先日、講師を招いて所内研修「おむつのあて方講座」を開催しました
日々の支援の中で日常的に使っているおむつやパット類。
ちゃんとあててるはずなのに漏れがあったり、ずれていたり。
利用者の方はもちろん気持ち悪いだろうし、職員もがっくり…。
改めて排泄支援の基本中の基本を学ぼう!と今回研修を行う運びとなりました。
講師の方は八木大志(やぎひろし)さん。
大阪市旭区で「おむつ宅配便」という会社の代表をされています。
また、「松矢整形外科」でも非常勤の理学療法士として働かれているとの事。
もともとは支援の現場で働かれていたそうですが、日常の中でのオムツトラブルが多く、一念発起でオムツ宅配の会社に転職。
そして2年後、現在の会社を起ち上げたそうです。
○街中に外出する際、オムツの人は外出することが難しい事
→個室内にユニバーサルシートが無い場合が多く、長時間の外出の際、オムツを変えにくいという事が壁になりやすい
○大きな商業施設など以外では、いまだに和式だったり、多目的トイレがなかったりする。
旭区にある千林商店街のトイレマップを作ったり、勝手に清掃をする()という活動をしていたり
オムツにまつわるお話も面白かったですが
自分でパットに排泄して使用感を確かめる、などといった八木さん自身のバイタリティにびっくりするエピソードが色々ありました
そんなバイタリティの塊の八木さん。
パソコンを使った座学と
職員をモデルにした実技講習。
なんとなくで使っていたパット類ですが、正しい使い方をすることで、オムツやパット類の持っている力を発揮できる、
という事が改めて感じられた1時間半でした
今年度は職員全体の底上げを目指して色々と勉強していこうと思っています!!