2023年2月3日(金) アルカノイドと悔いと攻略と

2023-02-04 15:11:46 | 訪問記

約3ヶ月ぶりに行ってきました!











何度来ても、やっぱり好き!ここがワイのパワースポットや!


さて、今回のプレイ。
まずはアルカノイド、1度目は30面で力尽きてゲームオーバー。
そして2度目の挑戦で、なんと自己ベストを更新できました!(91万→93万)



1面からアイテムのピンク(面クリア+ボーナス点)と黒(1up)が出るわ、その後も黒がわらわら出るわ、
さらには超難関面の25面と32面をワンミスくらいでクリアするわ、と絶好調でした。
あと7万点で100万点か・・・いつか達成したいです。


ギャプラスも2回遊んだのですが、2回目が終わった直後に電源がぶち切れてビックリしました^^;



古い筐体なので色々あると思いますが、なんとか頑張って稼働し続けて欲しいです。

ところで、前回の訪問でギャプラス熱に火が点き、PS4版で41本フラッグパーフェクトを達成しました!


現在、ミス数を減らすべく奮闘中です。
あとちょっとで満足行くプレイが出来そうなので、もうひと頑張りしようと思います。


最後にスペースインベーダーDX、今回もノーミスで一周できました。



ゲームモードが、カラー・白黒・セロファン・アップライトと気分によって選べるのが楽しくてついつい遊んでしまいます。


一泊して朝食バイキング、鰹のタタキ&ちりめん山かけ茶漬けを海を見ながら頂きました。





最高やでしかし!



朝のゲーセンの空気を吸ってから帰路につきました。
また人生に疲れたら、元気をもらいに行きたいです^^


・アルカノイドと悔いと攻略と

今回も非常に楽しかったのですが、でも筐体について不安要素がたくさんあります。
箇条書きにすると・・・

・スーパーハングオンがグラグラ状態
・雷電II、テトリスの色味がおかしい
(New) アルカノイドの画面右端が見えなかった
(New) ギャプラスの電源が突然ぶち切れた

などで、これらがいつ悪化して撤去につながるかは全く予想がつきません。
ですので、いつ撤去されても悔いがないようにしたいところです。
そして幸いなことに、昔から遊んできた以下の三機種については目標に到達したので、
撤去されても寂しいですが悔いは残らないと思います。

・ギャプラス:1千万点達成
・インベーダーDX:10万点達成
・1942:全32面クリア

逆に、大きな悔いが残るだろうな・・・と思うのがアルカノイド
そう、100万点を目前にして撤去されたら、一生心残りになると思うのです。
「じゃあとっとと本腰入れて攻略すりゃいいやん」と思わるかも知れませんが・・・
すみません、かなりメンドクサイことを言いますが、
僕にとってアルカノイドは「唯一の、大好きで攻略したくないゲーム」なのです。
なぜ攻略したくないか?それは「反射神経だけでギリなんとかなるゲーム」であり、
その「なんとかクリアできるかできないかの勝負が最高に面白いゲーム」だからです。

80年代、アーケードゲームの難易度は上昇する一方で、本などを読んで知識をつけて攻略しないと
クリアできないタイトルが多くなったのは周知の事実だと思います。
そんな中でも、反射神経でなんとかなるゲームはいくつか存在し、
とりわけ内容が面白く、かつ僕と相性が良くて大好きだったのがアルカノイドとスペースハリアーの2つでした。
この2つだけは、いつまでも必要以上に攻略知識を入れることなく
「ワー」「キャー」言いながらプレイしたいと思い、数十年はそうやって遊んできました。

ですが、徐々にそれが許されない状態になってきました。
まずは、スペースハリアー
2010年代にもなると、ムービング筐体が日本に数えるほどしか存在しなくなり、
いつか遊べなくなる時が来るかも・・・と焦りを感じ始めました。
そして2016年、「ムービング筐体で遊べるうちにノーコンクリアしたい!」と思い立ち、
サターン版で敵の出現位置などを頭と身体に叩き込み、
同年3月にウェアハウス川崎人生初のスペハリノーコンクリアを達成しました。







いやもう、達成感は半端なかったです!実際、頑張って良かったと思います。

でもそれと同時に、以前の「いちいち敵の出現に驚き、アホみたいに弾を撃ちまくる」という
最高に頭が悪くて楽しい遊び方が出来なくなったのは、やはり寂しかったです。
敵の出現位置を覚えて、片っ端から撃墜して行く遊び方も勿論楽しいですが、
個人的にはそれよりも、スペハリはずっと頭カラッポで遊びたかったのが本音です。
(もっとも今なら、出現位置とかだいぶ忘れてるので以前に近い遊び方が出来る気がしますが^^;)

ところで、悪い予感がちょっと違う形で当たってしまい、ウェアハウス川崎は僕がスペハリをクリアした3年8ヶ月後の
2019年11年に閉店してしまいました。大好きなゲーセンだったのに・・・。
スペハリ筐体がウェアハウス草加に移転して稼動中なのは不幸中の幸いですが、どうやらムービングはしない模様です。
・・・あれ?ひょっとして、いま日本のゲーセンで可動するスペハリ筐体は無いのかも?
調べたら、ミカドの筐体もどこかに行って行方不明のようですし、確か指宿のホテルのも可動しなかったハズです。
これはちょっと、安駄婆さんにご登場していただくしかないですね・・・。



もしゲーセンでムービングしているスぺハリ筐体をご存じの方は、ぜひぜひ教えてくださいませ。m(_ _)m

スペハリの話が長くなりましたが、今度はアルカノイドの番です。
「いつかゲーセンで遊べなくなる日が来るかも」と思い、家でも遊べるようにイーグレットツーミニを買いましたが、
なんか面構成も違うし、何より本物に触れることで操作性の圧倒的な差を思い知り、
「アルカノイドは業務用一択だ」と痛感したのは以前に書いた通りです。
その業務用アルカノイド筐体は、さすがにスペハリよりは残っていると思いますが、でもどれほどあるかは不明ですし、
なにより大好きなゲーセンであるロイヤルホテル土佐で100万点達成したいので、
これまで何度も調整中になった筐体の状態を考えても、狙うなら急ぐに越したことはありません。

だけど、ぶっちゃけ今のままが一番楽しいし、あまり攻略したくないんですよね・・・。

現在の僕の実力では、アルカノイドのクリア率は3~4割といったところです。
これ、本当に楽しい状態なのです。毎回、今日はクリアできるかな~とコインを入れ、
序盤でミスしまくって焦ったり、残機0の状態を必死に凌いだり、アイテム運に一喜一憂したり、
そしてクリア出来ればバンザーイ、失敗すればコンチクショウ、
たまに凄い点数になってアワワワワ・・・と、まさにゲームの楽しみを最大限に満喫できています。
それを「この面はここから崩すと楽にクリアできる」という攻略情報を得たりして、
(実際、素晴らしく緻密な攻略をされているページがあり、(こちらとかこちらとか) 以前に見て度肝を抜かれました^^;)
「クリアは出来て当然、あとは何点取れるかが勝負」の状態になってしまうと、
たぶん大切な何かを失ってしまうと思うのです。
僕にとってそのような状態になったのがインベーダーとギャプラスで、
攻略し過ぎて100円を入れた時点で1周クリアはほぼ確定、ギャプラスに至っては全力でやればエンドレス確定です。
それでも遊ぶのは楽しいし、フラッグ狙いや縛りプレイなど変則的な遊び方も出来るのですが、
逆に言うとそんなのはもう充分、スペハリも一応攻略しちゃったし、アルカノイドは野生プレイヤーのままでいたい、
ずっとゲーム本来のクリア出来るかどうかの緊張感を楽しみたい・・・というのが僕の本心です。

さりとて、一度も100万点を取れぬまま撤去されても悔いが残るだろうし、
攻略しても悔い、しなくても悔い、一体どうしたものか・・・と悩んだ結果、
一つの案を思いつきました。

「最終面、すなわちモアイのみ攻略する」

実は今回、残機が2機ある状態でうっかりクリアしてしまいました。
もしこれを完全に稼げたら15000点×2で30000点、それで96万点で残機が1機増えるのでさらに15000点プラスして、
97万5千点まで得点が伸びてたハズでした。
加えて、それまでのモアイ戦でもポロポロとミスしてたので、
もし対モアイが完璧だったら100万点とはいかなくても98万点台までは行ってたような気がします。
ですので、まずはモアイ戦だけきっちりと攻略してみようと思います。
これなら通常面の面白さには影響がないし、もし今回のようなチャンスがあれば
ひょっとしたらひょっとできる?かも知れないので、なかなかの妙手だと思います。
でも中途半端な作戦とも言えるし、果たして吉と出るか凶と出るか?
とりあえず次にホテルに行くまでに、きっちり仕上げて行こうと思います。
また筐体の寿命に加えて、僕も既に50歳を超えており体力も集中力もどんどん衰えていくでしょうので、
本当に時間との戦いになりそうです。

それにしても、昨今の電気代の高騰などでゲーセンの経営は苦しくなる一方だと耳にします。
今後、突然の閉店も増えると思うので、皆様もクリアするべき業務用ゲームがある場合は
どうぞ早めのチャレンジをされてください。全国のゲーセンも、頑張って苦境を乗り越えて頂きたいです。
予想外の長文になりましたが、最後までおつきあいくださりありがとうございました。