遅ればせながらのアップです。
※あらすじは本編とはちがった解釈があります。
第13話(前半)

「お前は好きになるなと言ったが、俺はお前を好きになることにする。」
「やめて、使道がそうでもあたしはそうじゃない。」
ウノがアランの手をつかみ、
「これが最後だ。本当にそれが正直な気持か?」
「うん。」

「…わかった」

次の朝。

アランの部屋のまえにある草鞋。

ウノは市場へでかけると、街の民がみんな頭をさげる。

靴屋へやってきたウノ。

主人が「使道様。感謝しています。おかげでみんな暮らしが楽になりました。」

きれいな刺繍の靴を選ぶ。
役所の前で、アラン。

「いったいこんな朝早くからどこへ行ったの?もしかして夕べからもどってないのかしら…」

そこへもどってくるウノ。

靴をさしだして
「さあ、ここへ座れ。」

アランの草鞋をほうりなげると、新しい靴をはかせる。

「どうだ、ぴったりだろう!おれの目に狂いはないんだ。」
怪訝な顔のアランに

「心配するな。お前の言いたいことはわかっている。
お前を天国へ行かせてやるといっただろう。
きれいな服にはきれいな靴が必要なんだ。
こうして綺麗に整えていれば、天国へいっても恥ずかしくないだろう。

むこうへ行く前にやりたいこと、着たいもの、食べたいもの、なんでも言うんだ。
このお兄ちゃんがなんでもかなえてやるから。うん?」

「ほんと?」無邪気に喜ぶアラン。
「じゃあ桃が食べたい。それから、毎日のごはんも使道が食べなければあたしも食べられないから」と。
「わかったよ、他には?」
「ない。」
「なんだ、食べることばっかりだな」
パンウルのところへやってきたウノとアラン。

「御札の謎は解けたか?」

「これはとても、大事な御札です。天をふせぐ程の力をもっています。」

「天を防ぐとは?」
「つまり、結界をはって何事も出入りのできないようにするのです。
幽霊も入れないけれど、でることもできません。」

「そんなものをいったい誰が張ったのだ」

二人がでかけたあと、役所にジュワルがやってくる。

しばらく、待ち続けるジュワル。

チェ大監がアランが不死身のからだであり、

かつてジュワルとの縁談話のあったイ・ソリムだということに気づく。

コドルがジュワルぼっちゃまはどうやらアランに想いを寄せているらしいと言う。

それを聞いたチェ大監は不適な笑いを…。

役所の前で佇むジュワル。

三房が影から見守りながら、なにやら相談をしている。

パンウルの家の前でアラン。
真実をさがすのがこわいとつぶやく。

パンウルが御札をかくには時間必要だと言う。

待っている時間はない。
とにかく何か手がかりをさがそう。奴の屋敷に怪しい場所があるとウノ。
天界では

「私は何をすべきかわかりません。命令をおくだしください。」
というムヨンに玉皇上帝が短剣をさしだし

「心臓を一突きするのだ。一度しかチャンスはない。」
「その理由はなんですか?」

「血縁だ。血縁を経つ強い意志がその者を滅ぼすことができるのだ」

悪霊をあやつる紅蓮

それをみつめるムヨン

目の前で悪霊を消され怒る紅蓮
チェ大監のところへやってきたウノとアラン。

「お前は役所にもどっていろ!」取り残されるアラン


お堂の外にでてきた紅蓮。
何かの気配を感じ、門から出て行く。

あけたままのお堂にウノ。

中に忍び込む。

紅蓮の後ろにムヨン。

「お久しぶりね、兄さん。400年ぶりかしら。」

「こんな姿になりたくて人間になりたかったのか」
「あのとき、兄さんが助けてくれなかったからよ。」
回想

死んだ女の子。



スキをみて女の子に乗移る天女(紅蓮=ムヨヌ)

逃げる途中


ムヨンにつかまり、連れ戻されるムヨヌ。

「永遠に生きていける方法を教えてくれなかったから。」

「おまえが地獄で苦しむよりは良いと思ったんだ!
幽霊でも人間でもない存在で400年も生きるなんて…」
「素晴らしいことだわ。永遠に生きていけるなんて。
私は自分のできる方法で今までいきてきたのよ。」
「そのために何人もの人を殺しているじゃないか!」


短剣をとりだすムヨン。

その手を握り、

「そうね、兄さん。その手で私をさしてごらんなさい。私は何も抵抗しない。」
しかし、刺すことができないムヨン。

お堂を調べていたウノ。


地下へ降りる扉。
ウノが扇子を振りかざすとガガガッ!と音を立てて開いた。
「やっぱり。もっと早く気づくべきだった」



地下室で無数の壷を発見。

チェ大監の家の前で佇むアラン。

ジュワルがもどってきて、
「どうしてここに居るのですか?役所でまっていたのに。
ここに居てはいけません。帰りましょう。」
と手を握り、連れて行こうとしたとき、

「誰なの?」

紅蓮がもどってきて声をかけた。
ジュワルがアランを後ろにかくし、

「知り合いです。」

いいながら、ジュワルはアランの手をかたく握り締める。

驚くアラン。

「めずらしい。わたしは叔母なの。よろしくね。」
「もう、お入りください。」

「そうね。」といいながらアランをみて
「きれいなお嬢さんね。一度家に遊びにいらっしゃい。」といって入ってゆく。


お堂から壷をかかえてでてくるウノ。

「若様、手を離してください」とアラン。

壷をかかえたウノがその様子をみていた。

ジュワルが我に返り、アランの手をはなした。

痛そうなアランにすまない。

気をつけて帰るように。とジュワルは屋敷のなかへ。

「なにをしていたんだ!」

「べ、別に…」
ウノのかかえた壷をみて

「何?」
「わからん。とにかく帰るぞ」

紅蓮に呼ばれたジュワル。
「思っていたよりも良い子じゃなか。早くこの体を脱いでしまいたい。
おまえができなければ、かわりはいくらでもいるのだ。

よく、お聞き。おまえが私になにを望んだか覚えているだろう?
人として温かい家でねむり、温かいご飯がたべれて、
一目をはばからずにお母さんと呼べるようにして欲しいと。

そうしてやったじゃないか。なのに、この私の望みの一つも応えられないというのか!」

壷を前にアラン。いやな感じがすると。

パンウルに見てもらおうといいながら、横になってしまうウノに気が抜けたアラン。

「…そうね。じゃあ、あたしはこれで」と立ち上がろうとするアランに

「おまえが俺をみないのはしかたがないが、ほかのやつを見るのは我慢できん!」
「……。」

だまって、部屋をでるアラン。

天界で、玉皇上帝にもう一度やらせてください。というムヨン。
「無駄だ。」
「ウノ使道は何者ですか?上帝の扇をもっていたのはなぜです?
血縁を切ることができるものということですか?」

「そうだ」
「ウノの血縁というのは、ムヨヌの体が母ということなのですか?」
後半に続く
※あらすじは本編とはちがった解釈があります。
第13話(前半)

「お前は好きになるなと言ったが、俺はお前を好きになることにする。」
「やめて、使道がそうでもあたしはそうじゃない。」
ウノがアランの手をつかみ、
「これが最後だ。本当にそれが正直な気持か?」
「うん。」

「…わかった」

次の朝。

アランの部屋のまえにある草鞋。

ウノは市場へでかけると、街の民がみんな頭をさげる。

靴屋へやってきたウノ。

主人が「使道様。感謝しています。おかげでみんな暮らしが楽になりました。」

きれいな刺繍の靴を選ぶ。
役所の前で、アラン。

「いったいこんな朝早くからどこへ行ったの?もしかして夕べからもどってないのかしら…」

そこへもどってくるウノ。

靴をさしだして
「さあ、ここへ座れ。」

アランの草鞋をほうりなげると、新しい靴をはかせる。

「どうだ、ぴったりだろう!おれの目に狂いはないんだ。」
怪訝な顔のアランに

「心配するな。お前の言いたいことはわかっている。
お前を天国へ行かせてやるといっただろう。
きれいな服にはきれいな靴が必要なんだ。
こうして綺麗に整えていれば、天国へいっても恥ずかしくないだろう。

むこうへ行く前にやりたいこと、着たいもの、食べたいもの、なんでも言うんだ。
このお兄ちゃんがなんでもかなえてやるから。うん?」

「ほんと?」無邪気に喜ぶアラン。
「じゃあ桃が食べたい。それから、毎日のごはんも使道が食べなければあたしも食べられないから」と。
「わかったよ、他には?」
「ない。」
「なんだ、食べることばっかりだな」
パンウルのところへやってきたウノとアラン。

「御札の謎は解けたか?」

「これはとても、大事な御札です。天をふせぐ程の力をもっています。」

「天を防ぐとは?」
「つまり、結界をはって何事も出入りのできないようにするのです。
幽霊も入れないけれど、でることもできません。」

「そんなものをいったい誰が張ったのだ」

二人がでかけたあと、役所にジュワルがやってくる。

しばらく、待ち続けるジュワル。

チェ大監がアランが不死身のからだであり、

かつてジュワルとの縁談話のあったイ・ソリムだということに気づく。

コドルがジュワルぼっちゃまはどうやらアランに想いを寄せているらしいと言う。

それを聞いたチェ大監は不適な笑いを…。

役所の前で佇むジュワル。

三房が影から見守りながら、なにやら相談をしている。

パンウルの家の前でアラン。
真実をさがすのがこわいとつぶやく。

パンウルが御札をかくには時間必要だと言う。

待っている時間はない。
とにかく何か手がかりをさがそう。奴の屋敷に怪しい場所があるとウノ。
天界では

「私は何をすべきかわかりません。命令をおくだしください。」
というムヨンに玉皇上帝が短剣をさしだし

「心臓を一突きするのだ。一度しかチャンスはない。」
「その理由はなんですか?」

「血縁だ。血縁を経つ強い意志がその者を滅ぼすことができるのだ」

悪霊をあやつる紅蓮

それをみつめるムヨン

目の前で悪霊を消され怒る紅蓮
チェ大監のところへやってきたウノとアラン。

「お前は役所にもどっていろ!」取り残されるアラン


お堂の外にでてきた紅蓮。
何かの気配を感じ、門から出て行く。

あけたままのお堂にウノ。

中に忍び込む。

紅蓮の後ろにムヨン。

「お久しぶりね、兄さん。400年ぶりかしら。」

「こんな姿になりたくて人間になりたかったのか」
「あのとき、兄さんが助けてくれなかったからよ。」
回想

死んだ女の子。



スキをみて女の子に乗移る天女(紅蓮=ムヨヌ)

逃げる途中


ムヨンにつかまり、連れ戻されるムヨヌ。

「永遠に生きていける方法を教えてくれなかったから。」

「おまえが地獄で苦しむよりは良いと思ったんだ!
幽霊でも人間でもない存在で400年も生きるなんて…」
「素晴らしいことだわ。永遠に生きていけるなんて。
私は自分のできる方法で今までいきてきたのよ。」
「そのために何人もの人を殺しているじゃないか!」


短剣をとりだすムヨン。

その手を握り、

「そうね、兄さん。その手で私をさしてごらんなさい。私は何も抵抗しない。」
しかし、刺すことができないムヨン。

お堂を調べていたウノ。


地下へ降りる扉。
ウノが扇子を振りかざすとガガガッ!と音を立てて開いた。
「やっぱり。もっと早く気づくべきだった」



地下室で無数の壷を発見。

チェ大監の家の前で佇むアラン。

ジュワルがもどってきて、
「どうしてここに居るのですか?役所でまっていたのに。
ここに居てはいけません。帰りましょう。」
と手を握り、連れて行こうとしたとき、

「誰なの?」

紅蓮がもどってきて声をかけた。
ジュワルがアランを後ろにかくし、

「知り合いです。」

いいながら、ジュワルはアランの手をかたく握り締める。

驚くアラン。

「めずらしい。わたしは叔母なの。よろしくね。」
「もう、お入りください。」

「そうね。」といいながらアランをみて
「きれいなお嬢さんね。一度家に遊びにいらっしゃい。」といって入ってゆく。


お堂から壷をかかえてでてくるウノ。

「若様、手を離してください」とアラン。

壷をかかえたウノがその様子をみていた。

ジュワルが我に返り、アランの手をはなした。

痛そうなアランにすまない。

気をつけて帰るように。とジュワルは屋敷のなかへ。

「なにをしていたんだ!」

「べ、別に…」
ウノのかかえた壷をみて

「何?」
「わからん。とにかく帰るぞ」

紅蓮に呼ばれたジュワル。
「思っていたよりも良い子じゃなか。早くこの体を脱いでしまいたい。
おまえができなければ、かわりはいくらでもいるのだ。

よく、お聞き。おまえが私になにを望んだか覚えているだろう?
人として温かい家でねむり、温かいご飯がたべれて、
一目をはばからずにお母さんと呼べるようにして欲しいと。

そうしてやったじゃないか。なのに、この私の望みの一つも応えられないというのか!」

壷を前にアラン。いやな感じがすると。

パンウルに見てもらおうといいながら、横になってしまうウノに気が抜けたアラン。

「…そうね。じゃあ、あたしはこれで」と立ち上がろうとするアランに

「おまえが俺をみないのはしかたがないが、ほかのやつを見るのは我慢できん!」
「……。」

だまって、部屋をでるアラン。

天界で、玉皇上帝にもう一度やらせてください。というムヨン。
「無駄だ。」
「ウノ使道は何者ですか?上帝の扇をもっていたのはなぜです?
血縁を切ることができるものということですか?」

「そうだ」
「ウノの血縁というのは、ムヨヌの体が母ということなのですか?」
後半に続く