なかなかハンサムな街の顔、拙宅の近所、シャルロッテンブルグ区の街角。
今日も湿気のあるドイツの冬らしくない寒い日でした。
昼過ぎに急に雹から雪、5分後にはつかの間の晴天。いわゆるAprilwetter。
直訳すれば4月の天気!という意味ですが、まあ今日みたいなごっちゃまぜの天気の事。
4月のOstern(イースター)の前後、毎年必ず訪れます。春らしく暖かい日が続くようになったかと思ったら急に雪が降ったり、一日のうちで雪や晴天がかわりばんこに来たり。
こういう居心地の良いカフェなんかも立派な街の顔ですねー。
このお店、Savigny広場の傍(クーダム寄り)にあるんですが良い店なのになぜか満員という事がない。
コーヒーも美味しいんだけれど、先日寄った時は紅茶を頼んでみました、ダージリン。これが美味しかった。
ドイツはもともとコーヒーの国。コーヒー栽培してるっていう意味じゃないですが20年前はコーヒーはどこでも美味しかったけど紅茶はひどいもんだった。紅茶というと1種類、茶葉に名前なんてあるのか?系の感じで胃腸を壊したときにはラスクと紅茶を飲む、みたいなイメージでした。いまは街に紅茶専門店が並びスーパーでさえも何種類ものブランドを置き、街の普通のカフェでも美味しい紅茶が飲める事がある。今これを書いていて気がつきましたがずいぶんと変わりました。
今も外は雨らしい、不規則な雨音が聞こえます。
そしてこのはっきりしない寒々しいお天気、しばらく続くそうです。
最近のイタリアンやフレンチコーヒー、はたまたスタバが流行るず
うっと前からコーヒーがよく飲まれていたのです。特にカラヤン時代
のフィルハーモニーの楽員カフェのコーヒーは美味しかった。今でも
イタリアンやフレンチのコーヒー好きですが、ドイツのブレンドもな
しではいられません。これのブラック。ザクセン州はコーヒーザクセ
ンといわれるくらいコーヒーとのかかわり合いは深く長い州で、ライ
プチヒにはヨーロッパで一番古い今でも営業してるカフェがありま
す。CafeBaum。夏前にいってきましたがコーヒー、美味しかった。