音楽、漫画、映画のレビュー。たまにアニメのも。あと日々の雑記。

バンドオブブラザーズ Vol.4 レビュー

2005年12月25日 | バンドオブブラザーズ
第7話「雪原の死闘」

 出た!戦争モノ定番の「正気を無くしてひたすら素手で穴を掘る者」が!爪が割れても気付かず続けてるってのも「正気を失ってる」表現で良く見るなぁ。しかしなるほど。アレは身を隠す穴を掘るって言う意図だったのね。納得。
 
 ラストの独白にやられたわ~~。『中隊の見えない傷が深まるほど、絆もまた深まっていった』

   「兄弟の絆」っつータイトル通りの話だ。以降の話に期待。

バンドオブブラザーズ Vol.3 レビュー

2005年12月20日 | バンドオブブラザーズ
 第五話「岐路」第六話「衛生兵」

 第六話のほうの副題「衛生兵」は、原作のほうだと「バストーニュ」となっている。でもこれは邦題の方が的を射ていいと思う。この衛生兵の視点の戦争映画ってあんまりないよなぁ。というかそういうのはこれが初めてだ。戦争の惨たらしさがきっちり描かれている。まだ全部見てないけどたぶん六話目が全編通じて一番印象深い話になると思う。

バンドオブブラザーズ Vol.2 レビュー

2005年12月19日 | バンドオブブラザーズ
第三話「カランタン攻略」

 E中隊がユタビーチとオマハビーチを結ぶフランスの村「カランタン」の攻略を展開する話・・・。ドイツ兵捕虜を殺した場面があったんだけど、そういえばこれはノンフィクション物なんだった。すっかり「作り話」を見ている気分になってたけど、このエピソードで引き戻された。ノンフィクション映画を作る場合だと、捕虜の虐殺とは、それ一つのみで数十分の時間を割きそう要素なのに、この映画の場合は淡々としすぎていた。「こういうことがあったのさ」と無言の語りが聞こえた気がした。

第四話「補充兵」

 やっぱり印象的なのは、ドイツ人相手に売春した?(作中では「寝た」と表現、たぶん売春のことだと思う)女が丸刈りにされて衆目の前で辱しめられるシーンだな。「映像の世紀」でもあったわーコレ。そっちは実際の映像だった。そっちの方を見たことがあるから、この映画のリアリティがどれほどのもんかが分るな。はっきり言ってこの映画リアリティありすぎ。

「バンドオブブラザーズ」Vol.1レビュー

2005年12月18日 | バンドオブブラザーズ
1、「翼のために」

 陰険且つ無能なソベルと「こんな奴の指揮下では戦えない!」と言うE中隊のお話だが・・・すげーな。作戦決行直前に皆で辞意出すと反乱扱いになるのか。なるほど。
      「下手すると銃殺刑もありうるぞ!」
 言いたいこともいえないこんな世の中じゃ(略)

2、「ノルマンディ降下作戦」

 やっぱ戦争物は戦闘シーンが無いと。ノルマンディ作戦って行ったら海からの上陸のイメージが強いけど、そっちのほうは「プライベートライアン」の冒頭でやってる。こっちは上空からの落下傘降下作戦。プライベートライアンの方のド迫力に比べるとまだおとなしい感じがあるけど、これはこれで圧巻される。空からの視点は絵的に壮観さがあるし、地上からの対空砲火はリアリティありまくり。対空砲火で輸送機が落とされていくシーンは「一秒後には死んでるかもしれない」という緊迫感があるし、無事に降りられた後でも「いつ敵と遭遇するかわからない」という緊迫感がある。やっぱり戦争物はこういう緊迫感がたまらん!ハラハラしっぱなし。

バンドオブDVD

2005年12月17日 | バンドオブブラザーズ
 今海外ドラマの「バンドオブブラザーズ」という作品を見ているんだけど、いや~すごいわ。この作品は。「なんかいい作品ないかな~」と思って、みんなのシネマレビューをいろいろ見ていたら、なんと平均評価9点を越えている(10点満点中)作品があるじゃないか。世間一般で良作と思われている作品でも、皆が皆おもしろいと言う作品なんてそうそうなくて、幾人かは「つまらん!」と感じる人が必ずいるもんだ(もちろん逆パターンもある)。
 
 ショーシャンクやターミネーター2ですら9点越えてないのに。そんなに良い作品なのかと思ったが、やっぱりよかった。すごいのはこれは劇場用映画じゃなくてテレビ用映画だってこと。それでこのハイクオリティは他には無いよ。マジで。

 あまりに良かったので、DVD一個見るたびにレビューつけていくことにする。