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Mozart Laudate Dominum

2008-09-20 15:48:25 | インポート
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前回の引き続き、僕の好きなMozartのミサ曲の一つです。
今回はLaudate Dominum 邦題では『すべての国々よ、主をたたえよ』です。
この曲に関しての解説は僕の所有するMozart関連書籍にはないので、訳詞を掲載しますね。

すべての国々よ、主をたたえよ。
すべての人々よ、主をたたえよ。
その慈しみが、われらを越えて
強められしゆえ、また
主のまことが永遠に続くがゆえ。

願わくば 父と子と
精霊とに 栄あらんことを。
はじめにありし如く、
今もいつも
世々に至るまで。アーメン。

この曲はk.339というナンバーから、Mozart23~24才頃に書かれたものでしょう。
当時Mozartは生誕の地ザルツブルクにいますが、司教との折り合いが良くなく、結果翌年にはウィーンへ旅立つことになります。
父や姉を残し新天地を目指すことになったわけですが、家族への愛と自分の作曲家としての成功の野望?との間で、大きな葛藤があったのではないかと推察します。そのような思いが歌詞のなかにも反映されているような気がします。
と、以上Toraの勝手な思いこみによる解説です。

前回の記事でも記したように、この曲はお世話になった今は亡きTさんが、「心が透明になるようだ」と晩年よく聴いていた曲で、僕にとっても思い出深い曲です。
皆さんの耳には、どんなふうに届きましたでしょうか。?♪