虎姫運ちゃん

-ひたすらな日々-

今日の仕事。

2009-07-30 19:08:21 | 
朝早く配車されて普通のお家へ~☆

少しまごついたけど、ゴミ出しの人に聞いて振り返れば…

畑の向こうに、腰を折ったおじいさんが家から出てきたところ。

タクシーが一発で玄関へ着かなかった事で、少し不安そう。
 (この年代の人にとって姫運ちゃんなんて考えられないみたい)

80代後半のご夫婦。

虎姫好みの距離、山のほうへご案内~

昔、尾瀬へ行ったときに有った山と同じ名前の集落、

オヤ? こんな所に難しいあの名前を使ってあるわと、

深く意識の中…

で、このご夫婦、

集落の名前を「ハイ分かりました」が信用できないようなの。

国道へ出るまでの田んぼの中、、、

「ココ左へ曲がりますね」に、「ハイどうぞ、(不安そう)」

こっそり、「運転手さんに任せておけばイイ」とお互いに牽制。

こんな事が、3回ほど続いた頃、ご兄弟のお葬式に行かれる事が判明。

でも、お葬式で寂しそうな感じは余り無い。
(そう…運転の方が心配らしい)

安心してもらおうと、

「最近出来た浄水場へはあそこからパイプで送っているのですよね」

知らないんだって… …
(不安を煽ったみたい)

大きい荷物を持っているのに、

かなり前からもうココでいいですって。(運転手に気を使っているのです)

メーターをすぐ止めて目的地の近くまで。(到着)

車の方向転換を心配しているのです。

で、バックしてその集落をかなり離れるまで、

二人で何回もお礼して眺めていました。

虎姫は反省。。。

もっと、安心して乗ってもらわなくては…

先日も90になろうかというようなご老人。お一人、

乗ってくるなり、むっと目を見開いて…
  (女が??運転手??と思ったと思う)

交差点で安全確認をする度に…

「横を見ちゃぁイカン」て何回もお家へ付くまで…ずっと。

今日のお二人は又違った意味で、

4両親が亡くなった虎には暖かいものが心に残ったの。


車の部品を作っている大工場の事務棟へお迎えに。

30代後半、男性1名。

梅雨の話。。。

情緒のある雨の話になって…

最近の雨は粒が大きくて、強く打つ雨ですよねと、

昔はシトシト静かに降ったものですがと、なんとも表現が美しい。

「お客様はあの会社なら工学部出身ですよね」

「そうですよ、でもこれからの世の中は心良い事に焦点を合わせなくては」

と言う返事でした。

う~~~~~ん、変わって行きそうですね。












雑記。

2009-07-23 21:13:08 | 
又、有名人のお話。

毎日乗ってくださる方。

去年体調を壊して、お互いにいたわりあっている仲の人。
  (勿論虎姫だけが勝手に思っている)

ところが…娘婿さんの話から~(本当はマリーゴールドが元)

急に「の海さんが、家に時たま来られるんですよ」って。

「ぇえ~」聞き違いかと…

あの、皆に好かれている、あの・の海さんですか?と再度。

間違いなく、猫脅しの奇策を用いたお相撲さんの事。

聞けば少しも不思議ではない…

娘婿さんは高校の相撲部の先生だって。

虎姫はあの方…好き~!カワイイモノ。


で、次は高校の校門へ配車されてお迎え。

女性、学校の先生。

部活動で大きな荷物を抱えてJRの駅まで。

途中、運転手って長いのですかとイロイロ質問攻め、

こんな時はいつでも「タクシーの運ちゃんて意外と面白いですよ」と返事。

面白い話も沢山聞きますしね、

と、先程の聞きかじった話をポロリ。

先生「え~!今度わが校で講演なさいますよ!」

虎姫こそ、ビックリ!!!

でもさすがに先生「その関係で、講演して貰えるのやね」と結論。

こんな仕事で守秘義務があるだろうけど…言っちゃった。

で、何故マリーゴールドがって??話せば長いことで……
        (説明能力無し)


車が動き始めた時間、

配車係りは駅に並んでいる車を片っ端から配車を始めたの。

で、虎姫の出番が来たら「会社へ戻って、中型に乗り換える事」って

タクシーは小型は5人乗り(運転手込み)トヨタ コンフォート
     
     中型は6人乗り(同上)トヨタ クラウン(ベンチシート)

隣町の営業所近くのJRの駅へお迎えに・・・・・

男女5名様お待ち。

運転席の前列に3名はショウショウ窮屈。

この町内には有名な花ハス公園が有って、今満開なの。

さすがお釈迦様の周りに、はべる花だけあって、優雅。

旧盆に向かって、今が最盛期なのです、

この公園の花はすは観賞用で

他の田んぼにもっと沢山作って出荷しているみたいです。

4時間後にお迎えに来る事になって、退散。

(いつも、デジカメを持って歩くのに、今日に限って、、、)

?70前後の方々ばっかり、、、?

時間どおりお迎えに行って、皆さんご親戚ですかと聞けば、

趣味の仲間で、来週は短冊発表らしい。

「綺麗なお花を見た後は来週まで、苦しみが始まります」との事。

乗務員証をじ~~と見ていた女性。

「こういった顔立ちは私達の住むところには無いですね」って

「そうですか?ココではありふれた顔なんですよ」と、

しれ~~と返事する虎姫でした。(?)







5年前の豪雨、記念日。

2009-07-19 06:37:10 | 
昨日7月18日は豪雨記念日。

5年前の日曜日、目が覚めたときから、

大粒の雨の音が気になっていて、

それが何時間も続いたっけ…

近くの大川を覗きに行ったり、

年寄りの部屋へ何となく顔を出したり…

その内に家の前の道に大川から水が流れて来て、、、

家の前に小さい車なら4台停めるスペースがある、
  (当日は2台)

車庫の中も2台あって、家は新築3年目。

道より少し高く建ててある(床で1㍍30位?高い)


ドンドン押し寄せてくる泥水、

始めは左の大川から~

その内に大川の上流の水が正面の家の間から流れてくる。

ドンドン、外に停めてある車のタイヤが半分水没、

ドンドン、流れてくる…タイヤが殆んど、水没、

ドンドン、勢いが付いてくる、泥水、

ドンドン、その内にゴルフの後ろが浮き上がってきて、

ドンドン、こりゃ、車が流れそうと

     車の前に長いハシゴをバリケード代わりに置く。

ドンドン、濁流が押し寄せてくる。

     1生に1度だけ大いなるお遊びと思ったロードスターが
     
     1番早く水没、頭のクロい幌しか見えなくなって…(唖然)

ドンドン、家の基礎部分のコンクリートを乗り越えて、(まだ雨ヤマズ)

ドンドン、水かさは増え続ける、

この頃になってようやく…もしかして…建具を外そうかと。

リビングの畳コーナーへ積む。(床から25㌢高い)

和室の畳も起こして、座敷のテーブルへ立てて積もうとする、

息子がこれは畳が全滅になるから、平らに積んだ方がいいとアドバイス。

ようやくこの頃に雨、小康状態に…

でも、ドンドン濁流は増え続けている。
    (甘い、その内に治まるモノ!なんて)

周りを濁流で囲まれて、どの家も濁流の中に建物が立っているだけ、

そんな感慨も(無意味)さらに濁流の量が増え続けている…

基礎部分の空気孔へ濁流が入っているのが分かる。
 (最近の事なので建物をよく知り尽くしているつもり)

何処からか~何台か車が流れてくる。

その内に…家の中にも…

床上浸水ってぇのは玄関や窓から入ってくるのもではない、

部屋の隅々からジワジワって黒い水が湧き出して、

あっという間に床も泥水でいっぱい。
  (その頃は晴天に)






『最高位、家の中で14㌢、家の前の道で、1㍍50㌢』午前10時丁度






水位が少し下がったと感じた頃。

「下がる水と一緒に床の泥を外へ押し出そう」と掛け声が…

今度は玄関や履き出し窓など全開にしてバスタオルで押し出し。

途中で停電になったけど、割と早く回復。

水道の水はず~~と綺麗なのが出てくれて。

この後、全国の人の励ましを戴いた。

人の力も戴いて、人海作戦で泥の撤去、

家の床下も外も、20㌢ほどの残留泥、

ゴミの収集車もかなり遠距離からの(勿論県外)自治体の応援が来て。
    (身動きが取れないくらいの台数)

アレから5年が経ったのね。

その日が誕生日だった人、

周りに娘、甥の次女、近所の奥さん、
(当日はまあ、その事をすっかり忘れていて)

あの日はヒドカッタと締めくくるのです。


















お盆前。

2009-07-11 05:44:10 | 
隔週、土曜日の今日は、休日、でも、孫守りの1日となる、

同じく隔週土曜日休みの孫のオッカサンと交代で保育園児に合わせている。

いつもなら、朝、7時前に仕事に行くのに、

休みの日はのんびりとPCを打つ。(至福のひととき)

年長さんの孫虎は今日はお泊り保育で、

年少の孫虎がヒトリ、、、

二人居ると賑やかなのに、今日は迫力無し。


昨日、金曜日、五十日、お盆の前などで少し忙しくなる予感があって。。。

朝から、まずまずの出足。

「市内空車ありませんか」の無線が何回も呼ぶ。

いつもは空車有りませんかの声をムナシク聞くのが多い虎姫。
     ・お客様の都合で待っていてくださいねとか
     ・少こうし距離が伸びているとか

あんまり参加できないのに、

今日は無線のままにアチコチ市内往復。

ワンメータでも繋がると結構運収が揚がる。

その内に「虎姫号、福祉車両車に乗り換えるよう」の無線が・・・・

車椅子を押したりと結構体力が必要なの。
 (最近は病弱? を言い訳に少しご無沙汰)

でも、久しぶりの為におなじみの方に喜ばれる。
  (これはこれで嬉しい!!

ほんのチョット乗り換えて、普通のセダンに又戻って。


JRの駅から66才男性。1名。。

虎の会社のOB? の同級生とか…
(今でも隣町の営業所で運転手してますが)

大阪からのチョットの日帰り帰省。

叔母さんのご機嫌伺いとみた。

虎の前回ブログを思い出して…

大阪の水は如何ですか? と当然の流れ。

街の真ん中にお住まいで、(そりゃぁ~広いですよ)

浄水器を付けてあって、(そんなもの当然ですよって)

でも、飲み込めないらしい、

贈答にミネラルウォーターは喜ばれるって…(お気の毒)

やはり毎日直接水道水を飲める幸せを実感。

3時間後にお帰りの予約を頂く。


千代鶴橋なんて可愛い橋へ配車されて、

60代男性1名。

少し離れた山の麓まで~GO

結構よくお喋りをなさる。
(男性でお喋りの上手な方は得だと思う)

ナカ1回こなして、又降車された場所へ配車されて、、

やっぱりこの方。

行きと全然違う会話の内容で、マタマタたのし。

降り際に、、、

「あの~、これあげます」と、さっき親戚訪問? で貰ったらしい、

瓶ビール数本とキュウリ、、


今日はボチボチとお盆のお寺参り、など始まった感覚がありますね。











ちょっかかり

2009-07-06 20:07:13 | 
お天道様が顔を少し見せただけで、、暑い

お客様と、暑いですねと言い合うの。

虎のタクシーの中は運転手の姫に合わせているので、

大層涼しいらしい。。。

お客様は「あ~~、気持ちいい」と座るなりおっしゃる。

でも、本当は、直射日光の当たる運転手席では汗が流れる、

そして、虎姫は言う、これも方言なんやね。

「この暑さは、未だ、ちょっかかりですよね」って。

この、ちょっかかりというのは、ほんの序盤戦ということかな~

本格的な夏は、マダマダ、これからなんですよ~皆さん


そうそう、大事な水の話。

虎姫の縄張りには日本でトップクラスの浄水場が有るの。

小高い山の中をくり抜いて中は近代的な浄水場が出来ているの。

余談だけど、ココの玄関の自動扉は熊防止の為に、

開閉禁止になっていて、横の方のドアから出入りするの。
    (なんか、とっても可笑しい)

水の? 信用度というか、ココへ来られたお客様との会話で、

水道の水の安全度を聞いたことがあって、

200種類くらいの検査をするんだって。

売っている水は50種類位らしい。

生水でも大丈夫らしい!。

以前テレビかラジオで人が1日に飲む2リットルの為に、

いい水を確保しているような事を言っていたの、

虎は単純なものだからペットボトルに水道の水を持ってきているわ。

まぁ、信用するしかないですよね、

自販機のお茶も粉のようなモノが入っていると、

喉の弱い虎姫は咳の原因になるし、

ゴマの入ったアイスを食べた事が有るけど、

後、咳き込みがひどかったわ。

モトイ、水は命の元なんです。


又失敗しちゃいました。フィリピン出身の呑み屋のママさん。

お客様、「チョット、時間つぶしにね」と遊技場へ。(パチンコ)

それが午前中の10時頃。

降り際に、「迎えに来て欲しいの、7時半にね。」と

お客様の携帯を鳴らしてから、迎えに行くことに、、、

でもこの時間では虎は仕事がOFFなので、

会社の配車係りに連絡。(これで済んだと思った)

今日、又この方を乗せる事になって、

「チョット、ちっとも通じてないよ。」「??ハッ???」

7時半じゃなくて、1時半だったって。

完全な仕事を目指している虎姫は背筋に冷や汗が流れる。

迎えの携帯もならないし、タクシーを呼んで帰ったそうな。
(勿論ウチのタクシー)

ゴメンネ、発音が悪いなんて言わない、単なる聞き違いでした。