この10日間

ちょっと更新をお休みしてしまいました。お休みしていた10日ほどの間にいろんなことが起きたし、いろんな感情がグッチャグチャになっていて、決して穏やかな気持ちで過ごせたわけではありませんでした。でも、いつまでもそんな状態でいるわけにもいかないので。

まずは先月25日。こちらでもまるで滝つぼの中にいるみたいな勢いの雨が降りました。よく「バケツをひっくり返したような」と言いますが、そんなレベルではないくらいの降りようでした。
どうしてそこまで降らなければいけないのか、理不尽にもほどがありました。
その影響でまたしても被害が出てしまいました。この秋は災害ばかりで滅入ります。ちっとも楽しい気分になれません。どうしたものでしょう。

そんな中、少しだけホッとできることがありました。ここでもこれまでにチョイチョイ書いていましたけれど、来年のオリンピックのこと。酷暑の中でのオリンピックになることは間違いなく、「どこがアスリートファーストじゃ！」とずっと憤慨していたところ、競歩とマラソンが札幌で行われることが正式決定。いろいろな意見はあるだろうけど、私は「良かった～」とホッとしています。
東京の夏の暑さは本当に冗談ではなく尋常ではないのです。日本各地から仕事で上京してきた人と会うことがあるのですけど、沖縄の方が「東京の暑さは沖縄以上」と言い、お帰りになるときに「涼しい沖縄に帰ります」と言ったときは若干情けなかった。泣き笑いのような顔で答えることしかできませんでした。
もっと言えば、インド料理店のインド人オーナーが「インドより熱い。多分トウキョウが世界一」とうんざりした表情で言っていたときは爆笑でした。
もちろん東京で競歩もマラソンも見たいけれど、あの夏の暑さの中ではアスリートだけじゃなく観客も辛いからね。それなのに「朝顔や風鈴で涼を」とか、熱帯夜の深夜にスタートするとか言っているだけじゃ何の解決策にならないもの。
本当に心からよろしくお願いしますね、札幌。