ツボ

ツボと言っても、足の裏にあるツボではなく

壷でもなく

笑いのツボなのですが

いつもレッスンは分かりやすいように

身近なことに例えてみたり、

あえて分かりやすく大げさに表現することがあります。

先日、Ｉ君がどうしても1の指が、ガンガンあたって汚い音がするので

「ほら、爆弾ドッカーンって落とした音になってるよ～」

と言うと、「うへへドッカーンてなった？（笑）」と笑ってくれ

ついでに爆弾トークしつつ、音の響きについて突っ込んだレッスンをしてみたりと

楽しくレッスン内容を深めるきっかけになりました。


が、同じ状況になったＳ君に

私「ほら、爆弾ドッカーンって落とした音になってるよ～」

Ｓ君「・・・・」



ちょっとは反応あってもいいんじゃないかなと思いつつ

またまたガンガン音がなるので

私「1の指がしりもちついちゃってるんだよドッテンって」（ジェスチャーを加える私・・）

Ｓ君「・・・・」



もともと静かな生徒さんなので、無理をしてはならぬと

何事もなかったようにレッスンを続けていました。

すると今度は弱々しい音がするところがあったので

私「ちょーっと、音に元気がないね私に遠慮しないでしっかりひいてごらん」

生徒「（爆笑）」

えっ？今おもしろかったっけ？

笑いのツボが私の想像と違っていました。

さすがＳ君普段から感性が個性的なのです。

笑いのツボまで個性的だなんて、おもしろい

しかしこれを逃してはならんと突っ込んでレッスンしてみました。

いつもより反応あったかな・・

別に笑わせるために面白いことを言ったりするのではないのですが

雰囲気を和ませてみたり

想像力を膨らませるきっかけになれば

もっとピアノが楽しくなるのかなという思いで

いつもレッスンしています

ちなみに、上記の会話は例の一つです。

普段はもうちょっと気の利いた事言ってますので