朝倉が倒せない

　というフレーズを、『HF』で「朝倉」「朝倉」とメモ帳に打ち込みながら、中日の朝倉投手にまたしても抑えられて敗れ去る（これで7連敗？）のをラジオで聴いていて、『エアーマンが倒せない』のメロディに乗って思い浮かべていたTomです。しばらくぶりです。前々回更新で「なるべく間は空けない」と言ったくせに、舌の根が乾かぬうちに執筆ペースが落ちているという体たらく。（初回更新時に「舌の先」と書いてしまった……はずかしい）ごめんなさい。ほんとごめんなさい（平謝り）。こちらとしてもペースを少しでも上げていきたいのですが、どうしても煮詰まってしまって……orz。書こう書こうと思っても、第一部の頃みたく言葉がうまく出てこない……まるでどんなにヒットを打ってもタイムリーにならない拙攻カープ打線のようです。何とかしたいと思ってはいますが……。

　ちなみに、現在のカープはまさにどん底death。不甲斐ない打撃陣にこれまで何とか黒田不在でも頑張ってきた投手陣がついにプチンと切れて大竹はじめどんどん崩れていってます。特に昨日までの甲子園は酷すぎじゃぁぁぁ！！！阪神ファンが大半を占める職場でトラキチ共が無邪気に喜んでいるのを横目になんとも言えん惨めさをかみ締めておりました。

　何より悔しいのは、あのA（最早名を呼びたくも無い）が生き生きと楽しそーに活躍しているというこの現実。選手はもっと悔しがるべきです。そうでないと、「優勝するチームにいきたい」と言ったAの方が正しいことになってしまう。そんなことが許されてたまるものか。とにかく今年は、広島を、カープを、ファンを侮辱する言葉を残して虎の一員となった奴に「FAなんぞしなきゃ良かった」と思わせる戦いをして欲しいのです。究極には最後の市民球場で、虎の目の前で、ブラウンを胴上げして、優勝インタビューで「新井貴浩、ザマーミロ！！！」と言ってくれるのを夢見てる。……なのに、何だ！！

　金本ヨロシク、ボカスカ打たれやがって！！（ついでにその金本にも）

　ロートル相手に一点完投負けしやがって！！（JFKが出る幕もなかった）

　梵にいたっては梵（ボン）フライ打ちすぎ！！（東出よりもこいつを外すべき）



　昨日（17日）、雨で中止になって喜んでるカープファンはおそらく僕だけではないはず。ファンにそこまで思われている現状にみんな危機感を抱くべきだ。



　正直、ブラウンのちと頑固とも思える采配にも疑問が残るけど、カープファンでもある日本の偉大なロックミュージシャンの一人（と僕は思っている）『くるり』の岸田さんが日記で述べているように、まだブラウンの考えが選手に伝わりきってないだけかもしれないし、まだ期待は捨ててない。ただ、やっぱりここまでストレス溜まるとさすがのファンも暴動を起こしかねない。ここはキャンプ当初言っていた「走る野球」に立ち返って挑戦者の気持ちで取り組んで欲しい。一番・天谷、二番・赤松、三番・梵（こいつは八番か九番のほうがいいかも）の『赤いスーパーカートリオ』で果敢に攻めて攻めて攻め続け、それで負けるのであっても俺は応援し続ける。もう、失うものは何も無いはずだ。思い切った采配が今のカープには必要だと思います。

　とにかく、今日からの巨人３連戦は気合から負けることの無いよう。カープを３タテしてやっと調子に乗れて優勝できました（笑）　なんていう結末には決してならないように、頼みます！！





　さて、話は変わって『HF』。ようやく話が西の大陸に移りました。長かったなぁ（遠い目）。今回の話も基本的には原作を踏襲してますが、所々オリジナルの展開を入れてたりしてます。あと、『退屈』の「孤島症候群」の１シーンもちょこっと入っていたり。ただ、先述の通り、なかなかいい言葉が浮かばぬ中、突貫工事で書いたので、不満の残る点は結構あります。正直、あのオチの書き方もどうかなとも思っています。機会があったら書き直そうかな。でも、当面は遠い結末に向かって少しでも書き進めることに集中するつもりです。一人でもこの拙作を楽しみにしている人がいる限りは。もちろん、期待を裏切らないような文章に仕上げることも当然のことですが。

　雑談室やプリンスレなどの感想も可能な限り目を通してます。本当、暖かいコメントばかりで感謝です。正直な話、ボロクソに言われるかもと覚悟してたので。ところで、そのコメントの中に「みくるが可愛くてどんどん好きになる」というのがありましたが、『HF』のコンセプトの一つに、ハルヒや長門の二人に隠れがちな朝比奈さんのヒロインとしての復権というのがあって、意識的に可愛く書いていたので、目論見どおりにいけたようで嬉しかったです。あと、宝条（コンピ研部長）やルーファウス（生徒会長）のように『ハルヒ』では役職名しかないために原作の名前をそのまま使ってる奴らの呼び方についても意見を頂きました。たしかに迷い所なんですよね。生徒会長は「会長」ネタで何とかそれと分からせることができるけど、コンピ研部長は中々そうは行かなくて……。初回登場時には佐々木と間違えられたくらいだし。何らかの方法で「部長」と呼ばせてみようかなあ。

　ちなみに、第11章『ghost』の元ネタは例によって古明地洋哉の1st『灰と花』の収録曲にしてシングル曲からです。リンク先からもPVの一部が視聴できるので、時間のある方は是非。

　で、次回12章ですが、プリンにも書いたように、13章との前後編にする予定です。その関係もあって、一気に13章まで書いてから発表しようと思うので、また公表まで間隔があいてしまうことになるかと。『HF』を心待ちにしている人のコメントをまとめの雑談室で読むたびに申し訳なく思っておりますが、気長にお待ちいただければ幸いです。この話では古泉君がメインになる予定です。今回でガチホモ疑惑の出た彼が名誉挽回できるか（苦笑）。作者にも分かりません。

　最後に、『HF』関連のコメント返信をば。

＞まりもさん

＞このＳＳは面白いので
＞とても楽しみにしています。
＞更新頑張ってください。

　返事が遅れてすみません。さらに本編更新も。「楽しみにしてる」その言葉が、行き詰まって投げ出しそうになる僕の弱い心を奮い立たせる原動力になります。こんな作者ですが、最後までお付き合いいただければ、と。最近はカープに関する愚痴ばかりですが、また遊びにいらしてください。



　という訳で、本日はここまで。今からゴールドソーサーで遊んできます。Tomでした。