りは、再びフラフラと上がってレフト前で弾んだ。
ショート相田が背走する。レフト飯沼が突っ込む。
だが・・・ 二人の間に打球は落ち、突っ込み過ぎたレフトの頭上を大きなバウンドで越える二塁打
打球を確認しながら、3塁と2塁の走者が小躍りしてホームベースを駆け抜けて行った。
5対3、とうとう逆転を許してしまった。
この回のタイムリーは、確かに不運な当たりだった。
それは間違いないのだが、都立板橋打線の気持ちが、創価守備陣の気持ちを上回っていたことも・・・
間違いではなかった。
むしろ、アッパレ都立板橋といっても良い攻撃だったと思う。
さらにピンチは続くが、網野が渾身のボールで後続を連続三振に打ち取る。
創価の投手陣には、ピンチを三振で凌ぐボールがあるものの、
7回と言い8回と言い、たった一つの四球から綻びが始まり失点を重ねてしまった。
9回にもピンチを背負ったが、網野から山田(背番号11)にスイッチして辛うじて凌ぐ。
8回も9回も守備に約20分も就いていた。
7回と合わせれば、創価の攻撃陣は終盤の勝負所を、炎天下で1時間以上も守備で疲労していたことになる。
申し訳ないが、これでは・・・ 攻撃のリズムが作れない。
ポイントは、前もって上げた三つ
一つ目は攻撃陣の不調、散発6安打で3点取ったが、相手のミスがなければ得点は1点だけ
一方で都立板橋は全てタイムリーで5点を上げている。
夏の甲子園に出場したチームは、右打者は右方向へ、左打者は左方向へ打つバッティングが上手かった。
散発だった創価打線の点が線になるには、そこら当りにヒントがあるかもしれない。
二つ目は外野陣のボールを持ってからの判断力、
タラレバを言っても仕方ないが、仮にあのまま展開していたら5失点中2点は凌げていた。
ノーエラーなんだから、自信を持って良いんだけれど
ワンプレーに対する判断力と体力と技術力を、もっともっと磨かねばならない。
練習を積み重ねて、体で覚えるしかないだろう。
三つ目は投手陣の制球力
ラストの3イニングは、全て四球が絡んでピンチを拡大している。
これもタラレバを言っても仕方ないのだが、仮に一つ目の四球の打者を打ちとっていたら、
もう1点は凌げていたのではなかろうか。
4人の投手ともに、潜在的な素質は一級品なんだから・・・ もっとガンバレと申し上げたい。
負け試合の表現は本当に難しいが、今回は期待を込めて、敢えて少し厳しめに書かせてもらった。
本文中の表現については、全く持って他意はないものの、
表現が厳しすぎて、不愉快に感じられた部分があれば、大変申し訳ないがご容赦願いたい。
「アスリートの輝石」というヤクルトスワローズの小川投手(創価大OB)を取材した番組で、
創価大硬式野球部の岸監督は「負けを無駄にしない。」というコメントをされていた。
負けた時に何を考え、どのような行動をとるのか・・・ それもまた、ある意味では成長のスタートになるだろう。
勝負の世界において、負けることなく勝ち続けることは厳しく、とてつもなく難しい。
公式戦を早く終え、例年より長いシーズンオフとなったが、鍛える時間が余分に取れたと思えば良い。
体も技術も鍛えなきゃならないが、心も強くなってほしいと願う。
結果は辛かったが、この敗戦が来夏に続く因であったと、振り返ることが出来れば幸甚である。
ガンバレ、創価!
春に羽ばたけ、夏に輝け。
きっと、きっと・・・ 強くなる。
1 表/板橋 中飛、三ゴ、遊飛
裏/創価 遊ゴ、遊ゴ、三振
2 表/板橋 左安、二ゴ併殺(4-6-3)、中飛
裏/創価 左安、犠打、左飛、三振
3 表/板橋 三振、遊ゴ、左安、三振
裏/創価 三ゴ、一ゴ、中安、盗塁、中飛
4 表/板橋 一邪飛、二ゴ、左三、右安1点、牽制死(1-3)
裏/創価 遊ゴ失、犠打、死球、中飛、左安(レフトファンブル2点)、二ゴ
5 表/板橋 中直、三振、一飛
裏/創価 右飛、三振、捕安(セーフティ)、右飛
6 表/板橋 [選手交代/投/大久保→晝間、捕/上田→伊藤]、三振、中二、三振、二飛
裏/創価 遊ゴ、一ゴ、死球、盗塁、左中間三1点、一邪飛
7 表/板橋 [選手交代/一/古澤→深谷]、左三、四球、左直、右安1点、盗塁、四球、三振、三振
裏/創価 右安、一ゴ、三飛、中飛
8 表/板橋 四球、犠打、四球、中安1点、[選手交代/投/晝間→網野]、盗塁、左二2点、中安、盗塁、三振、三振
裏/創価 遊飛、遊ゴ、三ゴ
9 表/板橋 四球、[選手交代/投/網野→山田]、盗塁、三振、盗塁、二ゴ野選(13塁)、三振、四球、二ゴ
裏/創価 投ゴ、三振、一ゴ 試合終了
2年前の試合のことなので、ご返答が難しいのですが
まず、タイトルにある「運も実力のうち」については、まったくもってそのとおりでして異論はありません。
ご指摘の表現については、他意はありませんがクロスプレーの判定ですから、
応援する側の者として一瞬不満はありましたが、判定は判定として受け入れています。
表現が気に障ったようでしたら、ご容赦ください。
また、都立と私立の練習環境については仰る通りなので、
これについてのコメントは差し控えさせていただきます。
古い試合の記事を読んでいただいた上に、コメントまで頂戴しお礼申し上げます。
私も地方の公立高校出身ですから、都立の活躍には胸躍るものがあります。
貴校野球部のご活躍を祈念しております。
と言われていますが、文章中には明らかに判定に対する不満が表れてますよね。
おそらく、自校に有利な判定なら、あのような表現はされないのでは・・・
また、創価のような強豪私立と、都立の練習環境は、明らかに違います。
コメントをいただき、ありがとうございました。
早速ですが、秋のブロック予選での初戦敗退は、ここ20年ぐらいはないと思います。
申し訳ございませんが、それより古い時代のことは記憶がありません。
ブロック予選で敗退したのは、たしか2002年か2003年だったと思いますが、
ブロックの準決勝で都立城東に逆転サヨナラ負けを喫したことがあります。
エースが染宮君、4番が小早川君、キャプテンが藤本君の代です。
このチームはブロック予選での敗戦をバネにして、翌夏にはベスト8まで勝ち上がっています。
ベスト8では日大三に惜敗しましたが、甲子園を強く意識させてくれるチームに大きく成長してました。
今秋の結果は残念で堪りませんが、来年は必ず答えを出してくれると期待しています。
頑張ってほしいですね。
今夏甲子園出場の作新学院も昨秋は初戦負けだったようです。
切り替えて行けば大丈夫!
詳しい情報をいただきありがとうございました。
早速訂正させていただきます。
また、誤表記をしてしまった選手には、慎んでお詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。
2(右)井上 友希 1年
3(左)飯沼 凱 1年
4(三)窪田 修一朗 2年
5(一)古澤 一輝 1年
一 深谷 大樹 1年
6(二)川口 流世 2年
7(捕)上田 正明 2年
捕 伊藤 駿 1年
8(投)大久保 宏彦 2年
投 晝間 龍之介 1年
投 網野 輝 2年
投 山田 哲平 2年
9(遊)相田 大地 2年
分かる範囲でメンバー紹介を・・・。
村松君は相模ボーイズ出身、昨秋ベンチ入りです。主将の窪田君は関東制覇した軟式のクラブチーム・東京ビッグゴッズ出身。深谷君は江戸川中央シニアで4番打者。川口君は昨秋のベンチ入りメンバーです。上田君、大久保君は長野の軟式出身です。晝間(ひるま)君は創価中のエースで窪田君同様、東京ビッグゴッズで関東制覇しています。八王子リトルシニア出身の網野君は全国経験者。相田君は所沢中央シニアです。
錚錚たるメンバーが揃っていますし、ベンチ以外でも精鋭メンバーがシノギを削っています。
ここから一気に爆発すると思います。
※不都合な記述と判断されれば削除して結構です。