アルクマールの第1弾では、オランダの3大チーズ市の一つで世界最古、最大といわれているアルクマールのチーズ市をご紹介します。
こちらのチーズ市の起源は14世紀まで遡るとされており、毎週金曜日に旧市街の中心、ワーフ広場に最大で28,000㎏に及ぶ2,400個の
ホールチーズを並べて行われます。
チーズの取引ではそれぞれ役割分担があり、チーズの運搬役、計量役、計量の監督役、取引後にチーズを投げる役、台車に積み込む役、
等と細かく役割が分担されています。このチームは「フェーム」と呼ばれ、4つのグループがそれぞれ赤、青、黄、緑に色分けされて
いるのだそうです。
一つのチーズの重量は10kg~15kgもあるので、そりのような運搬台に8個を乗せて運ぶのは本当に大変です。
途中一般の見学客から有志を募って運搬を体験させたりしていますが、慣れていないとよろけたり、歩くのもままならないこともありました。
さらには女性をチーズの代わりにそりに乗せて運ぶ余興なども見せてくれました。
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