私の頭の中の消しゴム（2005・韓）

大工のチョルス（チョン・ウソン）と社長令嬢のスジン（ソン・イェジン）のラブストーリー。
物忘れが激しくなったスジンは、訪れた病院で若年性アルツハイマーと診断される。

乗り遅れてスイマセン。やっとDVDで見ました。
韓国っぽさ満載ですね。


序盤
チョン・ウソンが生理的に受け付けない…何この昭和クールは？
でもこの人のキスは好き。。

中盤
あ、やばい。
泣けてきた。
ソン・イェジンかわいい！！

終盤
・・・・・・・・・・・ええわぁ・・・涙


チョルスへの手紙のシーンはもう入り込んでました。
傷つけたくないのに。泣かせたくないのに。
最終的に、自分が消えるという選択の悲しさといったら。

でも前半のラブラブシーンが長かったかな？
告知から、理性を失ってしまうまでが短かったかも。
具体的に言うと・・・失禁シーン・・・がちょっと急すぎてついていけなかった。

あと、もうちょっとシンプルでベタな終わり方にしてもいいんじゃないかなと思いました。
作ったおうちはどうなっちゃうの？？
あのお医者さんの存在意義は？
ファミマのシーンの意味は？？



ちょうどね、うちのばーちゃんがボケかけてるんですよ。
状況は全く違うけど、オーバーラップしていました。
じわじわと脳が侵されてく状況って、忘れられる方は本当に辛い。
いつ自分が忘れられるのかってことばっかり考えてしまうので。


この映画を見た日。夢を見ました。
自分が若年アルツハイマーになる夢。自分の単純さに涙が出ます。
それでも、夢の中の自分は残された日々を誰とどう過ごすか、病気をどう受け入れるかを冷静に考えてました。
こんな自分は好きです。
精神的な死を受け入れてくれる（と思われる）相手がいるということは素敵なことです。


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