拡張型心筋症で休職中

~社会復帰できるのだろうか?~

ICUその3

2011-05-27 10:24:58 | 闘病
朝なかなか起きられません、おはようございます。

救命病棟には4日と半日いました。
看護師、看護助手が忙しく働いています。
患者さんは高齢の方が多く、じょくそう予防のため2時間おきに『体位変換』をします。
何事も無かったかのように次から次へと変換していきます、さすがです。
感心して眺めていると
「清水さんも(介護)だから同業ですよね?」
と話しかけられました。
「介護でもデイサービスだから『体位変換』とか『清拭』とかしないですよ」
「でも入浴はあるんですよね?」
「あります」
「きつそうですね?」
「いやぁ、ここのハードさに比べたら何とも無いですよ」

どこの施設でも『拘束ゼロ』を謳っています。
しかし私は『自殺志願者』だったため『腰ベルト』で固定されていました。
「もうベルト外しても大丈夫ですよね?」
と看護師が何人も問いかけてきますが
「ココに来てから『抗うつ剤』を飲んでないので自分がどうなっちゃうか心配です。ベルト嫌じゃないので、もう少しこのままにしてください」
と断っていました。
10日の夜勤の看護師が強い口調で
「清水さんはもうこんなの(=腰ベルト)無くても大丈夫!」
と彼女の顔を私の顔に思いっきり近付けて言いました。
ドキドキしてしまった私は否定する事が出来ず、首を縦に振りました。
翌11日の朝、腰ベルトは外れました。

続きはまた次回。