駅の方から、不気味な男性登場。
出番の虎姫号に自然と(ご)乗車。
どう不気味かって…
世俗を超越したような雰囲気、ほんの、コタツから出てきたような服装。
周りを気にしていなさそう~(これはあくまでも感じた事)
おまけに手に……『孫の手』をふらふら振りながら、
行き先を聞く、、、意外とまともな発声。
でも、途中無駄口は聞かないようにする。
勿論、運転も極上の(自動車学校の検定だって、こんな運転しない)…
最終、お家の場所を確認して、降りていただく。
(ん~? 怖い人ではなかったか、お家の雰囲気も立派)
きちんと『お足』を頂いた後は (あ~ぁ、怖かったよ)
思い過ごしの方が多かったよう。
何回か仕事をこなして、フト見ると、座席に異物が。
背もたれの奥の方に木片があって、どなたの忘れ物か。
取り出してみると、なんと、『孫の手』
!! あの正体不明? の男性が持っていたっけ。
でも、不思議な事に縦に半分に割ってあるの。
不気味と思うから不気味でも、細い方が使い勝手は良さそう。。。
まぁ、あっち方面でも行ったら、郵便受けにでも入れておこうと。
虎は今までに忘れ物として2回お財布を拾っている。
駅で降ろしたお客様、虎は気が付かなくって次のお客様が「お財布が有りますよ」って。
慌てて降ろした場所へ戻ってみたら、手を振って待っていた。
「良かった、良かった」 喜んでもらって、次の予約を頂いたっけ。(何年前だろう)
もう一度、つい最近、近くの大学の学長様。。
降りられて、次の配車が決まってから気が付く。
早くお届けをと、気が焦るのに、こんな時に限って、アチコチと飛び回る。
一応会社に報告をしなければいけないのに、
無線で叱られるのが嫌さに、無届。
でも、無事、処理できて、、、(良かった)
そうそう、今回のタイトルは持ち物。
三味線を持った男性の外人さんや、薬を薬局へ置いてきたお話。
雨の日に、傘と杖を持ってどうにもならないお話、
沢山溢れておりまする。。。(とっても人間らしい)
近くの老人施設の女性。80歳過ぎ。
実車中(お客さんを乗せている)に郵便局の前で発見。
そして、その時に何か落としたよう(赤い紐の付いた鍵に間違いない)
あん、動きが取れない~!
(バックミラーで確認しても、、気が付いていないなぁ)
1時間ほどして、見に行くとやはり落ちている。
拾って持っていくことに。。。でも。
あらあら(ラッキー) まだ駅前をユックリ歩んでいる所。
落としたことに気が付いていなくて、唖然として。。。
。。。その後ですね、お礼を頂きましてですね、
それからもず~~とご乗車の度にですね、あの時はと言われてですね。
ああいった施設の鍵は結構お高いそうなんです。
孫の手~?
あの日の最終の仕事であちらの方面へ行ったので、
うまく郵便受けに収まりましたのさ。
毎日忙しいはず、、、
一つ、ヒトツ、確実にすれば済むことを、
気を入れてないからまたもやその後始末に追われて…
ぁ~あ 時間が足りない。。。
(更新の遅い言い訳に)
カズノコなんかの仕事でも、忘れ物を届けるとたいそう喜ばれます。
それがまた信用されることにも繋がるんですよね。
ハンカチ一枚でも高感度アップしますね。
それにしても、人は見かけによらないを地でいったような話ですね(^-^)
忘れ物のお届けって喜ばれますね。
サア~~と血が引いて、ドウシヨウって。
それが、、無かったことになるんですって。
皆さん、段々とあちらの世界へ。
はい~ 虎はもう、どっぷり。。。
小さい頃から、よくあり、注意して育ちましたf^_^;
しかもタクシーで…
七歳、正月初詣の帰り、着物の襟巻き、見つからず、買ったばかりの傘、運転手さんが気が付き届けてくれる、最近はないですが、反対に出かけて車の中で忘れ物に気付く(笑)
あー財布、切符買った時に窓口に置き忘れたと電車の中で気付いたおばあさんをついこの間、みかけました
駅に連絡してもらい無事に保管されていると知り、ホッとされていました
明日は我が身かも(-_-)
お客様で、気を利かせて、
お財布の準備を早めにする方がいます。
困るのが、「サイフが無い~!」
段々とこちらも慣れてきて、
「キット有りますからもう一度探してください」
「あは、アッタ~!」
焦ると見えなくなるらしいです。
多分、バッグの中に最初に入れるものと思います。
最近、虎と周りの同年たちがやっています。
で、黒っぽいお財布はやめました。
手触り、派手な色合い、大きなもの。
年を重ねるって思わぬことが起きてきますわ。