あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

神田明神

2009-05-03 | 散歩
(悲しいよ、清志郎…)

かなりインパクトのある表情をされている大黒様。これは先日ふらりと立ち寄った神田明神にいらした高さ7mの大黒様のお顔です。

上京してからもうかなり経つというのに、しかもこの近辺には何度も行ったことがるのにもかかわらず、これまで一度も神田明神にお参りしたことがありませんでした。ここのお祭り(神田明神祭)は、かつて江戸の三大祭(赤坂山王祭、深川八幡祭)に数えられた江戸の粋を伝えるお祭りであり、祭り好きだからこれまでに来ていてもおかしくなかったはずなんですが…。

江戸総鎮守の神田明神は天平2年(730年)に現在の大手町に創建。元和2年(1616年)に現在の場所に移築され、江戸城の鬼門の守護神となりました。「神田明神下」と言えば、銭形平次の親分が住んでいたところと設定されてますので、ここの鳥居前をガラッパチの八五郎が「親分、てぇへんだ、てぇへんだ~!」って全力疾走しているシーンを想像するのも楽しいです。
その後、関東大震災や東京大空襲などで神輿や社殿が失われましたが、見事に復興。中でも珍しいのは、昭和9年に建立された鉄骨鉄筋コンクリート造りの本殿です。コンクリート製で耐火構造の社殿だったので、東京大空襲のときもわずかな損傷だけで戦災を耐え抜いたのだそうです。
都心にあるためかそれほど敷地は広くなく、周りには背の高いマンションがあったりするので、歴史のある神社ではあるけれど古めかしい感じは受けません。大黒様は昭和51年の建立だし、斬新なデザインの恵比寿様は平成17年の建立。やはり「若い」印象を受けるところです。

今年の神田祭は5月7日から。御神輿が出るのはは9日、10日。隣町が秋葉原になるので、秋葉原ならではの御神輿も出るのだとか。個人的には5月14日の「献茶式」と「明神能」、5月15日の「例大祭」にかなり興味があるんだけど、平日なので行ける確率はかなり低いなぁ~。
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4 コメント

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Unknown (村長)
2009-05-04 17:58:12
あれ、こういう顔の方、以前、会いましたよね。
でも、ちょっと違うか。
あれは「石ちゃん」でしたもんね。
それにしても、7メートルもあるんですか、こちら
こういう「改めての出会い」はうれしい。
散歩効果ですね。


それにしても、清志郎、ビックリしましたね。
新聞で見て「うそ~」って感じでした。
(でも、おかげで洋ちゃんの結婚が思いっきり潰されてましたよ)
合掌。
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てぇへんだ~♪ (ふうちゃ)
2009-05-04 19:27:37
この大黒様 うちの長男と同じ歳です~
息子も このくらい 耳たぶが良かったらなあ~~
神田って ほんとに 『江戸っ子』って いう感じですね♪
『ちい散歩』ならぬ『とみ散歩』ですね

早すぎるね…
拓郎さんが歌ってる『こころのボーナス』も
清志郎さんの歌だったのですね。
担任だった先生の「よく頑張った。ゆっくり休め」っていう言葉に 涙がこぼれました。
清志郎さん 安らかに…
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村長 (とみ)
2009-05-05 10:05:04
こちらの大黒様は高めの台座の上にいらっしゃいまして、それで7メートル。
大きさよりもこの表情に吸い寄せられました

洋ちゃんの結婚、スポーツ新聞だけじゃなくて、一般紙にも記事が載ってたんだから良いじゃん
洋ちゃん、おめ~
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ふうちゃさん (とみ)
2009-05-05 10:28:10
神田はすっかりビジネス街でビルばっかり。現在は「江戸」な香りがあまりしないんですよね。
それでも神田祭のときは、江戸っ子の粋な姿であふれるんだそうですよ。
今回ふらりと立ち寄った『とみ散歩』から感じたのは「知らない東京がたくさんある」ってことでした。
これからもたくさん歩きますよ~

YouTubeの情報、ありがとうございました。
優しくてまっすぐで正しい反骨精神を持ち続けた清志郎が大好きでした。
彼がいなくなったときに、日本からロックもなくなりました。合掌。
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