とうとう行ってきました。
Louvre美術館展＆阿修羅展。
上野駅公園口の大行列・・・ここでもチケットを買えるという事でのこの有様。
ここで買うよりも美術館へ行ってしまった方が早いだろうと、いざ国立西洋美術館へ。
事前に9:30の開館辺りは比較的スムーズに入れるという情報をHPで入手していたので、9:30ちょっと過ぎに到着したのですが、既に10分待ち状態・・・
平日だというのに、結構人が集まるものだなぁ～と感心しているうちにいざ入場。
フェルメール・ブリューゲル・レンブラント等々の名画に、ほぉ～これが・・・と感心しきり。
入場制限はしているものの、会場内は人・人・人。
しかも、マナーをわきまえないおばちゃんパワーに圧倒され気味でした。
鑑賞を終えて早めの昼食を美術館内のカフェで・・・
1,600円のランチは、一通りコースになっていて、サラダ・スープ・パン・メインディッシュ・デザート・飲み物と、中庭を望む絶好の席でこちらは連れも僕も大満足でしたよ。=^エ^=
ではでは、阿修羅展へと・・・
何やら不吉な予感を思わせる人の流れ・・・
案の定、こちらは大渋滞?
僕達が列に並んだときには、80分待ちとのこと。
でも、国立博物館も日傘の無料貸し出しや、列の途中には給水所を設けたり、心に暖かい配慮をしてくれていました。
いやはや、こちらはLouvre展以上の大混雑。
前に進む事もままならない状態でした。
メインの阿修羅像の展示室は中央に像を据え置き、その周りを時計回りに少しずつ動いて鑑賞させるという、博物館の思惑も何のその・・・ここでもおばちゃんパワー炸裂。
ただ、車いすや杖をついた方がなかなか鑑賞できず、係の方が声を上げてスペースを確保しようとすると、その隙間におばちゃんが平気で入っていってしまう自分勝手は、見ていて不愉快でした。
などと、少し腹立たしさを抱えながらも、じっくり鑑賞(かなり後方からでしたが)してきました。
阿修羅像についてのスライドショーがあって、解説をしてくれていました。
阿修羅像の目は下瞼が少し腫れている感じで目が潤んでいるとの事で、深い思いを抱き遠くを見つめている、その遠くとは自分自身なのかも知れない・・・
との解説には、なるほどなぁ～と感心して参りました。
ほんの少し、自分自身の発見をしたような気分になりました。
鑑賞を終えて1Fフロアに降りると、「鶴屋吉信」という京都西陣船橋の出店があったので、二人であんみつ缶をを頂いてきました。
疲れた体にはこの甘さがありがたい感じがしました。
冒頭の画像は、博物館本館前の大きな木(確かユリの木とあったような)。木下のベンチに暫く腰掛け、爽やかに吹く風に心地よさを感じながら暫く休憩。
その後は日本橋へ出て、高島屋の千疋屋で早めの夕食をとり、地下食品売り場でデーメルのザッハートルテを自分と連れにお土産として購入。
ちなみに以前スタバでザッハートルテがあったという記事を書きましたが、店員さんにあれはスタバにデーメルが卸しているのですか?と尋ねたところスタバのオリジナルだろうとの事でした。
ということで、一日少しアカデミックな時間を過ごして参りました。
しかし、あの人混み。
やはり、なかなか目にする事の出来ない宝物や美術品には多くの方が興味があるものなのだと、改めて知らされました。