拡張型心筋症で休職中

~社会復帰できるのだろうか?~

ICUにて

2011-05-25 10:32:25 | 闘病
おはようございます。
今日も何とか生きています。
『うつ』ってホント嫌ですね?

今日は『救急搬送』された話です。
正直言って何も覚えていません。
4月7日未明に運ばれたのですが、私には全く記憶がありません。
ずっと気持ちよく寝ていたのですが、一度だけ両脇を抱えられ『体重』を計った時、一瞬だけ気を取り戻しました。
「清水さ~ん!ここ、どこだか分かりますか?」
「どこ?」
「病院ですよ」
「何病院?」
「○○大学病院です」
「どっちの?」
「どっちのって(笑)」
ベッドに横にされた途端、すぐ眠りについたので会話は以上でした。

7日の夕方、一度ベッド上で目を覚ましました。
腰をベルトで固定され、鼻には酸素、腕には点滴、胸には心電図、陰部には導尿バルーン……。
紛れも無く『ICU』です。
すぐに再び寝ました。

そして8日。
医師に告げられました。
「薬物中毒に関しては特に問題はありません、もう退院していただいて大丈夫です。が、重大な問題を見つけてしまいました」
「何ですか?」
「心臓に異常が見つかりました」
「心臓?」
「入院して治療する事に何か支障はありますか?」
「明日は『ドライバー』なので会社に行きたいのですが……」
「通院、となると朝一番に来院していただいて点滴、そして夜、ご自宅へ寝に帰る、という形になりますし、日数も入院した場合の数倍かかります。」
「治療しないとどうなるんですか?」
「正直言って、清水さんが今生きてらっしゃる事が……。睡眠剤で運ばれなくても、翌日に心臓で運ばれてきたと推測できます。」
「入院期間は?」
「2週間、いや3週間です。」
「それで治るんですか?」
「いや、あくまで検査メインの入院です。もちろん治療もしますが、あくまで調べる事が中心です。治療はそのあと一生続くでしょう。」
「分かりました、入院させてください!」
「絶対安静ですからね!トイレに行く事も許しません。水分は一日500mlでお願いします。」
一瞬にして点滴が4種類に増えました。

自覚症状は無かったのか?と尋ねられましたが
「全部『うつ』のせいだと思っていたので……少し考えさせてください」
と答えました。

続きはまた次回!