え~、久々の更新ですが、本日はアニメの話をひとつ。
表題の作品、少し前に終わったアニメですが、途中…というか、ほぼ後半から見始めて劇中で演奏されている音楽にハマり、急いでDVDとサウンドトラックCDをコンプリートしました。
この作品は、親の事情から親戚を転々としながらも、学業もピアノも得意なものの、人付き合いが苦手な青年が、ジャズを通じて成長し、紆余曲折の末、生涯の親友と恋人を手に入れるくという、60年代を舞台とした青春ストーリーです。
音楽担当は、かの「攻殻機動隊」や「Cowboy Bebop」でおなじみの菅野よう子氏であります。聴きどころは、なんといっても学園祭のライブ会場で停電騒ぎが発生し、急きょ主人公が生ピアノの演奏でつなぐところでしょう。
ぼくはこのシーンにノックアウトされてしまい、関連商品を探し回ったところ、なんと原作漫画の段階でサウンドトラックが出ていたようで、アニメのサウンドトラックを探していたぼくは非常に混乱しました。
漫画のサウンドトラックといっても日本のジャズ界で一流のアーティストが参加しており「感謝に耐えません」と原作者の小玉ゆきさんがライナーノーツに書きつづっておられました。
確かにあの漫画の世界を完全に再現するにはアニメ化が必須であり、音楽担当である菅野よう子氏の起用はベストマッチであったと思います。
ぼくはこの作品は、2010年代のアニメ史の5本の指に入る名作のひとつだと信じて止みません。
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