海猿（2004・日）

海上保安庁に入った仙崎（伊藤英明）の、工藤（伊藤淳史）たちとの熱い熱い青春ドラマ。
そして加藤あいとのかわいいラブストーリー。

全てがいい意味で、熱くて予定調和です。
期待通りに話が進み、そして期待通りに泣かせてくれます。

源の回想シーン
工藤が死んじゃうシーン
仲間が助けにくるシーン
などなど。
とにかくずっと泣いてました。
こんなベタ展開に飽きることなく泣けてしまう自分が好きです。。。



ただ、泣いたとか言っといてアレなんですけどちびノリダーが死んじゃう辺りなんかは急すぎて着いていけませんでした。
それまで反発してた環菜ちゃんがいきなり心を許してバスでキスしちゃうのもどうなのよ？と思ったし。
展開の勢いにはちょっと無理があったかも。

原作は読んでないけど、これが原作を映画に凝縮することに拘ったものならちょっと失敗ですね。

ラストシーンの、定番を超えた寒さには呆然としてしまいました。

海保への入隊希望者が激増してるんですね。
職業の質的に、映画のおかげでウォーターボーイズが増えてテレビで選手権をやるようになったのとはワケが違うと思うけど。

それでも海の男ってええわぁ。いくら私服がダサくてもオッケーです。


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