虎姫運ちゃん

-ひたすらな日々-

秋色。

2009-08-26 22:53:56 | 
朝晩、めっきり涼しくなってきて、

孫虎「サムイ~!」と朝、擦り寄ってくるの(へへ、可愛い~)

ウォーキングしてから会社へ行っても、汗が邪魔にならないくらい。

長方形のドームの敷地を一周すると、

900㍍とかで、1日計2周くらいでまぁ、丁度イイかと、、、

外周へ車を停めてボチボチ歩き始めて角を曲がったとたんに、

67本植えてある山桜へ消毒薬をかけているところ。

霧吹き状態に風に乗って虎姫のほうへ飛んでくる。

こんな取り込んだ時にお邪魔虫は、虎とは重々承知の輔、

けど、車は対角の一番遠い所にあって…歩いて戻るより道なし。

今日はよくよく、塩梅悪し~★

隣の会社の姫運ちゃんとも話すのね、、

朝の10頃と、お昼の13時頃は一日の命(チョット大袈裟)をかける時間。

急行(JR)が集中して駅へ着くの。

ココで拾ったお客さんが運命を決めるも同然。

9時半、無常な無線が…「虎姫号、福祉車両車に乗り換えるよう」
      (あ~~~~…なんちゅうこと)

(グチぐちグチ)乗り換えに会社へ戻った虎、

続けて福祉車両車の電話受けを聞く。。。。。

お年の虎姫は最近、車椅子と共にお客様を家から運び出して、

車に乗せる体力の限界を感じ始めている。(息が苦しい)

こんな事があったと思いねぇ。。。


セダンに乗り換えて普通の業務。

いつものお馴染み様へ「ヘイ毎度」

「あのね、今日は隣村のショウガイセンターへお願いね」

肝心な町名は忘れたそう…

「ねぇ、何か一言でも覚えてないですか?」と、虎。

行けば探しますから~!とお客様。?????

虎のオツムの中は、障害? 障害センター?? ワカラン???

行って探す?どれだけ広い土地かご存じ無いな~~?

「今日はね、福祉の話なんですよ」と言われても…

でも、障害センターなんて、なんて命名なんや!

と、ショウガイ、生涯センター、なら研修をつければ、

生涯研修センターならありそう~。

本社のアンポンタンといつも配車係りをコケにしているのに、

すがる所はやはり『配車係り』

「隣町に生涯センターとかありますか?」

お利口さんの配車係り~一発で、

「生涯学習センターは、田舎小学校の南!」

虎姫は尊敬しちゃう~。

お陰さまで迷わないで目的地へ着く事が…出来た。


駅で40代? 男性。

陸送だって、JRの駅から、東の方に中古のトラックセンターが有るの。

ココ何年か、日の出の勢いで大きくなった会社。

駅待ちのタクシーは何十台もあるから一概には言えないけど。

ここ何ヶ月か、虎は陸送の人を長く乗せてない。

正直に思ったことを言ったら、

「エエ、最近景気が少し上向いてきたって感じますよ」って。

この人、東京でタクシーの運ちゃんをしていた事も有ったそう。

外車の乗用車の陸送をしていた事も有って、車の話ばっか。


洗車して、帰りの点呼して、またもや、ドームで帰りのウオーキング。

シマッタ、朝、薬を撒いていたんだった。

山桜の下は落下したアメリカシロヒトリ(違ったかな?)でいっぱい。

葉っぱが葉脈だけを残して、スッカスカ。

散歩している人、犬、結構多いなぁ、。、。



こんなに~続くって。

2009-08-20 21:07:53 | 
朝、出勤前に新聞の点検。

ザ~と目を通す。

特にお悔やみ欄は失礼の無いように閲覧。

(アラ)近所にご不幸が…

これは会社の帰りにお通夜に間に合うように、、

セレモニーホールへ寄ることにする。(包みを準備しなければ)


午前中、南部先生のときに登場していただいた坊守り様をおのせする。

「ねぇ、虎姫さん、今日、お通夜へ行くのに、6時頃着きたいの、
                何時頃出発がいいでしょうね」

経路設定、でも時間的に虎はお供できない、

同僚が運転しても~こんなもんじゃろうてと割り出す。

内心、アチコチお葬式があるんだ!!と…。


駅へ戻って、しばらくしたら…

「虎姫号、ご指名で、N病院へ。」と無線が。

??この方は運ちゃんを常時2名指名して虎は3位かな?

1位は今朝まで仕事だったし、2位はバス運転で居ないハズ。
    (3位の虎姫をようやく思い出してもらったのか)

「へい~!毎度」82歳いつもの笑顔。

でも、突然、「今朝、妹が無くなって…」

「は~…」お悔やみの言葉が出てこない。

「お寂しいですね」に、「本当に寂しいわの」

今、家へ帰って、午後又電話をしたら来て欲しいと(次の仕事をゲット)

   駅へ戻る~~。

お寺さんへ配車されて、、お坊様をお乗せする。

ホン近くの、高齢者マンションへ。

「歩いてもいいけど、行った事が無いので、玄関を開けて欲しい」と。

お坊様、「枕経に行くんですよ。」

亡くなってすぐにお経を上げてもらうことを枕経というんですよね。

このマンションは玄関がシッカリカギが掛かっていて、キーを押さねば成らぬ。

虎はキー解除して貰う、、(なんや、頼りない虎でも、頼りにされて・・)


午後、先程の3位指名のお客様を隣の市までご案内。


一通り今日の仕事を終え、近所のお通夜へ。

66歳、心臓、早すぎる年齢。


それにしても、なんて続く日なんだろう。。。。。

      まとめて合掌。


お盆の裏側。

2009-08-13 20:59:12 | 
今日は旧盆の始まる13日。

なんとも、イヤハヤ…

駅でJRから降りてくる人は確かに多い!

子供連れ、老夫婦、お墓さん用の花束を持った人。

いつもサラリーマン、学生などを見慣れている虎姫達には物珍しい。

殆んどがお迎え有りで、駅前に着けて来るマイカーの多さ~!

はしゃぎまわる子供たちは車道までも飛び出すような感じ、

久しぶりに会う親戚で嬉しくて堪らないと見える。。。


でも、昨日も今日も、駅からのお客さんは何故か拾えない、

無線がなって、ワンメーターのような仕事が殆んど。

それも繋がればまだ悪くないのに、単発で駅へ戻ってきて、待つ、

出番になると又無線で呼び出され~~

配車係りの悪意にさえ思ってしまう…


今日のクドキ。

以前いつも駅前をジャージであるいていた虎姫とオツカツの年齢の人、

最近とってもお洒落して黒いストッキングを履いてバッグを手にかけて、

優雅に歩いてらっしゃる。

以前2度ばかりおのせしたことがあって覚えてる。

今日列の後ろからトントンと窓を叩いて…乗せて下さいって。

虎「最近細くなりましたね」

客「そうよ~毎日ダンスをしているのよ」(心なしか言葉使いも)

そうして、座席で上半身をくねらして踊り始めたの。

そういえば買い物に行く時の歩き方は、モデルウォーキング。
    (何が彼女を変えたのか、よう、解らん)


高齢者向きのマンションへ。

「ヘイ、毎度」女性、レンタカーの会社へ

キビキビとした動作でお顔には年齢相応のものが有るけど、

動きは虎姫なんかより若々しい…

「イエね、車を借りようと思って、、整備もシッカリしているしね。」

「そうですね、レンタカーを借りるのも一つの方法ですよね、
          維持費も馬鹿になりませんて」

と話も弾んでレンタカーの会社へ。

お盆でどこかへ出かけられるんだとお客様を置いて戻る途中…

無線がなってレンタカー屋サンへ戻れば…先程の方、、、

「あれ?お車を借りるんでしたよね」に、

「簡単に車を貸してくれないんですよ」と・・・

健康保険書を見せなければ貸してくれない所もある。

おまけに、、免許書も持って行かなかったとか。(どうも…??)理解不能


今日、最後の仕事がもう一つ欲しいなぁと思っているところへ、

無線、ゲット、市内1のお寺さんへ配車されて、

ココの坊守りさんは虎姫の高校時代の同級生。

お婆さんを横にタクシーを待っている。

彼女はそれとなく、運転席の方へ、

「多分、認知症だと思う、」虎姫は必死で何処へ行きたいのか聞く。

お年寄りを乗せる時はそばに居る人に出来るだけ聞く。

町名は本人に教えて貰って、、、

考えの甘い虎姫は、帰れば解るだろう位に思ったのに。

「近くに病院、魚屋さんが2軒あって、、、」

思ったところに着いたのに、

「ワ?カ?ラ?ン、ココは違うのじゃないか??」

これ以上メータが上がるのはヤバイ。。と魚屋さんへ飛び込んだのです。

魚屋さんの女将さん「あ・あ・そこ行った所ですよ」に安堵。

デモね…家に着いてもココは家ではなさそう、何処へ連れてきたのですかって。

タマタマ工事の人が入っていて、ココの婆さんですよって言ってくれているのに。

違うって・・・・・・

戸を開けて、置いてきちゃった。(疲れた)

今日はこんな仕事バッカ。

久しぶりに年老いた両親に会った、子供達。

たまに親孝行しょうと田舎へ帰ってきた子供達。

年月のギャップに途惑っているに違いない(と虎姫は思う)


帰省の方々。

2009-08-06 20:30:31 | 

今日の仕事の疲れが出てくる16時頃。

JRにて、お客様を待つ…

同僚がホイ~!疲れた顔してる、もう帰って主婦したらって。

この時間はシャドートレーニング。

晩御飯の献立、買い物、帰ってからの台所での手順、

そうそう、冷蔵庫の中身思い出し点検(忙しい忙しい)

本社へ水揚げを持って行く前に車庫での洗車せんならん。


そういえば?梅雨が明けたのに、雨が降って…

梅干を干したままにして出かけてきましたって。

お客様は、慌てて帰るのでもなく…

買い物をしなくてはとショッピングセンターへ行かれる人も。。。


そんな時刻。

トントントン、(何の音?とは言わない)

残してあった笑顔で「ど~~ぞ>^_^< 」

「あら、去年の運転手さん~!」(へっ?)

アンポンタンの虎姫はすっかり忘却の彼方。

ご夫婦での乗車。

去年の明日、隣町の海岸沿いのお寺様へお案内した。らしい。

今年は一泊して明日又お参りに行かれる為に東京から。

すっかり忘れている虎は少々気まり悪い。

でも少しずつ思い出すように努力!!(あまり効果無し)

こんな田舎が有るのって、お幸せですよねに、「まぁ???」のお返事。

虎の地方は冬なら、蟹、今頃はイカ、アワビ、サザエ、お魚全般。

今日は料理旅館で、お楽しみです。


そういえば、今日の午前中は海の方の山の中へ配車されて。

若いお母さん、小3くらいのお兄ちゃん、保育園児らしい女の子。

の3名様、、、隣の市の映画館郡へご案内 

何でも免許書を婚家へ置いてきてしまって、、、

送って貰ったので、届くまでの辛抱。

海とか遊びにも出られずに「不便です」って。

今日は「ポケットモンスター」を見に来たらしい。

田舎のいい所は、映画館は並ばなくても入れるし、

食事する所も殆んど込んでいない、

デパートも、切符を買うときでも、トイレさえ空いている。

風通しがイイですよ~~!

こんな帰省客が多いのも多分、23日頃までなんだろうな。

お墓参り、爺婆の顔を見に来る、少しの間の、民族大移動。

運ちゃん仲間。

2009-08-04 21:06:39 | 
まぁ、いろんな人が運ちゃん仲間にはいるものでして…

客待ちで、JRの駅に並ぶのです。

その時に窓を開けてボソボソと話す事があります。

殆んど同年代の運ちゃんが多いので、かなりな年と思いねぇ。

「おいら最近な、庭いじりしてるぞ」って。

かなり変わり者で、社長に運転手には向いてないから、

他の仕事を探すように言われたこともある人。

自宅がわりと近くで、以前の仕事内容も知っている、

オバサンが虎姫の自宅の隣に住んでいる。

地場産業の最終的な華燭師、美大出身でもある。

何を話し出すのか…聞けば、庭に玉砂利を引いたそうな…

「ホームセンターでな、白い玉砂利を買ってきて」

幾つも袋を買ってきて、引いても引いても、広がらないとか。

50センチ幅で2メートルで飽きたそう。(念のために100㌔程)

何をドウしたいのか分からないけど、

太っちょの人間を一人横にしたくらいじゃ有りませんか。

虎姫も昔、砂場を作ろうとトラックに持ってきて貰ったけど、

100キロ位じゃなかったよな。

う~~~ん、こっそり覗きに行ってこようか。


虎姫はモノ知らず…

以前駆け出しの頃、(ご指名で)

出先で配車されて…分からん所???

運良く?葬式場の前に他社のタクシーが止まっている。

駅で見たことがある運転手で、

「すみません、◎◎◎工場って知りませんか?」

「僕らの会社では多分あそこのことを言うんですけどね」

で、虎姫は多分の所へ急行、着いてお客さんの顔を見れば知っている人でした。

それ以来、駅でチラリと目が合えば、ニヤリと合図を送りあっている。

で、この人の事を、「メモリアール○○」の名前を取って、

陰で「メモル」と呼んでいる。


これも他社の姫運ちゃん。

この会社はお姫さんが二人いて話し相手があるけど…

虎姫の会社は孤独な虎が一人。

これも、車が並ぶと、窓を開いて、話込む。

虎の娘と同い年、こちらはシッカリ、妻と母と仕事の掛け持ちママ。

帰る頃に、今日も話し相手になって貰って有難うと別れる。


虎も激しい性格だもんで、5メートル以内寄るな! とか。

話しかけるなとか言うことは(タマに)ある。

大雑把に言って…色んな人、居ますよ。