人が死ぬ、ということはどういうことなのか。
「脳死」という問題に一時期興味を持って、何冊か本を読んだことがあります。
その時点で判ったことは、「よく判らない」ということ。
心臓が活動をやめてしまえば、血液が全身に回らなくなります。
その結果、各臓器…というよりも全身の細胞も、いずれは死滅します。
ですが、心臓が止まってから、すべての細胞が死滅するまでには時間がかかるわけです。
では、どの時点で「人の死」は完了するのか?
まだまだ曖昧な点が多いのですね。
この少女も、あるいは人の生や死に強い興味を持ったのかもしれません。
その好奇心をまっとうに生かせば、あるいはいい研究者になれたのかもしれません。
でも、きっと彼女には決定的な「何か」が欠けている。
それは後天的に習得しうるものなのかどうか、判りません。
ブログに書かれていたとされる文章を読みましたが、ああいう無機的な文章を書く人はたくさんいるでしょう。
彼女が特別だとは思いません。
報道されている家庭環境だって、特別にいびつなものだとも思えない。
「どうしようもない」事件は、時に起こってしまうものなのかもしれません。
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