雑記 with α-Digital

メインは超望遠での動体撮影という
αデジタル使いの雑記帳です。

※写真はクリックで大きくなります。

G & ZA

2008-05-30 00:26:22 | Weblog
αマウント大口径標準ズームの双璧
・MINOLTA AF 28-70mmF2.8G
・SONY Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8 ZA SSM
が揃ったところで、『撮り比べ』を行ってみました。


テレ端・距離約85cm(28-70Gの最近接撮影距離付近)。

 

 

 
左列上:α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8 ZA SSM(70mm F2.8 WB:5500k)
左列中:α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8 ZA SSM(70mm F5.6 WB:5500k)
左列下:α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8 ZA SSM(70mm F8.0 WB:5500k)
右列上:α700+AF 28-70mmF2.8G(70mm F2.8 WB:5500k)
右列中:α700+AF 28-70mmF2.8G(70mm F5.6 WB:5500k)
右列下;α700+AF 28-70mmF2.8G(70mm F8.0 WB:5500k)
両レンズとも、さすがに開放での描写には甘さが見られます。
24-70ZAの方がほんのわずかシャープに感じますが、ボケは28-70Gの方がきれいです。


28mm(28-70Gのワイド端)・距離約85cm。

 
 
 
左列上:α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8 ZA SSM(28mm F2.8 WB:5500k)
左列中:α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8 ZA SSM(28mm F5.6 WB:5500k)
左列下;α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8 ZA SSM(28mm F8.0 WB:5500k)
右列上:α700+AF 28-70mmF2.8G(28mm F2.8 WB:5500k)
右列中:α700+AF 28-70mmF2.8G(28mm F5.6 WB:5500k)
右列下;α700+AF 28-70mmF2.8G(28mm F8.0 WB:5500k)
両レンズとも、合焦面は開放からシャープですが、やはり28-70Gの方がボケが素直で綺麗です。


全体的に28-70Gの画の方が、線が細く、コントラストが柔らかい傾向があると感じました。
特にテレ端での描写は、大きな差がありますね。
無限遠付近でのテストであれば、また違った結果になるかもしれませんが…。


Roses

2008-05-26 22:18:23 | Weblog
先週末は、不安定な天候の合間を縫ってバラを撮影してきました。

まず、α700に調整の済んだ28-70Gを装着して試写。


α700+AF 28-70mmF2.8G(70mm)


α700+AF 28-70mmF2.8G(45mm)

事細かに状態を説明し、α700まで預けたかいあって、当初の解像度が蘇りました!
これで一安心です…。

次に、24-70ZAで、もうひとまわり。


α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8ZA SSM(70mm)


α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8ZA SSM(70mm)


α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8ZA SSM(70mm)

クマバチを狙ってみました。

α700+Vario-Sonnar T* 24-70mmF2.8ZA SSM(70mm)

解像度の高さは28-70Gよりもう一回り上のように感じます。
28-70Gよりもずっと寄れるため、テレ端でマクロ的に撮ることも多くなります。

そして最後は、200マクロでじっくりと…。


α700+AF APO TELE MACRO 200mmF4G


α700+AF APO TELE MACRO 200mmF4G


α700+AF APO TELE MACRO 200mmF4G

開放値がF4と控えめなこともあるのか、描写は非常にシャープ。
ただし、被写体ブレと手ブレに注意しないと、眠い画を量産するはめに…。

1時を回った頃、曇り空から大粒の雨が落ち始めました。
もちろん、撮影の続行は不可能…。
あわてて撤収し、事なきを得ました。

次回は、GとZAの大口径標準ズーム詳細テスト結果をアップする予定です。

旧街道

2008-05-21 22:12:57 | Weblog
スキルアップのため、先週から、品川で開催されていたセミナーに参加しておりました。
ここまで集中して『学習』したのは久々です…。

カリキュラムが終わった後は、毎日のように街をぶらぶら。

DiMAGE Xt
すぐ近くが旧東海道でした。

品川宿の中ということもあってか、かなり細い道です。

DiMAGE Xt
お寺も近くにある、良い雰囲気の場所。

時代を感じさせる住所表示看板

こういったものもしっかり残っているところにまた風情が…。


セミナーも全日程が終了し、今週末からは心おきなく撮影に臨めます!

2年連続で…

2008-05-11 22:03:34 | Weblog
GWも終わりの4日は、ようやく天気も回復。
そこで、渡りの途中で羽を休めるシギ・チドリを観察するべく、葛西臨海公園へ向かいました。
メインの機材はもちろんロクヨン(600mmF4)です。

朝、家を出る時は曇りだったのですが、葛西臨海公園駅に到着してみると霧雨が…。
しかしまあ、ここまで来てしまうと、あっさり諦めて帰る訳にはいきません。
とりあえずウォッチングセンターに向かいます。

霧雨を避けているのか、いつもより人の多いウォッチングセンターで、とりあえず機材を準備。
風が強いので、霧雨が屋根の下まで侵入してきます。
レンズキャップすら外せない状態ですが、天候回復を祈ってひたすら待ちます。

そのうち、霧雨が止みました。
とはいっても、北風が強く吹き、肌寒く感じます。

諦めずに待っていると、セイタカシギがやってきました。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G+AF 2×TELECONVERTER APO II
番で巣の位置決めをするような行動を始めました。
♀は去年繁殖した個体と一緒ですが、♂が違います。

そして夕刻、交尾に至りました。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G+AF 2×TELECONVERTER APO II
昨年よりも2週間ほど早いです。
まさか今年も交尾が見られるとは…。

昨年とは違うアングルで。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G+AF 2×TELECONVERTER APO II
今回は♂が♀の右側に降りましたが、基本的な行動は昨年と同じ。
交尾の後、嘴を絡ませるところまでがこの種のの交尾行動なのですね。

肌寒い中、薄着で耐えた甲斐あって、今年も貴重なシーンを観察することができました!

トレーニング再開

2008-05-04 01:01:48 | Weblog
α700が戻ってこないまま、とうとうゴールデンウィークに突入。
そのぶん28-70Gをきっちり調整してくれていてくれているのだとは思いますが…。

29日は、ロクヨンを引っ提げて自然公園へ。
久しぶりのα-7D+超望遠ということになります。

いつもの自然公園は人でいっぱい。
特設ステージでヒーローショーが行われていたり、その周りで食べ物が売られていたり、普段と雰囲気が全く違います。

カワセミポイントで砲列に加わる前に、池の端で。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
ハナショウブの時期ですね、もう…。

公園の賑わいに、カワセミもなかなかやってきてくれません。
来ても、餌を捕ったらすぐに飛び去る始末。

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
いつもの通り、X FINE L で撮って出しです。
α700でもここまできっちり画を追いこみたいのですが、まだなかなか…。

威嚇!

α-7D+HS AF APO TELE 600mmF4G
縄張りの中に侵入した他の個体を発見し、臨戦体勢に。
この後、その個体を追いかけて去っていってしまいました…。

久々のα-7Dでの撮影は、『動体を追いかけるのがこんなに難しいことだったかな…』と感じさせてくれます。
でも、かなりいいトレーニングになりますね、これは。

近くに来たものは何でも被写体に…。

α-7D+HS AF APO TELE 200mmF2.8G
オランダガラシ(クレソン)の花にやってきたアオスジアゲハ。
あまりにもカワセミがやってこないので、私だけでなく、他の方も抜け出して撮っていました。


人が多い日は、砲列に驚いた方に話しかけられる頻度も高くなります。
この日は、高校の写真部だというグループと話をする機会がありました。
ほぼ全員が銀塩機だったので、さもありなんという感じ。
その中には、α5700iとαSweetを持った2名のミノルタユーザーが!
せっかくの機会なので、レンズ沼の奥底を体感していただきました(笑)。