Reliability Engineering 信頼性工学

今朝は遅めの出勤です。その勢いでここを書いてます。

というのも毎週火、木、土曜日は街で市場があってときどき木曜の朝は妻と一緒に野菜を買出しに行きます。今日は5000円強の野菜と果物を買って、それを妻が全部家に一人でもって帰ってくれました　僕は直接出勤したので．だいたい一週間くらい食べれる量です。

で、遅れたついでに更に大学の中央図書館に寄って借りたかった本を数冊借りてきました　信頼性工学です．検索ソフトで英文を入れようとして”Reliability”をどう書くのかわからなくてちょっと焦りました…読む前に見つけられないじゃん…しっかりしてよ俺の右手の人差し指…　頭か？

まあそれはともかく、明日会議を入れました　我々の衛星のSafeModeを定義します　搭載するセンサーはもう確定し、モードの定義もほぼ決まっていたのですが、思うように行かない部分が出てきて（電力、軌道ドリフトによる赤外線カメラの生存確率）変更することになると思います。これまでは姿勢制御の点ではSafeModeにB-dotコントロール（地球磁場を追う形で姿勢を制御し、極軌道を一周する再に衛星自体は2回転する）を採用する予定でしたが、太陽電池パネルを太陽に向けた状態で姿勢を固定する方式をとることになるかもしれません．個人的には前者を選びたいのですが、何しろ知識が足りなくて反対する理由が見つけられない…　これこそ僕の仕事のはずなのに　せめて信頼性の点から判断基準を示したい．　今日一日あがいてみます。

UML in a Nutshell 2

UML in a Nutshell 読みました　簡潔に書いてあってよくわかりました　独習シリーズの様に練習しながら理解していく方法もいいですが、この本のようにすらっと読んで内容をつかめる本も結構いいものだと思いました．

O'Reillyの本は初めて買いましたが評判どおりいい本だと思いました．昔LINUXのハンドブックを読んだときは全然理解できずに不便な本だと思ったものですが、今回はちょっと違ってよかったです．

もしUMLを使いこなせたらこりゃあ便利だと思いました．我々の衛星開発に有用か？という問いの答えを求めて読み進んだわけですが、使えないはずがない！というのが僕の答えです．要するにUMLはプログラミング言語ではなくモデリング言語ですから、モデリングできるものであればUMLを適用できます．

敢えてUML（モデリング言語）を使いたい一番の理由は衛星のシステムをみんなで共通理解したいから。UMLを利用すれば細かい内容に（例えば膨大なコードの内容やサブルーチンの内容、プログラム手法などに）立ち入ることなくその一歩手前でシステムの設計の話ができる。それに大学での衛星開発はドクターの世代をまたぐ形で進行するため新規参入したメンバーがいちはやく衛星のシステムの構造を理解し仕事に取り組める．

とりあえず視野が広がった。あとはこれから少しずつモデリングのレベルを掘り下げていけばいい．よし重い腰を上げてみよう．

お昼のご飯を食べながら・・・

昨晩のポルトガル対オランダ、ひどい試合でした。ファール続出、退場続出…　フィーゴは相手の顔にヘディングしていましたね…　C.ロナウドの華麗なプレーを楽しみにしていたこともあり、オランダ３番の悪質なファールには本当に頭にきました！！今回の試合で完全に僕の中での印象は

オランダのプレーはキタナイ！

となりました．選手が進んでやってるのか、それとも監督が支持していたのか．とにかくいやらしいサッカーをしていましたね．ポルトガルの選手のファールは全てオランダからのものへの反撃としか僕の目には映らず、一方的にオランダが悪い！ととらえました（もちろん今もそう思っている）．最初のファールは絶対赤を出すべきだった。あの悪質ファールのせいでそのあとの試合がぐちゃぐちゃになってしまった。
決勝リーグの審判ぐらいはいい審判を選んで欲しいものです。

ポーランドが勝ってくれたから落ち着いて仕事に専念できるものの、もしあれでオランダが勝っていたらムカムカして仕事なんかしてられなかったでしょう！！！

魚の骨トラック

家の前ですごいトラックを見たので頑張って急いでパシャット撮りました．こんなトラックみたことない！

近所で建設が進んでいるスーパーマーケットの柱だと思われるコンクリート（2m*0.5m*15m）を一台のトラックが運んでいました。というよりコンクリートが一台のトラックの一部分になっていました！前をひっぱている頭の部分は普通のトラックの頭なんですが、おしりの部分は頭から機械的にまったく切り離されており、コンクリートがこの全体のトラックの背骨状態．繰り返しますが、コンクリートの柱の両端に頭とおしりが別々に取り付けられていて、それで一台のトラックになってる！ブレーキ用かなんかのケーブルだけ背骨のコンクリートに引っ掛けられて頭とおしりをつないでいました。これはルール違反じゃないんでしょうか？

Deutschland - Schweden W M

スウェーデンに勝ちました。やった！ポドルスキーが決めてくれました。

昨日はチュービンゲンに住む妻の友人夫妻が尋ねてきてみんなで街に見に行ったのですがあまりに人が多かったため我々二人だけ家に帰って静かに見ました。昼ごはんにこしらえた寿司のお皿を片付けながら。だんなさんは寿司が好きだと聞いてたので作ったのですが、ほんとにいっぱい食べた！僕はあまり食べれませんでした。非常に残念です。

この日の夜は今日の試合を観戦しに来たイングランド人たちがお酒の勢いでかなり暴れて数百人が逮捕されたとか。一時間後にキックオフです。エクアドルに勝てるかな？

Stuttgart HomePage in Japanese

Stuttgartのサイトは日本語版もあるみたいです．

http://www.fifawm2006.stuttgart.de/JPN/stadium/stadion.htm

Fly-by-Wire System

毎週水曜日は授業の日です．こちらの大学で博士号を取得するためにもう一単位とらなければならないらしく、自動的にフライバイワイヤの授業を受講することとなりました．２時から５時までの３時間です．内容はフライバイワイヤのシステム全般から、故障解析（？Failure Analysis）、オンボードコンピューター、冗長設計…　と幅広いです．演習もあります．

テーマとしては僕の研究テーマに近く、参考になる情報を多く得られます．最近は我々の衛星のOBCの設計の途中なのでもろに内容がかぶってます．教授はどうも例のエアバスやユーロファイターのOBCを開発したらしく、４枚のボードでの冗長設計に重点をおいてます．

我々は４枚プラスボーターを搭載します．当初はボードを独立して走らせる計画だったのですが、ボードがFPGAなのであまり大きなアルゴリズムを搭載できないため複数枚を同時に使用する必要がありそうです．まだ全体のアルゴリズムのボリュームの検討がたってないのにボードを先に設計するのはちょっと無理がありますよね．我々の衛星、以後”彼”は（ドイツ語を知っている方はなにを言ってるのかわかるかな？衛星はドイツでは男性名詞なので彼。）カメラを５台搭載しているのでメモリの量もかなり厳しいみたいです．電力もたりそうにない！ああ…　システムデザインの醍醐味と言ったところです．

Firefox ファイヤーフォックス

みなさんは普段InternetExplorerを使っていらっしゃるのでしょうか？

僕は以前はIE派でしたが、Firefoxを試してからというものその使い勝手のよさにすっかりはまってしまいました．今回はその中でも特にPowerPushしたい機能について紹介します．

その名はFootifoxといいます．サッカーの試合の実況中継ソフトです．このソフトはブラウザの拡張機能としてインストールします．（日本語版のFirefoxにも対応）ワールドカップやコンフェデ、その他各国（日本はないみたいですが、ヨーロッパの国のリーグは全部あるみたいです．）の国内リーグの試合内容をリアルタイムでブラウザの右下隅に表示してくれて、点数が入ったときには入ったゴール！と音で教えてくれます．結果を知りたいリーグや、国、チームを指定できとても便利です．仕事をしていても試合の結果をリアルタイムで知ることができるので本当にお勧めです．

取り合えずWMの間は大活躍しそうです．みなさんも興味があったら試してみてくださいね．もちろん無料です．

またまだ試したことはないのですが、
http://www.mozilla-japan.org/add-ons/jogacompanion/
というのもあります．どなたか試された方は是非ご感想をお聞かせください．

日本対クロアチア Japan gegen Croatia

この試合はStuttgartのシュロッスプラッツで観戦しました．日本代表のユニホームを着て望んだのですが、残念ながら引き分けでした．ゴールが見たかった！完璧なチャンスが二回あったのに残念だった．決勝リーグにいける可能性はまだ残っている．最後まであきらめないでほしい！
頑張れ日本！！

追記：
ブラジルがオーストラリアに勝ちました．もし日本がブラジルに勝ってクロアチアがオーストラリアに勝てば日本が進出できるのかな？得失点差うんぬんについてはブラジルに勝ってから考えよう！とにかく３－０でブラジルに勝てば何とかなるかも！

写真はStuttgartのホームページから

ドイツ対ポーランド Deutschland gegen Polen

みなさんWM観戦されていますか？

ドイツ対ポーランドの試合、我慢の試合でしたね．後半ロスタイムでドイツが一点を取って勝ちました．勝ってよかった．

この試合は同僚の家でみんなでグリルパーティーをしながら観戦しました．機材は招待した側が準備し、食材は参加者が持ち寄るという形のパーティーでした．グリルといっても電気グリルでしたが、サラダやパンも準備して、素敵な夕方を過ごしました．

ドイツ戦が始まったのは夜の9時、みんなでビールを片手に応援しました．それぞれドイツのユニホームや旗を持ち寄りかなりムードが出ていました．ドイツ戦が始まると通りがいきなり静かになったのには驚きました．ほとんど車は通らず、走っているのはバスだけでした．観戦されていた方々はわかると思いますが、前半からクローゼを中心に決定的なチャンスがあったのにもかかわらす、なかなか点に結びつかず、みんなまさに我慢をこらえて観戦していました．本当に興奮し、ルームメートのセビはかなり怒ってましたね．”物を入れろ！”って叫んでました．ああ、こういう風な言い回しをするのか、とみんなの少し激しい言葉遣いに笑いながらの観戦でした．

後半も点が入ることなく、同点かとあきらめかけていたその時に途中出場のOdonkorとNeuvilleがやってくれました．そのあとのみなんなの喜びようは表現できないですね．おかげで昨晩は安心してゆっくり眠れました．選手のみんなお疲れ様．

Schweinsteigerは本当に人気者ですが、昨日はあまり調子がよくなかったですね．次回はがんがん点を取ってほしいです．