スヌーズレンとは、もともと重度の知的障害を持つ方々との関わりの理念として1970年代にオランダにある知的障害を持つ方々の施設で生まれ、発展してきた活動と理念を言います。
どんなに障害が重い人たちでも楽しめるように、光、音、匂い、振動、温度、触覚の素材などを組み合わせた部屋を作り、障害を持つ人のみならず、そばにいる介助者にとっても心地いい空間で一緒に楽しみます。
昨年度から1Fフロアの利用者が、空いた一室を使って一週間スヌーズレンを行なっていましたが、
2Fのフロアは空いた部屋もなく、なかなかスヌーズレンを行なえませんでした。
利用者からは「2Fの利用者もスヌーズレンをしたい!」との希望もあり、使っていないホールを遮光カーテンで締め切り
職員から寄付してもらったテントも使ってスヌーズレン空間を作り上げました
光る天井を見上げて「わぁ~」といった表情を浮かべたり
ニコニコしながら体を自由に動かしたり
はたまた昼寝を決め込んだり…
皆思い思いの過ごし方をしています
(職員も一緒に横になったりもしています…)
大勢で過ごす事の多い日中ですが、こうして少人数で過ごすのもいいものです